猫の避妊手術には術後服が必要
わが家のニャンコも7ケ月になり 避妊手術が必要なお年頃に。
なるべく愛猫の負担を少なくするために選んだ手術は腹腔鏡手術。猫のお腹に三箇所の各5ミリほどの開腹で済み、術後も一週間で抜糸できるというものです。(腹腔鏡手術はまだまだ行っている動物病院は少ないようでした。うちの県ではその病院のみでした。)
その手術であっても一週間 猫は術後、猫が傷口を舐めたりしないように 服を着用しないといけない、購入すれば3000円程かかるとのことでした。そこで 猫にかわいい術後服を手づくりしてみました。
猫の術後服の作り方
術後服の大事な点は3つ。
- 術後の傷口がすっぽり覆われること。
- 猫がストレスなく着用できること。
- そのままトイレが出来ること
その3つに留意して材料に選んだのはふわふわマシュマロ生地で出来た人間の腹巻き。こちらは300円均一ショップで購入。
のびが良くて肌触りもふわふわなので猫ちゃんも嫌がらず着てくれるのではないか、と選びました。
腹巻きはポケットが付いているタイプでしたので使用するのは反対側を。
猫ちゃんのサイズ確認。ストレスなく着てもらうためにはキツすぎず 簡単に抜けてしまわないような程よい加減が大切です。
腹巻きの縦幅はニャンコのお腹は覆ってくれてトイレは可能というぴったりの大きさ。あとは各猫ちゃんの胴回りサイズにあわせてあげましょう。
サイズが決まったらハサミで裁断します。
なにしてるの〜??
どうしても作業してるのが気になりニャンコがやって来ました。
あなたのをつくってるのよ。
さて、どこまで意味がわかっているのでしょうか…。
筒状に縫います。この縫い付けはしっかりと。
裂けたりモケモケが出てこないように 本返し縫いとまつり縫いで縫い付けました。
筒状になった生地に猫の足を通す4つの穴をハサミで開けます。後ろ足は少し広めに切り取った方が ニャンコは動きやすいかもしれません。
ただ大き過ぎると脱げやすかったりするので ここは慎重にしないといけない作業です。小さめに開けてから着せてみてジャストサイズを見計らってから 再度脱がしてカットする方法で完成させました。
果たしてジャストサイズになったでしょうか?
着てくれました!
トイレも可能です。ふわふわのマシュマロ腹巻きは術後の傷口部分をやさしく覆ってくれます。
このあと手術前の健診で動物病院の先生にもみてもらい、この術後服は使用OKとのことでした!
まとめ
手術が何事もなく終えられて本当によかったです。この後 一週間 ふわふわマシュマロ腹巻き服も無事着用し続けることができ 傷口が化膿したりすることもなく 抜糸の日を迎えることができました。
手術は猫ちゃんにとっても 飼い主さんにとっても一大事の出来事ですね。筆者の場合、手術に挑む猫ちゃんに何か出来ないか というエネルギーをつかって完成させた感じがします。
かわいいふわふわのマシュマロ腹巻きで猫ちゃんのストレスない術後服を ぜひ手づくりしてみてあげてくださいね!