ワクワク感いっぱいのキャットタワーを作ってみました!
ダンボール箱の大きさは宅配便サイズ
ダンボール箱の大きさはホームセンターで販売しているサイズ表記で、宅配便サイズを使いました。あまり大きいサイズのダンボール箱を使うと、強度が下がってくるので注意が必要です。我が家では出張先からの引っ越しのために購入した箱を使ってみました。
- 大きなダンボール箱は強度が下がる
- 一番長い辺で30~40cm以内の大きさがベスト
- 新しく購入しなくても、古いダンボール箱で十分
ダンボールキャットタワーを作る時の材料
- 同じ大きさのダンボール8~10個(W30~40cm以内の大きさ)
- ガムテープ(布タイプ)
- カッターナイフ(大きいサイズ)
ダンボール箱は購入しても良いですし、再利用でもOKですが、ガムテープは必須です。あとは大きめの「カッターナイフ」。よく目にする紙を切るための小型タイプではなく、ダンボール箱が切れる大型の刃のタイプです。
ホームセンターでカッターナイフ売り場に行くと、小型(普通の)か大型のバリエーションが主ですので、すぐにわかると思います。
※ガムテープは紙タイプではなく、「布」タイプが接着力抜群です。
さあ、ダンボールキャットタワーを作ってみましょう!
実際に作った時は私も夢中だったので、製作風景の画像は残念ながらありません。でも、それほど難しくはないのでやってみましょう。
1.ダンボール箱の数を並べて完成イメージを作る
図面を描いてイメージしても良いですが、まずはダンボール箱の数を8~10個くらいで始めると、かなり充実した大きさになるので、置きたい場所に並べたり重ねたりして、「形」からイメージした方が早いでしょう。
2.同じ大きさのダンボールを使う
先ほどダンボール箱8~10個くらいと言いましたが、実際に私が使用した数は10個です。画像は完成直前のもので、そこから”増築”してみたり工夫をして楽しみました。基本的には、同じ大きさのダンボール箱を用意しましょう。
- 箱の数は8~10個(置き場を考慮して少ない数でもOK)
- 全て同じサイズの箱
3.置き場所に実際に箱を並べてみる
設計図を作っても良いですが、挫折する可能性もありますので、簡単に箱を並べて、「実際の大きさやトンネルにしたらどうなるか」だとか、「どこに窓を作ろうか」とか、”形”から入った方が早いでしょう。
私は仕事で建築設計をしていますので、頭の中でスケッチしてイメージを固めていました。でも、実際に箱を並べた方がわかりやすいですよ。
4.それぞれのダンボール箱にトンネルを作る
ダンボール箱はダンボール箱のままなので、くっつけた時に猫に行き来できなくてはなりません。トンネルにするわけですが、同じ位置、同じ大きさで”穴”をくりぬかないと接続が難しくなります。
定規で測ってはいませんが、大体15cm弱くらいの四角形にくりぬいて、そのくりぬいた”型”を定規にして、他の箱に書き写しながらトンネルを作っていきました。
なぜ四角形かというと、直線の方がカッターナイフで切りやすいからです。丸形の方が、箱自体の強度の低下を少なくさせる効果もありますが、カッターでの作業に難点が多いので。
- くりぬく大きさは同じにする
- くりぬく形状も同じにする
- 箱の端部から5cm程度離してくりぬく(強度確保のため)
5.丸窓などの”小窓”を作る
ただトンネル形状だけでは中が暗くなり、外からも様子がわからないので、丸窓を配置してみました。画像にある様に、猫の顔の大きさくらいにすると、猫は手を出して遊んだり、中から覗いたりして楽しんでましたよ。
6.猫のお昼寝スペースも確保
全てのダンボール箱に窓を作らず、一箱はトンネル部分だけの開口にしておきます。そうすると猫ちゃんのお昼寝スペースになるので、居心地がよくなるみたいです。我が家ではその空間に、小さいタオルを敷いてベッドを作ってみました。
7.ガムテープで連結させる
いよいよ最終工程ではガムテープで固定していきます。画像にあるとおり、それぞれの箱をテープでくっつけていき、その後、トンネル部分の「またぐ」ところもテープで貼っておきます。
高さがある時は強度を付ける
基本的にこれだけで頑丈に固定できてしまいますが、高さがある場合は安定しにくいので、裏面にダンボールの切れ端を重ね貼りしたり、一番下の箱に”重し”の様なものをつけるなど工夫しましょう。
- 高さがある場合は、おもりになるものをつける
- 強度アップはダンボールの切れ端を増し張り
愛猫はダンボールキャットタワーがお気に入り!
作っている最中から、我が家のおてんばさんは飛び乗ったり、中に入って確認していました。新しいものには興味があって、興奮していた様子です。
完成した時には、全てつながっている造りが理解できていないらしく、さっきまで飛びついていたのにトンネルに入ろうとせず、「失敗か?」とよぎってしまいましたが、数分で猫は自分から中へ飛び込んで行きました。
上下、横にトンネルとなっている形状に興奮して、何度も行ったり来たりくぐっていました。初日はその様な感じでしたが、翌日からは頻度が減りました。でも猫は、おもちゃを中へ入れて隠したり、お昼寝したりと「普通の生活」の中で使ってくれている様子です。
まとめ
どこのご家庭でも猫ちゃんがダンボールで遊ぶのは大好きだと思いますが、ただ空き箱を置いておくだけでも立派な遊び道具になりますよね。
たまたま出張先からの引っ越しの際に使用した、ダンボール箱から荷物を出していたら、我が家の猫ちゃんが飛び込んで遊び始めました。私は工作が好きなので、手持ちの道具で早速作り始めたわけです。
市販のキャットタワーは丈夫だしデザインも良く、固定方法などよく考えられているので、通常では市販の製品の方が安心できると思います。
ただしお値段はけっこうしますよね。我が家のキャットタワーも天井まで届くタイプですので、およそ1万円くらいだったと記憶しています。
ご家庭によって、今は費用的に難しいとか、猫ちゃんが飽きちゃった(我が家はそうでした。)とかのケースで、こんなダンボールタワーも良いのではと思います。