猫もアンチエイジング!『抗酸化作用』のある栄養素を取り入れよう

猫もアンチエイジング!『抗酸化作用』のある栄養素を取り入れよう

猫は元々可愛い顔立ちから若々しく見られやすい動物のようです。心身ともに活き活きと生活してもらうためにも「抗酸化」に着目してみませんか?

酸化とは?

ハテナマークがいっぱいの猫

生きるために大変に重要な酸素は、一部分が人間や猫など動物の体内に取り入れられると他の分子と結びついて酸化力の高い「活性酸素」という物に変化します。

活性酸素は身体に必要な物もあり常に体内でコントロールをされています。しかし紫外線やストレス、加齢による機能低下によってコントロールがきかなくなり活性酸素が体内に溜まってくると、大きな病気の元になったり健康な細胞を攻撃したりと活性酸素が悪さを始めます。この流れを「酸化」と言います。

抗酸化とは?

眼鏡をする猫

酸化に対抗する事を「抗酸化」と言います。抗酸化には活性酸素をなるべく溜めないようにすること、そして存在している活性酸素を減らす事の二つが考えられます。

ストレスを溜めないようにする、紫外線に当たり過ぎないように注意するのと同時に「抗酸化成分」の含まれる食べ物を摂取することも有効になります。

抗酸化成分とは?

トマトとトマトジュース

主な抗酸化成分としてはビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、リコピン、βカロテン、ルテイン、タウリンなどです。

身近なところでは、リコピンはトマトや柿、βカロテンはカボチャや人参などに含まれています。タウリンは猫が身体の中で合成する事ができないので、総合栄養食であるキャットフードにはほぼ含まれています。

食事やおやつとして

人参を見つめる猫

体内バランスが保たれていれば、改めて「抗酸化作用」にこだわる必要はありません。しかし少し気になる猫の様子やちょっとした仕草から獣医師に相談して、猫のおやつや食欲不振の猫に抗酸化成分入りの食べ物を与えるのも一つの方法かもしれません。

猫に危険ではない食べ物で、猫が好みそうな抗酸化成分の含まれる食材を選んであげましょう。積極的に取り入れる場合は、猫専用のサプリメントがおすすめですが、かかりつけのお医者様に相談してからにしてくださいね。

まとめ

トマトと猫

猫もアンチエイジング!『抗酸化作用』のある栄養素を取り入れようについてお伝えいたしました。

愛猫に元気に暮らしてもらうために、日々奮闘中の飼い主さんは多いと思います。大きな変化も大切ですが、小さな変化で大きな効果の出る事も沢山あります。

抗酸化作用の食べ物も一つの選択肢として、皆様と猫ちゃんたちにお役に立ちますようにお祈りしております。

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