猫トイレのおすすめな選び方
初めて猫を飼育する方は、ネットショップや店頭に並ぶ猫トイレや猫砂の種類を見て、どれがいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。
また、既に猫を飼われている方も、猫がトイレを気に入っている様子が見られなかったり、片付けが大変だなと感じたりすることがあります。
今回は、定番の猫トイレを含めたおすすめ猫トイレや、従来のものとは少し違うおすすめ猫トイレを10個ご紹介します。主に「猫トイレの片づけのしやすさ」をメインにしたものを選びました。
また、猫トイレの種類、大きさ、形など選び方のおすすめポイントもまとめました。猫トイレ選びの参考にしてみてください。
猫トイレの形で選ぶ
システムトイレ
システムトイレのおすすめポイントは、おしっこの後の片づけの回数がぐっと減ることです。すのこの下に水分が流れていくので、いつもきれいな状態のトイレを使うことができます。留守番の時間が長いときや、多頭飼いの時に便利です。専用のシートなどを使うことで強力にニオイを抑えることができます。
従来の猫砂だけのトイレ
猫砂だけでシンプルで使いやすいことと、パーツが少なくお手入れしやすいことがポイントです。
ドームタイプ
ドームタイプのおすすめポイントは、見た目です。中身が見えにくいので、いかにもトイレという印象がありません。シンプルなデザインのドームタイプのトイレにすれば、リビングに置くこともできます。
また、薄暗く周りから見られないため猫が安心できることや、砂が飛び散りにくいこと、ニオイが広がらないこともポイントです。ドア付きだとさらに砂の飛び散り防止に効果的です。
オープンタイプ、ハーフカバータイプ
猫がトイレを使う様子が見えるのでトイレの回数の確認がしやすいです。また、ドームタイプが苦手な猫や、後足で立ってトイレをする猫におすすめです。
上から入るタイプ
猫の性格や砂の種類によっては、一生懸命砂を掘ったりかけたりすることがあります。縦型だと思う存分砂掘りできるので猫も飼い主さんもストレスが減るのではないでしょうか。
自動タイプ
自動タイプはシステムトイレと違い、おしっこもウンチも両方かだづけてくれるので、猫がトイレに慣れてしまえばとても楽です。ハンドルを倒す「半自動タイプ」などもあります。
猫トイレの大きさで選ぶ
小さすぎると使いづらいので、猫がトイレで一周できるくらいの大きさがあるものがおすすめです。具体的には、頭からお尻までの長さの1.5倍と言われています。立ち上がってトイレをする猫の場合、理由は様々ですがトイレが小さいという理由もあるようです。
洗いやすい形で選ぶ
清潔に保つために、洗いやすい形がおすすめです。パーツが少ない、分解しやすいものがいいでしょう。ドームタイプかオープンタイプかは、住宅事情や猫の好き嫌いにもよります。
猫トイレの入り口の高さは体に合ったものを選びます。子猫やシニア猫、関節の病気など、トイレの出入りがしづらい猫には入り口が低いトイレがおすすめです。ちょうどいいサイズがないときは、猫用のスロープをトイレ前に置くという方法もあります。
猫トイレのおすすめ商品10選
猫用トイレ!おすすめ商品1.「ユニチャーム 1週間消臭・抗菌デオトイレフード付き」
猫トイレの中でもシステムトイレの定番と言えば、「デオトイレ」です。おすすめポイントは「におわない」こと。専用のサンドとシートを使うことで、閉め切った部屋でも約一週間におわないので猫トイレのニオイが気なる方におすすめします。専用シートは猫1匹なら約1週間、3匹くらいまでなら3日~4日交換せずに済むので、片付けの回数を減らしたい方にもおすすめです。フードがついていることでニオイが広がりにくく、見た目のトイレっぽさを感じることはありません。フードは開閉できるのでお手入れがスムーズにできます。
猫用トイレ!おすすめ商品2.「ユニチャーム 1週間消臭・抗菌デオトイレハーフカバー」
デオトイレシリーズのハーフカバー付きです。システムトイレなので猫のおしっこは下のトレーに落ち、専用シートに吸収されます。猫1匹なら1週間シートを交換する必要がないのがおすすめポイントです。専用シートとサンドで高い消臭力を実感できます。ドームタイプのトイレが苦手な猫におすすめです。また、簡単に分解できるのでお手入れが簡単なこともおすすめポイントです。
猫用トイレ!おすすめ商品3.「花王 ニャンとも清潔トイレドームタイプ」
「にゃんとも清潔トイレ」は専用のチップとシート、あるいはマットで強力にニオイを抑えます。デザインもおすすめポイントです。リビングに猫トイレを置いてもインテリアの邪魔をすることがなく、ニオイも気にならず清潔感があります。
専用シートあるいはマットは1週間使えるので、多頭飼いや猫トイレの片づけの回数を減らしたい方にもおすすめ。また下部のトレーに注ぎ口があるので、シートやマットを使わないことでおしっこを採取でき、そこから別の容器に移して量や色を確認しやすいこともおすすめポイントです。猫の健康管理のために使いやすいですね。
猫用トイレ!おすすめ商品4.「花王 ニャンとも清潔トイレオープンタイプ」
にゃんとも清潔トイレのオープンタイプです。ドームタイプのトイレが苦手な猫におすすめです。砂をかくのが好きな猫でも、ハーフカバーがあるので飛び散りにくい設計になっています。専用シートやチップなどで、一週間たってもにニオイが気にならないので、猫トイレの片づけの頻度を減らしたい方におすすめです。ドームタイプ同様に、トレーを使っておしっこの採取ができる点もおすすめできます。
猫用トイレ!おすすめ商品5.「アイリスオーヤマ 上から猫トイレ」
アイリスオーヤマの上から入る猫トイレは、斬新なデザインですが意外と気に入る猫が多いのです。その理由で多いのは、砂をザクザク掘れること。猫トイレで砂堀りを一生懸命する猫におすすめです。砂堀りをしても砂がトイレの外に飛び出さず、フタ部分が凸凹になっているので、足の裏に着いた砂が落ちやすい工夫がされています。砂の飛び散りが気になる飼い主さんにおすすめです。小柄な猫にはプチサイズがおすすめ。
猫用トイレ!おすすめ商品6.「Moderna Products社メガコンフィ 大型タイプのフード付きトイレ」
大型猫や多頭飼いの飼い主さんにおすすめな猫トイレが、「メガコンフィ」です。おすすめポイントはズバリこの大きさです。内寸の奥行きは58cmと広いので大きな猫でもトイレの中でぐるっと1周できます。フードがついているので砂の飛び散りも防ぐことができます。取り外しても使用可能です。専用ライナーを使用するとトイレ内の猫砂の入れ替えが簡単になるのもおすすめポイントです。
猫用トイレ!おすすめ商品7.「リッチェル バンビーノ キャットトイレ」
バンビーノキャットトイレのおすすめポイントは、トイレの入り口の高さを変えらるということです。成猫用のトイレだと、子猫やシニア猫には入り口が高すぎることがあります。バンビーノキャットトイレは、上の枠の向きを変えることで、出入り口の高さを8cmと15cmに変えることができます。子猫を飼い始めた方にもおすすめですし、シニア猫の飼い主さんにもおすすめです。
猫用トイレ!おすすめ商品8.「リッチェル コロル 節約簡単ネコトイレ」
リッチェルのコロルシリーズです。「おまる」のようにも見えるこのトイレのおすすめポイントは、猫砂の節約です。容器がすり鉢状になっているので、猫砂を節約ができます。この特徴的な形により猫砂の節約だけではなく、トイレの際に猫の手足などが汚れにくいこともおすすめポイントです。また猫砂や一般的な猫トイレが苦手という猫にもおすすめします。
猫用トイレ!おすすめ商品9.「アイリスオーヤマ おでかけ猫トイレ」
猫を連れてお出かけをする際におすすめなのが、携帯トイレです。車の中にセットしたり、帰省先で使ったりと、トイレを持ち運べるので便利です。また、災害などで避難が必要になったときのために用意しておくのもおすすめです。おでかけ猫トイレは折り畳みできることに加え、フタがついているので猫砂を入れて持ち運びできることもおすすめポイントです。
猫用トイレ!おすすめ商品10.「Automated Pet Care Products キャットロボット」
キャットロボットオープンエアーのおすすめポイントは、猫が使用した後に自動で猫トイレを片付けてくれるというところです。猫がトイレに入ると入口のセンサーが働き、設定時間が経過するとドーム部分が回転し、固まった猫砂やうんちだけを下部の容器に落とすという優れものです。状況にもよりますが、これ1台で3匹まで対応できるので、多頭飼いの方などトイレ掃除の回数を減らしたい方におすすめします。猫だけで留守番することが多いおうちにもおすすめですね。
まとめ
猫トイレのおすすめ商品を10個ご紹介しました。人気があるのはトイレの片づけ頻度を減らせるシステムトイレです。同じように見えても、デザイン性が高いものや、専用のシーツなど消臭効果の高さといった違いがあります。おまるタイプや全自動タイプなどは画期的かつ合理的ですよね。
今回ご紹介した中で特におすすめしたいのが、携帯用の猫トイレです。愛猫のために非常用の持ち出し品や備蓄品をそろえることはとても大切ですよね。種類が多い猫トイレですが、おすすめな選び方や今回ご紹介した商品を参考にしてみてください。
50代以上 女性 みやび