シニアペット保険の特徴
アニコム損保よりペットのシニア専用の保険「どうぶつ健保しにあ」が、2019年の9月17日より販売スタートしました。
シニア保険というと、従来の保険とどのように違うのかが分からない飼い主さんも多いと思いますが、簡単に言ってしまうと犬や猫などのペットが8歳以上である場合に入れる保険となっています。
「どうぶつ健保しにあ」は、これまで保険に入りたくても様々な事情から入れなかったという飼い主さんや、高齢が理由で、ペット保険に入りたくても入れなかったというペットのための、新たな選択肢として登場しました。
従来のペット保険は若いうちから加入しなければならないので、補償が充実していても無駄だと思ってしまう要素があったかもしれません。「どうぶつ健保しにあ」なら必要な年齢になってから加入出来るので、不安要素や無駄が少ないイメージのある画期的な保険だと言えます。
ペット保険問題の解決策へ…
ペット保険問題は知っていますか。ペット保険は飼い猫の平均寿命がどんどん延びてきたために登場したと言われています。それもそのはず動物医療の発達は目まぐるしく進んでいき、ペットは今や長生きして然るべきだという風潮が強くなってきました。
その反面、飼い主への医療費の負担増加が問題となっていました。医療費の負担を軽減するためにペット保険が登場したのですが、年齢制限や高額な保険料そして複雑なサービス内容によって、取っ付きやすさに欠けていました。その結果、健康な期間の方が長いからという理由で、ペット保険の加入を断念する飼い主も多かったのです。
しかしシニア専用のペット保険「どうぶつ健保しにあ」では、年齢条件さえ達成していれば入りたいタイミングで加入出来るので、本当に医療費の掛かるシニア期に差しかかったタイミングで加入する事が出来るようになります。
シニア期向けの保険なのに、保険料が1010円からとリーズナブルなのもポイントです。「どうぶつ健保しにあ」は、ペットの高齢化による飼い主の経済的負担を和らげる解決策となっていくと思います。
具体的なプラン例
「どうぶつ健保しにあ」の補償内容は大きく分けて2つあります。ひとつは70パーセントプラン、もうひとつは50パーセントプランです。
今回は50パーセントプランを例に、料金と補償内容をシミュレーションしていきます。
まず、8歳のスコティッシュフォールドの保険料は、50パーセントプランだと月々1010円となります。1010円の保険料で受けられる補償内容は、入院であれば1日あたり1万円の補償を受け取る事が出来ます(ただし1年に20日限りという期限が設けられています)。
次に手術は年2回まで。1回あたり最高10万円の保険料を受取る事が可能です。
50パーセントプランであれば、最低限の補償はカバー出来ると考えます。また、更に補償内容を充実させたい人は70パーセントプランも検討すると良いでしょう。
まとめ
シニア期こそペット保険が大切です。是非加入を検討してみて下さい。