猫ちゃん用術後服
愛猫が手術を受けた際、病院で獣医さんに着せてもらった術後服をすぐにボロボロにしてしまったので、使わない布地をリメイクして作ってみました。
術後服の材料
必要なもの
- いらなくなった布地
- スナップボタン
- ハサミ
- 裁縫道具
あると便利なもの
- ミシン
- バイアステープ
術後服の作り方
材料となる生地を用意する
今回はフリース生地のひざ掛けを使いました。
他にもタオルやTシャツなど、柔らかく軽めの生地であればOKです。
裁断しやすい大きさや形に切っておくと便利です。
生地を裁断する
生地を中央で縦半分に折り、写真のような形にカットします。
上の方の横幅は猫ちゃんの首周りの長さにプラス3〜4cm、下の方の横幅は胴回りの長さにプラス5〜6cm
縦幅は猫ちゃんの首の後ろから尻尾の付け根の少し手前までの長さが目安です。
裁断すると写真のような形になります。
体型に合わせて調整
裁断した生地を、猫ちゃんの体に当てて調整します。
首周りや脇周りが窮屈だったり、裾が長すぎる場合は少し多めにカットします。
端を縫う
ほつれやすそうな生地の場合は、ふちをジグザグミシンで一周縫っておくと安心です。
今回使ったフリースや、カットソー等であれば、切りっぱなしで大丈夫です。
写真の部分を端から1cm〜1.5cm折って縫います。
スナップボタンを付ける
スナップボタンの上になる方を左側の裏面に、下になる方を右側の表面に縫い付けます。
完成
お腹の下を通して、首の後ろと背中でスナップボタンをとめて着せます。
着せてみた感想
お洋服が苦手な子なので心配でしたが、なんとか着てくれました。
背中で止める形にしたことで、着脱がしやすく、じっとしていられない愛猫でも簡単に着せることが出来ました。
動き回る時に少し窮屈そうだったので、今度は伸縮性のある生地で試してみたいです。
まとめ
お裁縫は得意な方ではないのですが、短時間で簡単に作れました。
今回は首と背中の合わせの部分のみ折り返して縫ってありますが、首周りと脇周り、裾も同じように縫うか、バイアステープを付けるともっと見た目がキレイになります。
猫ちゃんの気に入りそうな着心地の生地を使ったり、すぐに脱いでしまう子には少しタイトめに作ったりと、その子に合わせたものを作れるところが手作りの良いところだと思います。
心身共にデリケートになりがちな手術後の愛猫の為に、何か出来る事はないかと考えていましたが、お家にあるもので楽しみながら工夫してあげる事が出来ました。