1. 小分け
ドライキャットフードを開封すると、空気に触れることで酸化が始まり劣化していきます。劣化したキャットフードは、おいしいニオイが薄れて猫の食いつきが悪くなる、食感が悪くなる。カビの発生や虫が侵入しアレルギーの原因になる、猫が下痢や嘔吐するなど体に負担になってしまうことあります。
我が家の場合、2匹で4kgの袋をおよそ1ヶ月で食べきりますが、それでも残りが少なくなってくるとニオイが薄れてしまうのか食いつきが悪くなります。大袋のキャットフードは小袋よりもお得ですが、開封後1ヶ月以内に食べきれない場合は、小分けして保存することで劣化を遅らせることができます。
プラスチック製の保存容器、空気を抜ける保存容器、ジッパー付きの保存袋、アルミパックなどに小分けして保存します。なるべく空気を抜いて小分けしましょう。
2. 保存場所
大袋のキャットフードを小分けにしたら、保存する場所にも注意が必要です。劣化させないためには、直射日光が当たらない場所、高温多湿にならない場所に保管します。キッチンやお風呂の近くには温度変化が大きい場所や、湿度が高くなりやすい場所があるので注意しましょう。
ニオイ移りが起こらないようにすることも必要です。小分けにしたものを冷蔵庫や冷凍庫で保管する場合、取り出したときの温度変化によって、結露が発生してしまうことがあります。メーカーによって冷蔵や冷凍ができるものもあるので確認しておきましょう。
3. 賞味期限の確認
キャットフードの賞味期限を確認しておきましょう。開封したらなるべく1ヶ月以内に食べきるようにします。開封していない場合も、賞味期限をチェックしておきましょう。
小分けにしたキャットフードも賞味期限に気をつけましょう。開封した時点で酸化はスタートしています。保存容器に小分けにした日付を記入するなどわかりやすくし、いつまでに食べきれば良いのか把握しておきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:王雅♂ / ノルウェージャンフォレストキャット / 0kg
ドライフードはウェットフードと比べると安価です。さらに大袋で購入するともっとお得になることもあります。しかし、おいしいうちに食べきることができなければ、酸化で劣化したキャットフードを猫に与えていることになります。
猫の健康に悪影響となることも考えられるので、注意しなければなりません。劣化を遅らせるために、なるべく空気に触れないように小分けにして、直射日光があたらない高温多湿の場所を避けて保存することをおすすめします。
愛猫においしく食べてもらうために、キャットフードの管理もしっかり行うようにしましょう。