猫がお返事してくれない6つの理由

猫がお返事してくれない6つの理由

愛猫を呼んだ時「にゃい!」とお返事してくれたら、とても嬉しいですよね!でも、そんな時ばかりではありません。せっかく愛情たっぷりに呼びかけているのに、全く反応なし!という事も、少なくないのです。なぜ猫がお返事してくれにゃいのか、その理由を、探ってみましょう!

猫がお返事してくれない理由

上目遣いで見つめる猫

猫が飼い主さんの呼びかけに対し、お返事してくれない理由には、こんなものがあるようです。

  • 1 気分じゃない
  • 2 本当はしてるけど分かりにくい
  • 3 信頼関係ができてない
  • 4 特定のときのみ返事することにしてる
  • 5 自分の名前が分かってない
  • 6 嫌なことが起きるから

理由1 気分じゃない

気持ち良くうたた寝しているときや、疲れているときなど、呼ばれても返事したくないとき、ありますよね?それは猫も同じで、今は返事のタイミングではないのでしょう。

猫の返事をしたくないときがいつなのかは、猫にしか分からない難題ですが、たとえ大好きな飼い主さんに呼ばれても、返事したくないときはしたくないのです。

マイペースな猫ですから、叱らないであげてくださいね。

理由2 本当はしてるけど分かりにくい

椅子の上で眠る猫

「お返事」というと人間の感覚だと声で、と思ってしまいますが、猫の場合は声だけでなく、耳やしっぽ、目などで返事をしていることも。

愛猫を呼んだとき、耳やしっぽがピクピク動いたり、瞬きしたりしていませんか?
また、声は出さないまでも、飼い主さんの方を振り返ることだってあります!

お返事していないように見えて、実はちゃんと返事してくれていることもありますので、見逃さないようにしてあげてください。もちろん、完無視な場合も、中にはありますが(笑)。

理由3 信頼関係ができてない

猫は、信頼関係ができている人の声は、しっかり記憶しています。
たとえ目の前にいなくとも、信頼する飼い主さんの声が聞こえれば、何かしらの反応を示します。

一方で、信頼関係のできていない人の声は、猫にとって意味のない音でしかありません。
猫の意識には、引っかからないのです。猫にお返事してもらいたくば、まずは信頼されることが大切です!

理由4 特定のときのみ返事することにしてる

ご飯を食べている猫

同じ飼い主さんの呼びかけでも、特定のワードにしかお返事しない猫も。

そのワードとは、もちろん「ご飯」。
現金と言うかしっかりしていると言うか、ご飯の呼びかけには嬉しそうに答えるのに、その他には無反応という、とてもハッキリした性格の猫もいます。

「ご飯」と言えば反応するからと言って、騙し打ちはダメですよ。
期待させては可哀想ですし、何度も繰り返すとそのうち、「ご飯」にすら反応しなくなってしまうかもしれません。

理由5 自分の名前が分かってない

猫の名前は、猫からしたら勝手に人が付けたものでしかない訳で・・。
特に飼い始めて間もないときは、自分の名前など、覚えていないでしょう。時間を重ねるごとに、何となく理解していくのかもしれません。

猫が人の言葉を分かる訳がありませんから、飼い主さんがやたらと、自分を見るときに同じ音を発するな、この音がすると撫でてくれたり、ご飯やおやつをくれるな、というポジティブなイメージがついていて、反応することが考えられます。

ですから、その積み重ねがない状態では、自分が呼ばれているとは思わないでしょう。
猫が反応しないのも、無理はないのです。

理由6 嫌なことが起きるから

階段の途中で丸まって顔を隠す猫

自分の名前に対して、ポジティブなイメージが付いているときは、お返事してくれる可能性が高まるでしょう。
逆にネガティブなイメージが付いてしまっていると、お返事どころか逃げだしてしまう可能性も。

名前を呼ばれるとマズい薬を飲まされたり、歯磨きや爪切りをされたり、叱られることもある、と猫が覚えてしまっていると、返事は期待できません。

猫にとって嫌なことをするときは、名前は呼ばないのが懸命です。
万が一ネガティブなイメージが付いてしまったら、名前を全く違う音のモノに、変えましょう。

まとめ

窓の方を見る猫の後ろ姿

我が家の猫たちは、お返事してくれると言えばしてくれますし、してくれないと言えばしてくれません。そこは、マイペースな猫っぽい反応です。

ただ、いる場所が分からずに必死に探しているとき、ガン無視で様子を見るのダケは、止めてほしいと思っています。
こっちは脱走してしまったのじゃないか、と本気で心配しているのに、静か〜に音も立てずに見ているのですよ!

何なら、「ちょっと、さっきから、うるさいんだけど!ゆっくり寝られないじゃん 怒」と迷惑そうな顔して見てくれてます。
猫と人のコミュニケーションは、一筋縄ではいかないようです(泣)。

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