猫の手作りご飯に最適な食材とは?
一昔前は日本での猫の手作りご飯といったら味噌汁をかけたご飯に少しの鰹節をかけるか、出汁を取った後の煮干しを乗せた、いわゆる「猫まんま」というものがほとんどでした。この猫まんま、塩分や栄養素が猫にはよろしくないと今なら思いますよね。
現在は手軽に与えられるキャットフードがショップの棚に溢れています。「けれど、うちの猫にはやはり手作りのご飯をあげたい」と思う方も多いはず。しかし、猫まんまはないでしょう。
そうなったら、どんな手作りご飯がいいのでしょうか?
1.鶏肉
やはり手作りご飯に一番いいのは鶏肉だと思います。脂肪の少ない胸肉やササミは時折特売で出ることも。そんなときに買い置きしておいて、茹でてから保存ですよ。老猫の手作りご飯には、挽肉を片栗粉やゼリーでとろみをつけてあげると良いでしょう。
2.野菜
メインの肉や魚だけでなく、野菜や果物を欲しがる猫もいますよね。うちの猫はかぼちゃを煮た手作りご飯が大好きです。
猫の味蕾には甘みを感じるところがありませんから、何を与えるにしても調味料は一切必要ないのでそのままただ煮るだけでいいんです。
魚
- イワシ
- アジ
- カツオ
- マグロ
- サンマ
おねだりされたらお刺身を一切れ、ついついあげたくなってしまうもの。「いや本来肉食なんだから、お刺身なんてあげなくていいんじゃないの?」となりそうですが、たまにはお魚もメニューに取り入れてほしいものです。
なぜかというと、魚類にはタウリンという体を健康に保つのに必要なアミノ酸が多く含まれているからです。
猫は人間や他の哺乳動物と違って、体内でタウリンを合成することが出来ません。食べ物から摂取するしかないのです。タウリンは貝類や海老にも多く含まれていますが、残念なことに猫向きの食材とは言い難いです。
そこでお薦めなのが血合いの部分があるお魚。イワシ、アジ、カツオ、マグロ、サンマなどがタウリンの豊富なお魚です。
猫の手作りご飯で魚を使う時の注意点
魚の油の取り過ぎ注意
様々な魚が売られていて目を惹きますが、手作りご飯となると注意も必要です。イワシやアジを毎日大量に与えていると特有の脂肪が体内に蓄積され黄色脂肪症などの病気になる可能性がありますので、与えすぎには注意しましょう。
魚の骨に注意
一匹もののタイや大きなアジは骨に注意してください。猫といえども骨が苦手な子もいます。大きな骨を飲み込んでしまい食道や胃を傷つけてしまう危険性がありますから、手作りご飯の際は身だけをほぐしてあげたほうがいいですね。
味付きの魚は与えない
骨まで食べさせたかったら、豆アジという小さなアジがあるのでこれを茹でるか焼いてあげる手作りご飯もお薦め。ワカサギ、小イワシなども季節によっては売られています。
老猫の手作りご飯には切り身を茹でてあげましょう。間違っても塩鮭や塩鱈はあげないように。塩分は腎臓に負担をかけます。
まとめ
猫が人間と暮らすようになったのは保存してある穀類をネズミの被害から守るためでした。野生の猫の食べ物といったら、ネズミなどの小動物や鳥、昆虫や爬虫類です。人間にとっては害獣のネズミも猫にとってはご馳走。そうなれば理想的な共存関係ですよね。
海や川で果敢に魚を捕まえる強者猫もいますが、ほとんどの猫はもっと手軽に捕まえられるネズミや鳥を食べてきたはずです。しかし、いくらが猫がネズミを好きだといってもスーパーでネズミは売っていません。
それにいくら手作りご飯を頑張りたくても、ネズミを調理したくはないでしょう?
だとしたら、手軽に買える鶏肉がもっとも理想的だと思います。
猫は一度おいしいものを口にすると美食度が増す傾向にあります。喜ぶからと毎日高価なお刺身を与えるのではなく、手作りご飯に旬の素材を取り入れて飽きることのないように様々な食材を与えてみるのはいかがでしょう。
「今日はなぁに?」そんなことを言いたげに、調理する手元をじっと見つめてくれたら嬉しいですね。
40代 女性 かえで
マグロの血あいを茹でてあげたり、フードにささみをトッピングして与える日もあります。
魚を焼いた日にほぐして与える日もありますし、魚はかかさずに、与えています。
いま飼っている猫ちゃんは2匹のうち1匹の猫ちゃんが魚が嫌いなのでフードにささみとふかしたサツマイモを添えて与えています。
魚を与えるときは、骨に気を付けなければなりませんね!
魚はカルシウムも豊富です。
野菜はビタミンなどが豊富なのでできるだけ、積極的に取り入れたメニューに気を配っています!
なかなか飽きないように、とゆうのは、難しいけど、喜ぶ顔を見るのが楽しみなのでいろいろ、メニューを考えてあげたくなりますね。
30代 女性 マルチ
20代 女性 わっふる
レシピ本によって書かれている内容などに偏りや違いがありすぎてフードにトッピングする事を選択しましたが、手作りご飯ほど、安心して与えられる物はないですから。自分で選んだ食材なので無添加にも出来ますし、食材のサイズなども愛猫に合わせれるのでメリットは大きいですね。
鶏肉が良いとの事で、比較的リーズナブルに作れるのも良いですね♪
もちろん、材料にこだわれば高くつきますが、家庭で鶏肉を使う日に愛猫の分を取り分けたりするだけでいいですし、何よりバランスの良い無添加な食事は、身体にも良いので肥満や病気のリスクも下がると思います。
ですがリスクもあり栄養が偏ってしまうと体調を崩してしまったりもするので、どんな感じの食材の比率の組み合わせが良いのかなどを調べて作る事をおすすめします。
私も手作り食には興味があるのでネットやレシピ本などを読んだりしています。
マグロのアラを茹でたものはオヤツにも良さそうですね!さっそくスーパーの魚コーナーをチェックしてみます(^-^)/
40代 女性 かずみ
まぐろを猫用の出汁で煮込んで、ほぐしカリカリにトッピングしてあげたりしています。
野菜を一緒に炊くときもあります。
おやつを食べさせた日には、お肉は与えずに魚を与えています。毎日、楽しくお食事ができるように工夫をしていますが、お腹を壊したときなどには、ご飯を出汁で炊いておじやにして与えたりします。体調に合わせて素材を決め調理できるのが手作りご飯の醍醐味ではないでしょうか。うちの、猫ちゃんも大満足しているみたいです。