猫がうなぎを食べるのは大丈夫!
- 猫はうなぎを食べても大丈夫!
- 人間用に味付けをされた物はNG!
基本的に、猫がうなぎを食べても問題はありません。ただ、人間用のうなぎの蒲焼きなどは味付けされており、猫にとっては塩分などが高すぎます。調理されたうなぎをそのまま食べさせるのは、NGです。
カロリーが高いと言われることがありますが、確かに脂肪は多めです。ですがうなぎの脂肪は「不飽和脂肪酸」と呼ばれる、魚特有の脂肪であり、コレステロール値を抑制する働きがあります。
更に中性脂肪を抑制する成分も含まれていますので、脂肪が多くてもカロリーはそれほど高くありません。
うなぎは栄養が高くヘルシーですので、味付けのないうなぎを食べさせる分には、猫にとってもプラスとなる場合が多いのです。
猫に良いうなぎの栄養素
うなぎには様々な栄養素が含まれていますが、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
ビタミン群
- 免疫力アップ
- 体調を整える
- 被毛のツヤを良くする
うなぎには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンEなど、多くのビタミンが含まれています。ビタミン群には免疫力を高めたり、体調を整えたり、被毛のツヤを良くする働きも!
さすがは、わざわざ滋養強壮の為にうなぎを食べる「丑の日」があるだけあって、豊富な栄養に恵まれている食品だと言う事が出来ます。
ミネラル群
- 骨や歯の強化
- 貧血の予防
- ストレス対策
うなぎは、ビタミン群に他にも、カルシウムや鉄分、亜鉛などのミネラルも豊富です。骨や歯の強化や、貧血の予防などに良いですね!カルシウムは神経の抑制にも役立つので、ストレス対策としても有効です。
その他
- 脳の働きを良くする
- 血管が詰まるのを防ぐ
- 脳梗塞、心筋梗塞の予防
- コレステロール、中性脂肪を減らす
うなぎのその他の栄養素として、DHAやEPAも含まれています。DHAは脳の働きを良くして、血管のつまりを防いでくれるのです。EPAに関しては、脳梗塞や心筋梗塞などの血管の病気を防ぐ働きがあり、コレステロールや中性脂肪を減らす役割も果たしています。
猫にうなぎを食べさせる時の注意点
うなぎが猫にとって良い食品とは言え、与える時に注意したい点もあります。
うなぎの味付け
人間用に調理されたものには、味がついているうなぎがほとんどです。白焼きでも塩味がついているでしょう。猫に食べさせる時はそのままではなく、1度洗い流してフライパンで焼くなどしてからにしましょう。
うなぎを与える量
- 体重1kg:1g程度
- 少しずつ与える
うなぎはカロリーはそこまで高くありませんが、若干コレステロールが高めです。1日、体重1kgに対し、1g程度を目安に与えてください。体重が4kgの猫であれば、1日4gまでということになります。
また、慣れない食べ物を急に与えると、嘔吐や下痢の原因になることがあります。初めて与える時はごく少量から始めましょう。愛猫の様子を見ながら、少しずつ量を増やしていくと負担が少ないです。
うなぎの骨や頭
うなぎの小骨は、なるべく取り除いて与えると良いでしょう。身をほぐして細かくした方が、猫が食べやすいかもしれません。
関西ではうなぎの頭がついた状態で売られていますが、頭は与えない方が良いようです。また、滅多にないと思いますが、生のうなぎは血に毒性がありますので、必ず加熱してから猫に食べさせてください。
まとめ
今回は猫はうなぎを食べてもいいのか?についてご紹介しました!人間には美味しい食べ物でも、猫にとっては良くないものもあります。ですがうなぎは、猫にとっても体に良い食べ物となっています。
猫にうなぎを与える時は蒲焼きや塩焼きなど人間用に味がついている物は猫にとって害になる可能性がありますので必ず味がついていない物を選ぶ、または塩抜きをしてから与えるようにしましょう。
また、血液には毒がありますので必ず加熱をし、骨を取り除いて与えるようにしましょう。きちんとした与え方をすれば猫にとってうなぎは栄養満点です!
愛猫と一緒に楽しめるなんて、嬉しいですね!!注意点を守って、美味しいうなぎのご飯、味わってください♪
40代 女性 しおり
ストレス対策にもなるそうです。
与える場合は、たれがついていないもので、骨を抜いてからひと口サイズに切って与えます。
すでに、たれがついているものは、水で流して焼いてから、骨を抜いて切って与えます。
貧血ぎみな猫ちゃんにはすすんで食べさせてあげたい食品ですね。
40代 女性 しまこ
1年間定期的に与えたところ、貧血だった値が正常値に近くなるほど改善しまして安心いたしました。他にも毛の艶を良くしたり皮膚が強くなったり、色んな効能があるようです。
ビタミンB群が豊富なので、風邪も引きにくくなりますし、丈夫な体を作ってくれます。
あとは、ストレスをとるには鰻がいいと聞いたことがあります。鰻はいいことばかりですが、食べさせすぎはよくないので、気をつけてあげましょう。