カラーが取れてしまった!すぐに傷口を保護しなくては!
我が家の猫さん達にエリザベスカラーは効果が無いと判ったので、直ぐに術後服を買いに出かけたのですが、近くで販売しているお店は見つかりませんでした。
ネット販売なら取り扱っているお店は沢山ありましたが、今すぐ欲しい!今すぐ傷口を守りたい!
そしてどうせなら、女の子らしく可愛い服を着せてあげたい・・・
そんな思いで術後服を自作してみました。
猫の為の術後服を作る材料
- 着古したキャミソール
- ハサミ
- マチ針やマジックなど、切る箇所をマーク出来るもの
猫の術後服の作り方
キャミソールを切る
キャミの後身頃を上にして机に置き、両方の肩紐の付け根と、後身頃の真ん中を縦に切ります。
手足を通す穴を4ヶ所開けて、長さを調節する
ここからは実際に猫ちゃんにキャミを当てながら切る場所を決めてくださいね。
当て方は、キャミの胸の部分を猫ちゃんの顔のすぐ下から胸の辺りに当てて、先程切ったキャミの肩紐を首の後ろで軽く結ぶと手足の場所をチェックしやすいです。マジックやマチ針で印をつけましょう。
猫ちゃんの手足の付け根は思いのほか太いですし、可動範囲が広いので、穴が小さいとキツくて嫌がってしまいます。
また、着丈が長すぎるとおトイレの邪魔になりますし、短いと傷口を保護出来ないので、何度か調整しながら決めましょう。
背中で結ぶリボンを作る
半分に切った後身頃を切り分けて、リボン状にします。
試着して最終調整する
猫ちゃんに着せたら、背中でリボンを結びましょう。実際に着せてみると、もう少し腕ぐりや足ぐりにゆとりがあった方がいいかな?とか、調整する点が出て来ると思います。
猫ちゃんが快適に過ごせるように、工夫してあげてくださいね。
長いと噛んで解いてしまいます。
調整が終わったら、背中のリボンを固結びにして、短く切りましょう。
術後服を猫さんに着せた時の反応
着せる時や、キツさがある時は少し嫌がりましたが、根気よく調整したらとっても気に入ってくれました。
いつもと変わらずに沢山遊んで、沢山寝て、何事もなく抜糸出来ました。
まとめ
キャミソールを使う事で、ほぼ原型をそのまま使えて、なおかつ女の子らしく、可愛く出来るのでおススメですよ。
エリザベスカラーは、猫ちゃん自身が傷口舐めないように妨害する事で、感染症を防ぐ効果がありますが、多頭飼いの場合は他の猫が舐めてしまう場合もありますので、傷口自体を保護しなくてはなりません。
自作の術後服ですと、多少耐久性に不安がありますので、本来でしたら事前に市販の物を購入された方がよろしいかもしれませんね。
また、最近ではエリザベスカラーではなく、術後服を貸してくれるクリニックもあるようですので、気になる場合は問い合わせてみては如何でしょうか。