猫は人間に可愛がられることを知った
猫は人間と共存してきたことにより「可愛がられる」事を知ったであろうと言われています。
猫と人間の共存は紀元前から成り立っていたと言います。一緒に暮らす中で、猫が人間と良い関係を結ぶには、可愛がられる方が良いと思ってもおかしくないと言えます。
共存する中で、猫も良好な関係が築けるように進化されたと言われることもあります。
人間により、猫が可愛くなってしまったのは良いメリットですね。
特別な人にだけする猫の可愛いポーズ
私たちから見て、猫の可愛いポーズってたくさんあると思います。緩んだ顔で寝ているとき、少し顔を傾けたポーズ、仰向けでくねくねポーズ、瞬きする仕草など言いきれないくらいあります。
どれも猫特有の仕草ですが、見られる人は限られているのです。
猫が見せる可愛い姿は、選んだ人にしか見せません。なぜなら、良い関係が築けている相手だからです。
このポーズが出てしまう理由は、人間が猫の可愛さを引き出しているからとも言えるのではないでしょうか。
猫の可愛い仕草はわざと!?
では猫は可愛がられるために行動を起こすのでしょうか?
少なくとも、人間に可愛いがられるのはメリットになるという気持ちがあるようです。
猫は学習能力が高いことから、良いことも悪いことも経験して覚えることができます。
猫の解釈は、良いこと=可愛いがられる、悪いこと=危険な目に合うと振り分けられます。
「甘えた声で鳴けばご飯がもらえた」、「足に擦り寄れば撫でてもらえた」などの経験が自然に身についたのでしょう。
人間からしたら、「甘え方が上手くなった」、「可愛いポーズを理解している」と思ってしまいますよね。
猫には「かわいい」の自覚がない?
しかし人間に可愛がられるのはメリットなのですが、猫自身が「可愛いでしょう」と言う気持ちでアクションを起こしているとは考えにくいのです。そこまでの感情は猫にはないと思います。
ただ猫の感情は、自分の都合で変わる一面がありますよね。要求があれば近づくし、なければ素っ気ない態度をとるツンデレな部分があります。本人は、要求が叶えばそれで満足なのでしょう。
可愛い仕草を狙ってやっているというよりかは、良いことが起こるからそうなってしまうだけなのかも知れません。
もしかすると人間が猫の可愛さに魅了されるので、猫は「可愛いと言う自覚がある」と思ってしまっていることも考えられます。
まとめ
猫は可愛いということを自覚はしていないようです。しかし良いことに繋がると学習すれば、行動もエスカレートしていく場合があるということはあります。
平和主義の猫ですから、争うよりも穏便に暮らしたいと思うのです。人間と穏便に暮らす知恵がつくのも、猫に学習能力の高さがあるからです。
可愛がられるのは、自分にとってメリットと思えば、使わない手はないでしょう。計算高いように思ってしまいますが、純粋に要求を叶えたい気持ちしかありません。
決して、可愛子ちゃんを演じているのではなく、可愛く見えるだけだったと言う勘違いではないでしょうか。