猫の暖房器具の選び方
品種にもよりますが、猫は比較的寒い環境が苦手です。日本国内でも真冬になれば氷点下を記録する地域も多いため、寒がりな猫にとって暖房器具は必要といえるでしょう。ということで、今回は猫の暖房器具について詳しく紹介していきます。
まず、猫の暖房器具を選ぶ際に「どのような暖房器具を選ぶべきか」という点をおさえておく必要があります。猫用の暖房器具はたくさん出ており、暖房器具のタイプによってその特徴も大きく異なるため、選び方のポイントを各タイプの紹介と併せて説明しましょう。
猫の暖房器具の種類と選び方のポイント
暖房器具の種類
猫の暖房器具は大きく分けて以下の4つのタイプに分けることができます。
- 湯たんぽタイプ
- カーペットタイプ
- ベッドタイプ
- コタツタイプ
湯たんぽタイプ
湯たんぽタイプは、電源を必要としないお湯で温めるタイプの猫の暖房器具です。自然な暖かさを保つことができ、放置しておけば徐々に温度も下がっていくため、やけどの心配がありません。
カーペットタイプ
カーペットタイプは電源を必要としますがその分暖まる速度が早く、湯たんぽのように温度が下がっていくという心配も必要ありません。
低温やけどを防ぐために時間が経ったら電源を落とせる仕組みになっている商品もあるため、長時間暖かさを保ちたい場合におすすめです。
ベッドタイプ
ベッドタイプとは、猫用のベッドやソファーとして活用できる猫の暖房器具のことです。こちらも電源は不要で、もこもことした暖かい素材を使用していることが多いため、自然な暖かさを保つことができます。
電源のある猫の暖房器具に比べると暖まるまでの速度は落ちてしまいますが、こちらも低温やけどの心配をする必要ありません。
コタツタイプ
コタツタイプは電源を必要とするコタツ型の猫の暖房器具です。「猫はコタツで丸くなる」という歌詞があるように、猫はコタツを好む生き物。猫用のコタツとして作られているものは温度も低く、低温やけどにならないよう作られています。
少々サイズの大きい猫の暖房器具ではありますが、ある程度スペースを確保できる家ならば問題なく使えます。
選び方のポイント
上記のように、猫用の暖房器具といっても種類はさまざまですし、特徴も異なります。
「電気代を節約したい」「できるだけ自然な暖かさを猫に提供したい」というのであれば、湯たんぽやベッドのタイプがおすすめです。
それよりも「できるだけ早く暖まる暖房器具が良い」「暖かさを持続できる器具が良い」というリクエストがあるのなら、カーペットやコタツタイプを選ぶとよいでしょう。
猫の暖房器具のおすすめ4選
猫の暖房器具の選び方について紹介しましたが「商品の数が多すぎて、どれがおすすめなのか分からない」という人もいるでしょう。そんな方のために、特におすすめの商品を4つピックアップして紹介します。
ドギーマンの「レンジでチンしてぽっかぽか」
こちらは湯たんぽタイプのペット用暖房器具です。ただ、お湯を入れて温める仕様ではなく、電子レンジで温めることによって使用することができるタイプとなっています。
一度電子レンジで温めれば長時間温度を持続することができるため、お出かけ中や就寝時の使用にもうってつけです。
電子レンジで温める際は専用のタッパーに入れてチンすることができるので、衛生的な面でも安心して使えます。また、湯たんぽのカバーは取り外して洗濯することも可能です。
猫の抜け毛やにおいが気になる場合はすぐに洗うことができるのもメリットのひとつといえるでしょう。
Lesypetの「ペット用ホットカーペット」
こちらの商品はカーペットタイプの猫の暖房器具に該当します。カーペットとは別にリモコンがついており、7段階で温度(25~55度まで)を維持することができます。
かなり高い温度でも維持することができるため、特別寒い時などにも活用できる便利な猫の暖房器具といえるでしょう。カバーは取り外しできるようになっており、ヒーター本体は防水加工もされているため、猫が粗相をしてしまった場合でも問題ありません。
Dopetの「ペットベッド」
こちらはベッドタイプの猫の暖房器具です。マカロンのような形をしており、猫のからだ全体を包み込むような設計になっているのが大きな特徴といえるでしょう。
もこもこの暖かい素材を使用しており丈夫に作られているので、猫が思いっきり引っ掻いたり、嚙んだりしても簡単には壊れません。クッション部分には弾力性のあるスポンジ素材を使用しているため、型くずれが起きにくく、長い間使うことはできます。
ドギーマンの「遠赤外線 ペットの夢こたつ」
こちらはコタツタイプの商品です。遠赤外線によって熱を保つ仕組みがとられており、猫にヒーター部分が直接猫に当たることがないように設計されているため、ヒーター部分に接触してやけどを起こす心配はありません。
8時間程度つけっぱなしでいても、電気代は約4円で済む省エネ設計になっているのも嬉しいポイントです。可愛らしい星柄のこたつ布団もセットでついているため、ポップな雰囲気を持つ冬用インテリアとしても活用することができます。
まとめ
持続できる暖かさは商品によって大きく異なってきます。なので、どの暖房器具を用意すれば愛猫にとって良いのかじっくり考えた上で購入を決めるとよいでしょう。もし商品選びに迷った場合は、今回紹介した商品などを参考にしてみてください。
また、商品によっては長時間使用することによって低温やけどを起こす可能性もあります。最近はそのような商品も減ってきてはいますが、できるだけ安全性を考慮した猫の暖房器具を選ぶのも大切なポイントです。
20代 女性 茶々
熱源は自分の体温なので火傷や火災の心配がなく、私や猫ちゃんにピッタリだと思っています。
冬の暖房設定温度は14度ですが、ちびっ子達は元気一杯に動き回っていますし、大人達はマッタリとしています。