砂が飛び散らない猫トイレ5選
今日のねこちゃんより:メル君 /ペルシャ
私の愛猫はとにかくトイレ後は猫砂をガリガリかくので飛び散り、苦労します。同じようにトイレ周りが猫砂で散らかっている経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。また猫砂がトイレ外に飛び散ることにより、部屋が臭い問題も生じてきます。
排泄物に砂をかける行動は猫の習性によるものなのでどうすることもできません。ですが最近では猫砂が飛び散らないように設計されたトイレがありますので、いくつかご紹介したいと思います。
おもいっきり砂をかける画期的な猫トイレ
潜り込んだり登ったりできるような形の猫トイレです。深さがおよそ37cmもあるのでガリガリとおもいっきり猫砂をかいても飛び散らないようになっています。フタで覆われているので排泄物の臭いも部屋に広がりにくい構造。
またそのフタにはくぼみがあり、肉球に挟まった猫砂を落としてくれるのでトイレから出てきた時に猫砂を飛び散らないようになっています。
この「上から猫トイレ」は小柄な猫ちゃん用の“プチサイズ”と中型サイズの猫ちゃん用の“ふつうサイズ”があります。
固まらない砂で散らかり防止してくれるトイレ
この猫トイレは閉め切った部屋でも臭わないように固まらないサンド(砂)とシートのW消臭効果があります。専用の消臭・抗菌シートは約1週間分のオシッコを吸収することができ、裏面が防水となっているため簡単に片付けることができます。
また取り替え専用のサンド(砂)も飛び散らない消臭・抗菌サンド(砂)となっており、かつトイレカバーがあるためサンド(砂)が飛び散り防止やお手入れが簡単な設計となっております。
取り替え専用サンド
素材はゼオライト、シリカゲル、香料マイクロカプセルです。
スタイリッシュなボックス型のトイレ
ニューヨークのブルックリンにあるプロダクトデザイン会社が考案した“猫砂が飛び散らない”猫用トイレ。世界的に有名なデザイン賞を受賞しました。
高いところが大好きな猫の性質から天板の穴から出入りする構造となっており、天板には無数の穴があるため肉球に挟まった猫砂を落としてくれるので、トイレの外に猫砂が飛び散らないようになっています。
また中に入るボックス型でもあるので警戒心が強く狭い所が好きな猫にとって落ち着いてトイレすることができ、かつ猫砂が飛び散らないようなデザインとなっています。
オープンタイプでも飛び散らない!大型猫ちゃんにも最適なトイレ
猫砂をかいても外に飛び散らないようにトイレの深さを出したり、縁の壁が内向けの構造となっています。また出入り口には紋様の砂ペダルが斜めに設置されており、肉球に猫砂が挟まったとしても外にあまり飛び散らないようなデザインとなっています。
トイレが高さ300mm、幅が450mmと広いためノルウェージャンフォレストキャットやラグドールといった大型種の猫など、どんな体型の猫でも使えることができます。(およそ6kgの猫砂が入る容量です)
砂は固まるタイプのみ
必ず固まる砂を必ず使用してください。
おすすめなのが「ライオン ニオイをとる砂」です。
素材が鉱物なため重たいですが、排泄物をガッチリ固めてくれますよ。
砂が飛び散らないだけでなく全自動でお掃除まで!
半自動トイレと違い、自動トイレは排泄物を自動で掃除してくれるトイレのことです。そのため猫がトイレに入り用を足して外へ出た後、ある設定した時間になると回転し、排泄した部分の猫砂をキャッチし下にあるコンテナに落としてくれます。
トイレ自体、猫がすっぽり入れる大きさであるため狭いところが大好きな猫におすすめです。またドーム型となっているため猫砂が外に飛び散らないような形となっております。
手作りで砂が飛び散るのを防ぐ方法
猫砂が飛び散らないトイレを買い替えるのも一つの方法ですが、費用の面や、今まで使っていたトイレを処分するのはもったいないなどで悩んでしまうかと思います。そこでおすすめなのが、猫砂が飛び散らないように自分でDIYする対策。
今回は、手作りで猫砂の飛び散りを防ぐ方法をいくつかご紹介したいと思います。
段ボールでつくるトイレガード
手作りのトイレガードで多く使われるのが段ボールではないでしょうか。今回は「段ボール」「シール」「泥落とし玄関マット」の3点でできるトイレガードを紹介したいと思います。
- 段ボールの上のフタ部分をカッターで切り落とします。
- 段ボールの床面をテープで貼り固定します。
- 側面2面はそのままにし、出入り口をつくるためにもう2面の側面を半分程切り落とします。
- 側面にデコレーションシートを表面、裏面を貼ります。
- 肉球に挟まった猫砂を飛び散る対策として泥落としマットを敷いてあげます。
- 泥落としマットがズレないように割った割り箸をボンドで固定し、出入り口の面に扉をつけて固定します。
収納ボックスをDIYでトイレガード
収納ボックスを使って猫砂を飛び散らないようにする方法で、ボックスの正面部分を木材を使ってフタをしてあげます。
- 木材に猫がスムーズに出入りできるように穴をあけてあげます。その際に先に4つの穴を開け、その後に穴と穴を結ぶ4辺をノコギリや電動ノコギリで切ります。(2枚とも)
- 穴を開けた部分にヤスリをかけて滑らかにし、次に目の細かいペーパーで磨きます。(2枚とも)
- 穴が開いた木材を丁番でボックスに固定します(固定する際に電動ドリルでネジ穴をあけてからボルトを使って固定します)。そうすることでフタが開閉することができ、トイレ掃除も楽にできます。
手作りの猫小屋をトイレガードとして
トイレカバーとして猫小屋の中にトイレを入れてしまう方法もあります。猫小屋に入れることで猫砂が飛び散らないですし、密閉された空間になりますので安心してトイレすることができます。
また見た目ではトイレとは見えないためインテリアとしてでもでき、多くの方がオリジナルの猫小屋を手作りしています。
今回はその中で猫のチャチャちゃんとマロンちゃんを飼っているTWINS さんの投稿からご紹介したいと思います。
- 木材(100均で購入)を寸法に合わせてノコギリで切ります。空気の通り道をつくるためにサイドとなる面に小さな長方形の穴を数カ所あけます。
- 箱になるように木材をボンドやビスと打って固定します。猫小屋のゲージに入る入り口は丁番を使い扉のようにし、簡単に出入りできるように工夫されています。また天上も丁番を使い開閉できるようにしています。
まとめ
今日のねこちゃんより:マミ / サイベリアン
猫は元々の習性でトイレ後に猫砂をかけて排泄物を隠すため、トイレ外にまで飛び散ってしまうことがあります。自分の匂いを消すためにする行動ですので、猫砂を飛び散らないように工夫することで掃除の負担を減らすことができます。
最近では猫砂が飛び散らないように設計されたトイレが販売されるようになり、ドーム型のトイレや中に入るボックス型などがあります。私も愛猫が猫砂をかいて飛び散ってしまうことからドーム型のトイレに換えたところ、猫砂があまり飛び散らないようになりました。
猫砂が飛び散らないトイレに買い替える方法もありますが、DIYでトイレの周りに囲いを作ったり、収納ボックスを利用して工夫するなどの方法もあります。
SNSで工夫された猫のトイレがたくさん投稿されており、どれもがオシャレで工夫されています。この機会に猫砂が飛び散らないトイレ作りをしてみてはいかがでしょうか。