猫の順位付けの基準
猫の順位付けの基準はどのようになっているのでしょうか。
自分には懐くのにパートナーに懐かなかいことや、子供には懐いている、など意外にも猫は人を見極めていますよね。
では猫の順位付けの基準について、ご紹介させていただきます。
1.餌をくれる人
猫は「餌をくれる人」を一番好む傾向にあります。猫は一番自分のお世話をしてくれて、困ったときに助けてくれる人が一番大好きです。
母猫がしてくれることを、飼い主がしてくれるということは、猫にとって「親のような存在」になるのですね。
2.遊んでくれる人
猫は「遊んでくれる人」を二番目に好みます。遊んでくれる人は大好きな人というよりもどちらかと言えば「兄弟猫や仲間意識」が強いようです。
3.一緒に過ごす時間が長い人
猫は「一緒に過ごす時間が長い人」を三番目に好みます。飼い主と過ごすことが一番長くなると思いますが、「お世話をしてくれる人=一緒に過ごす時間が長い人」になることがほとんどですので、猫は一緒に過ごす飼い主さんが大好きです。
一番好きな人に見せる仕草4つ
一番好きな人に見せる仕草はどのようなものがあるのでしょうか。
猫は一緒に暮らしている人たちの順位付けしており、一番好きな人だけに見せる仕草がいくつかあります。
そこでここでは、一番好きな人に見せる仕草4つについて、ご紹介させていただきます。
1.無防備な姿を見せる
猫は一番好きな人には「無防備な姿を見せる」ということをします。
猫は警戒心が強いことも多いので、あまり「天敵に狙われるような弱点」を見せることはありません。
その場所とは具体的に
- お腹
- お尻
などがあげられます。
お腹などは天敵に襲われると致命的ですよね。そんなお腹やお尻を、無防備に見せるということは「非常に信頼関係」があり、大好きな人にしか見せない仕草なんですね。
ゴロにゃんこをしてくれた時には、たくさん撫でて構ってあげてくださいね。
2.足の上や布団に乗る
猫は眠るときに、自分のキャットハウスで寝たりすることもありますよね。
しかし、一番大好きな人であると
- 寝るときも一緒の布団に入る、または乗る
- 普段も足やお腹の上に乗ってくる
などという仕草をしてくれます。
3.前足をフミフミする
猫は一番好きな人には「前足をフミフミする」ということをします。
この行動は、猫が甘えているときや、眠いとき、リラックスしているときに見せる仕草です。
このフミフミする理由は、「母猫の母乳を出やすくするため」と言われており、このような仕草をしてくれるということは、猫がその人のことを親同然だと思っているのですね。
4.ゴロゴロと喉を鳴らす
猫は一番好きな人には「ゴロゴロと喉を鳴らす」ということをします。こちらは、心を許した相手にしか見せない仕草です。
甘えているときや、リラックスをしているときに、喉をゴロゴロと鳴らしてくれます。家族誰が触ってもゴロゴロ言ってくれるわけではなく、一番大好きな人に、見せてくれることがよくあります。
まとめ
猫は好きな人を順位付けしています。それは一番お世話をしてくれて、餌をくれる人が大好きなことがほとんどです。
猫が順位付けをして人間とか関わるときには、母猫と重ねることや、兄弟猫と重ねて接しているんですね。
大好きな人には、他の人には見せないような無防備な姿を見せ、フミフミしてくれるなど。可愛らしい姿を見ることがたくさんできますよ。これは猫との信頼関係がある証でしょう。