動物病院推奨の術後服(猫用)を徹底被比較!それぞれの特徴をご紹介

動物病院推奨の術後服(猫用)を徹底被比較!それぞれの特徴をご紹介

避妊手術後の一週間、傷口を舐めないようエリザベスウェア(術後服)を着せて乗り切ろうとお考えの飼い主様の為に動物病院推奨の2タイプを検証致しました。愛猫は術前検査の結果で一度手術が延期になりその間に成長し買い替える必要が出た為2タイプの術後服を試着することができました。着用の様子や使い勝手についても詳しくお伝えさせて頂きます。

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動物病院で推奨されている術後服を徹底比較

エリザベスカラー派の方針の動物病院もありますが、動物病院が猫用として推奨しているエリザベスウェア(術後服)でよく見聞きする2タイプについて検証させて頂きます。

愛猫は、年末に黄色のレオタード風のタイプの方を購入しましたが、1/5に避妊手術当日、術前血液検査で異常値があった為手術が延期となり、2/1に無事避妊手術終了となりました。

その間に成長してしまって年末に購入した術後服はただでさえジャストフィットしていたものが、さらに相当パツパツになってしまいました。別のタイプにも興味津々だったのでピンクの方も購入して、おかげで両方試すことができました。

お腹側

サイズ的には、黄色よりピンクがワンサイズ上です。

#術後服お腹側#

どちらもお腹側のデザインはすっきりしていて、体調不良でゆっくり寝て過ごす時にも邪魔になることはありません。傷口に触れる生地の裏地もそれぞれ工夫されていました。

背中側で留めるマジックテープはどんな形?

どちらも背中側で留めますが、ここが大きく違うデザインです。ピンクの方はお尻から腰を覆うような形なのに対し、黄色の方は両脇から覆って背中の中心で留める形です。

マジックテープの形状もこんなに違います。

#背中側のマジックテープの形状#

前足と後ろ足部分のゆとりは?

前足の袖ぐりはこんな感じです。

#前足のゆとり#

ピンクの方は身ごろの布と袖口は同じ生地なのに対し、黄色の方は、袖口の縁取りがトレーナーの袖口のような生地になっていてぴったりしています。

後ろ足の部分も同様です。

#後ろ足のゆとり#

ピンクの方は身ごろの布と袖口は同じ生地で軽くゴムが入っているのに対し、黄色の方は、袖口の縁取りがトレーナーの袖口のような生地でゆとりは少なめです。

着用する時の形状と手間は?

着用させる前の状態です。

#着用する時の形状#

どちらもまず最初に上部の穴に頭を通し、次に前足を穴に通します。

そして次の工程が両者大きく異なります。ピンクの方は中央部の穴に尻尾を通し腰を覆ってマジックテープで留めて完成なのに対し、黄色の方は後ろ足を各穴に通して両脇から覆ってマジックテープで留めて完成です。

愛猫の場合は、頭を通して前足を通すだけでも大騒ぎでしたので、後ろ足まで通すタイプは少々大変でした。

生地

黄色い方の表面の生地は伸縮性や風通し重視のメッシュ風、内側は肌触りが良いです。(ポリエステル100%、部分使い綿95%、ポリウレタン5%)。

ピンクの方の生地は、開腹手術後の傷口にあたる腹部には通気性の良いガーゼ、背面は伸縮性のあるニット生地です。

愛猫に着用させてみた結果

黄色い術後服

#黄色い術後服#

着るのが大変

このデザインはピッタリとフィットするタイプなので、大暴れする子だと着せるのに一苦労です。愛猫の場合、頭と前足を通す段階で抵抗したり逃げたりした為、さらに後ろ足を両足通すまで時間がかかりました。でも一度着てしまえばフィット感は抜群です。

絶対に自分では脱げなそう!

脱いだり傷口をなめられないようにする最大の目的を果たす為の工夫されたデザインで手足のゆとりがほとんどなく、袖ぐり部分もトレーナー生地のような布地なので、キュッと閉まってずれません。愛猫は少々窮屈そうでした。

傷口を舐められないよう工夫されたデザイン

一度着せてしまえば猫さんがあれこれやっても、傷口を舐められないような作りでフィット感はとにかく抜群。ずれない安心感があります。

脱がせるのも一苦労なので、毎日傷口の様子を確認するのが大変そう

ピッタリとしてずれない術後服なので、隙間からちらっと傷口を見るのが至難の業かもしれません。愛猫の嫌がりっぷりから想像すると、お腹に痛みがある時に抵抗させたり無理な体勢をとらせながら毎日脱いだり着せたり?

あまり嫌がらない猫さんなら問題ないかもしれません。

ピンクの術後服

#ピンクの術後服#

黄色の術後服は小さくなってしまったので、実際にこちらのピンクの術後服を一週間着て過ごすことになりました。

傷口を確認しやすい作り

第12因子欠損症で先天的な血液凝固異常の為、普通の猫さんより血が止まりにくいので術後は毎日お腹に内出血ができていないか確認しなければなりませんでした。

後ろ足回りにはゆるいゴムが入っていて少しゆとりがあるデザインなので、脱がせなくても隙間から傷口やお腹の状態を確認することができました。

このようにだいぶ上の方までたくし上げることができますので

#足まわりの状況#

猫さんが元気になってきたら自力で多少ずらせます。

でも愛猫の場合、多少ずらせても傷口までは届かないので問題はありませんでした。

着せたまま通院しても診察がスムーズ

途中で一回、傷口まわりの経過観察をして頂く為に通院しましたが、脱がさなくても腰のマジックテープを外して尻尾を抜けば簡単に腹部を見せることができるので、便利な作りでした。

この背後のマジックテープを外せばすぐにお腹を出せます。

#背後のマジックテープ#

多少ゆとりがあることでラクだった様子

絶対にずれないことを重視する方は黄色の術後服が良いかもしれませんが、一週間近く着ていることを考えると、多少ゆとりがあった方が猫さんはラクかもしれません。

しかしゆとりがあり過ぎると自分でずらしたり傷口に届いてしまうので、大きさやデザインの選び方は慎重になりますよね。愛猫はピンクの術後服で無事一週間過ごせました。

まとめ

#愛猫の術後服#

今回たまたま2タイプを試着させて頂く機会ができたおかげで、信頼できる術後服は猫の特徴をよく考えられていて、さまざまな工夫が凝らされていることがわかりました。

いたずらで活発な猫さんの場合はとにかくずれなくて自分でいたずらができない黄色の術後服のタイプが良いかもしれませんし、我が家の愛猫のように毎日腹部を広範囲チェックしなければならない場合は、ピンクの術後服のタイプの方が猫に着脱のストレスをかけないで済むかもしれません。

今は良い商品がたくさん出ていますので、愛猫さんの特徴や病状に合わせてぴったりなものを選んであげられると良いですね。