エリザベスカラーとは?
そもそもエリザベスカラーって何よ?とお思いの方もいるかもしれませんね。エリザベスカラーとは、猫ちゃんが手術したり怪我をしたりした時、傷口を舐めないように首に巻くプラスチック製のアレの事です。
病院で装着してもらうエリザベスカラーは猫ちゃんにとっては若干サイズが大きく、確かに傷口は舐められないかもしれませんが、その代わりご飯やお水も飲みにくく、猫ちゃんの動きをかなりセーブされるのでストレスも溜まりやすいです。
そこで!大きいなら小さいのを手作りで作ってしまえばいいと、たくさんの飼い主様がDIYするべく立ち上がっているのです。
エリザベスカラーを手作りする方法
エリザベスカラーを手作りする4つの方法と、手作りする際にあると便利な物を一緒にご紹介していきたいと思います。
型紙を作る
厚紙、クリアファイルなどを使って作る場合はまず型紙から作ります。
①カレンダーなどの大きめな紙を用意し、猫ちゃんの首まわり、顔の長さ、顔まわりを測ります。
②測ったら、紙の真ん中に印をつけたら、その印を中心に外側の円、首回りの円と書いていきます。
③首回りの円は測ったサイズより若干大きめに書きます。
④円の1/6部分をカットし、これで型紙は完成!
⑤厚紙やクリアファイルなどの素材をカットしたら、切り口で怪我をしないようにテープなどで保護してあげましょう
⑥とめる部分にマジックテープや強めの両面テープを貼れば手作りエリザベスカラーの完成です。
マジックテープ
こちらのような貼るだけ簡単マジックテープがオススメです。既にカットされているので手間なしですね。
タオルでエリザベスカラーを手作りする
①フェイスタオルを猫ちゃんの首回りの幅までカット、又は折り曲げてくるくる巻きます。
②筒状になったら解けないように糸で縫いつけ、端と端を合わせてドーナツのようにしたらそこも縫います。
③後で調節出来るように、端と端はボタンやマジックテープにしても良いかもしれませんね
スナップボタン
縫い付ける時はちょっと大変かもしれませんが、付けてしまったらあとはパチっと止めるだけ!着脱がとても簡単になります。
ボタン
デザイン性にこだわりたい!と言う飼い主さんにはこちらのような可愛いボタンがオススメです。着脱する時に音がないところが猫ちゃんにとっても嬉しいですね。
カップ麺でエリザベスカラーを手作り
え!カップ麺?!と驚かれるかもしれませんが、これがまたよく出来ているのです。作り方はとっても簡単!
①まずカップ麺の中身は美味しく食べちゃいます。
②よく洗ったら、底の部分をまぁるくカット
③あとは猫ちゃんの頭にスポッとかぶせてハイおわりです。
カットする時にあまり大きい穴だと抜けてしまうので、最初は小さく切り抜いて徐々に大きくしていくのが良いかと思います。
マスキングテープ
カップ麺の名前が気になる…そんな時は、可愛くアレンジしてしまいましょう!白い紙を貼り付けて、その上からマスキングテープを貼ればカップ麺エリザベスカラーも可愛くなりますよ。
シャンプーハット
子ども用のシャンプーハットもエリザベスカラーの代用に大活躍してくれるんです!
①まずは猫ちゃんの首回りを測ります。
②シャンプーハットの余分な部分をカットします。
③端にはマジックテープを付けてあげると微調節が可能に。
シャンプーハット
元々キティちゃんの絵柄付きでとっても可愛い。並々になってるのでカットもしやすいです。
エリザベスカラーを手作りする時の注意点
傷口を舐める
猫ちゃんにストレスがかからないようにと気を使った結果、エリザベスカラーを付けているのに傷口に届いてしまうことも。これでは何のためにエリザベスカラーを付けているのか分からなくなってしまいますよね。
猫ちゃんは体が柔らかいので、頭を使ってなんとか傷口を舐めようと横着する子もいます。装着後も本当に傷口に届かないか、しっかり確認するようにして下さい。
自力で外す
苦しくないように…とエリザベスカラーの首回りをゆるゆるにしてしまうと、猫ちゃんが自力で外してしまう可能性があります。動いても違和感を軽減出来るように、微調節が出来るようにしてあげると良いですよ。
首に当たる部分はしっかり保護
かたい素材のものですと、壁や物にエリザベスカラーがぶつかった時、猫ちゃんに衝撃がいきます。首回りは柔らかいものでしっかり保護し、クッションの役割のものを用意してあげましょう。
まとめ
エリザベスカラーを作るなんて難しそう…と最初は敬遠していた方も、「これなら不器用な私でも出来るかも!」と思われたのではないでしょうか?
エリザベスカラーは、怪我や病気の時だけではなく、猫ちゃんに薬を飲ませる時や爪を切る時などちょっとした時にも使えるのでひとつあるととっても便利なんです。
猫ちゃんの急なトラブルにも対処出来るよう、愛猫ちゃん専用のエリザベスカラーを是非、手作りしてみて下さい。