猫との信頼関係を深める5つの方法

猫との信頼関係を深める5つの方法

猫ちゃんと一緒に暮らすならいっぱい仲良くなって無防備な姿だったり、甘えん坊な姿を見せてほしいですよね♪猫ちゃんにとっても「信頼関係」というのはとっても大事。信頼関係が築ける飼い主さんの元で安心してストレスフリーな生活を送ることが出来れば、その分元気に楽しく長生きしてくれます♪

猫と信頼関係を深める

安心して眠る猫

信頼関係はじっくり時間かけて育まれる

猫との信頼関係を深める方法についてですが、これには勿論時間が掛かります。「子猫」の場合、しっかりお世話をしてあげていれば比較的早く信頼関係が築けますが、難しいのは拾ってきた野良猫や、1歳以上の猫ちゃん。既に他の環境に慣れてしまった猫ちゃんは、なかなか新しい環境に適応しにくいです。

でも、人間だって「いきなり全く知らない環境に放り込まれて、すぐに安心できるか」といったらそれは無理な話ですよね。 なので焦らずじっくり、日々の変化を楽しむくらいの気持ちで少しづつ信頼関係を築いていけるようにしましょう!

猫にとっての「信頼=この人の傍なら安心出来る」という安心感

猫ちゃんは人間関係のように複雑な感情は持ち合わせておらず、とっても素直!信頼してもらうために難しいことは何も必要ありません。ちょっとした心がけの積み重ねで、猫ちゃんからの信頼を得ることができますよ。

猫と信頼関係を深める5つの方法

飼い主を信頼している猫

猫と信頼関係を深めるポイント1. 叩かない

『しつけ』と言って叩く人もいますが、猫にとってはそれは『しつけ』にはなりません。ではどうなるかというと、ただ“恐怖心”や“不信感”となって猫の中に蓄積していってしまいます。

『しつけ』のつもりで行ったことで「この人は僕を攻撃して怖がらせる人」と思われてしまったら信頼関係は築けませんよね。恐怖心や不信感は、安心感や信頼とは程遠い感情です。猫ちゃんにとって飼い主さんの手はいつでも、“優しく撫でて、守ってくれるもの”であるようにしましょう。

猫と信頼関係を深めるポイント2. 名前で叱らない

ついつい猫ちゃんの名前を「○○!だめでしょ!」と言って怒ってしまうことがありませんか?猫は自分の名前を覚えます。 だから、名前を呼んで怒ってしまうと『名前=悪いもの』と猫ちゃんの中に植えつけられてしまうことに。怒るときは「コラ!」。台所など来てほしくない場所に来てしまった猫ちゃんをそこからどかしたい時には金属と金属をぶつけて「カンカン」と音を出せば、音を嫌がって逃げてくれます。

イメージとしては“悪いことをすると怒られる”ではなく“悪いことをすると嫌なこと(騒音)が起こる”と覚えてもらう感じです。

猫と信頼関係を深めるポイント3. 急激な動作をしない

飼い主と猫

いきなり大声を上げたり、急に走り出したりしないこと。猫は基本的にはのんびりしている人が好きです。人間だって、ゆっくりくつろいでいる時に急に何かが起こったりしたらびっくりしてしまいますよね。猫の場合、野生では群れで生活せず単独で狩りをして生活していたのでその名残もあり、急激な動作や小さな変化に敏感に反応してしまうのかもしれません。

猫と信頼関係を深めるポイント4. 猫の気まぐれに合わせてあげる

猫に嫌われる人の特徴の1つとして挙げられるのが、「猫に構いすぎる」ということ。この辺りが猫が“ワガママ”と言われる所以となっていると思うのですが、「自分が甘えたい気分の時以外は放っておいてほしい」というのが猫様の本音(笑)

飼い主さんのそはに来て見つめてきたりすりすりしてきたら「かまって!」「撫でて!」「遊んで!」というサイン。
猫は犬とは違い、1日のうちの“構ってタイム”はほんの少しです。貴重な猫ちゃんの“構ってタイム”に思う存分ワガママを聞いてあげればご満悦になり、飼い主さんの評価もアップすること間違いナシです。

猫と信頼関係を深めるポイント5. 猫の行動を否定的にとらえたり、コントロールしようとしない

壁紙でバリバリ爪とぎを始めたり、コードを噛んだり、真夜中に突然ダッシュを始めたり。猫の行動が時に飼い主さんの頭を悩ませることもありますよね。

でも、猫が危険に晒される場合を除いて、出来るだけ猫の思い通りにしてあげるのが良いでしょう。ただし、部屋をめちゃくちゃにされてしまってはたまらないので、壁紙をフィルムで保護したり爪とぎをいくつか置いたり「工夫」は勿論OK!飼い主さんの工夫次第で、猫ちゃんは室内でも十分やんちゃをして、のびのび遊びまわって楽しむことができます。ストレスフリーだからこそ、安心して飼い主さんに心を開けるというわけです。

猫が信頼関係を築いてくれたサイン

悪魔の形相で勉強の邪魔をする我が家の猫

ここでいくつか、「猫が飼い主さんを信頼してくれているサイン」をご紹介いたします。これを猫が見せてくれるようなら、しっかりとした信頼関係が築けているということですね。

  • お尻を向けて座る、お尻を向けてくる
  • 飼い主さんを監視している
  • 顔にすり寄ってきたり、おでこをぶつけてくる
  • お腹を見せて寝る
  • 何もなくてもわざわざそばに寄ってくる、ついてくる
  • 飼い主さんと目を合わせて、ゆっくりまばたきをする
  • 名前を呼んだら返事をする
  • リラックスしてゴロゴロ喉を鳴らしている

他にもまだまだありますが、どんな仕草で愛情を表現するかもその猫ちゃんの個性によって違います。「これはこの子の愛情表現なんだ!」と発見できた時の嬉しさといったら、本当に震えるほどなので、飼っている猫ちゃんの愛情表現をみつけてみるのもおすすめです(笑)

まとめ

こちらを見つめる黒猫

根気良く時間をかけて愛情を注いであげれば、必ず猫ちゃんとの信頼関係は築くことができます!

ですが、人間と同じで猫ちゃんにも“性格”や“個性”というものがあります。どんなに時間を掛けても「あの人の猫ちゃんはべったりくっついて甘えてくれてるのに…うちの子はくっついて甘えてきてくれない」ということもありえます。

でもそれは猫ちゃんがあなたを信頼していないのではなく、あくまでその猫ちゃんの個性や、子猫の時の環境によるもの。(子猫の時からたくさん抱っこをしていると、抱っこがへっちゃらな猫ちゃんになったり)暴れん坊、引っ込み思案、天真爛漫、甘えん坊、クール、あまのじゃく…まるで人間みたいですよね(笑)猫ちゃんはお世話をしてくれて、愛情を注いでくれるあなたのことが大好きです!だから自信を持ってこれからもたっぷりの愛情を注いであげてください♪

投稿者

30代 女性 にゃコロ

とても共感できる事がたくさんありました!

我が家では、今年の春に2匹の高齢猫をお迎えしました。
実家から引き取った猫ですが、すでに先住猫がいたので、しばらく部屋は別で設けての同居。
少なくとも2週間は、部屋の隅で固まっている時間が、とても多かったと感じます。

実家で飼っていた猫とは言え、私が疎遠にしていた事も含めて、猫にとっては知らない人、知らない空間そのもの。そっとしておく事が一番慣れる近道かとも思いましたが、やはり気になります。
信頼関係を築く事の難しさにもぶつかりました。

まずは慣れてから。そのあとに信頼を!

が鉄則ですが、慣れる=信じてもらう事は多少比例しているとも思い、使った秘密兵器は、猫のおやつの鉄板となった”ちゅーる”です。
ちゅーる様!と言って良いほど、距離を縮められたアイテムでした。

信頼を築く過程で、ちゅーるを袋ごとからはじめて、自分の指に付けて舐めてもらうところまでいくと、その後は比較的スムーズだったと思います。
はじめは背中を撫でるだけで威嚇&攻撃されていたのが、半年を超えた今では、撫でても傷を負うことなく、喉を鳴らしてくれるまでになりました♪

夜はお私の布団に寄り添ってくれる事もあるので、最上級の至福を頂けていますw
投稿者

30代 女性 nanairo

猫との信頼関係、絶賛築き中です。
わが家の猫は、元野良猫です
生後3か月位の時に保護しているので、すぐに慣れてくれるかな…と思っていましたが、なかなか手厳しかったです。
まず、とんでもなく警戒心の強い子で威嚇まではしないものの、近寄ってくるまでに時間がかかりました。

記事を読んで、自分がやってた事は間違ってなかったんだなぁと安心したのが一番でした。
しばらくはケージ生活ではありましたが、自らケージを出てからは、とにかく自由にさせました。
挨拶だけは絶対する、トイレを褒めるそれだけを徹底していました。

わが家の猫は何故か壁で爪とぎ、コードをかじるなど一切せず(興味すらなさそうでした)、叱る事はあまりなく、困ったなぁという時は
寝てる間などに、置き場所をなんとなく変えるなどしてこちらから防御策を取りました。

私は、今の猫が初めての猫なので
これいいですよ!と言う自信はありませんが
いいものも、悪いものも
自分の気持ちをちゃんと伝えて、猫のペースを見守る事で、今の心地よい関係を築けているのかなぁと思います。
この記事を参考に、これからもより信頼を深めていきたいと思います!
投稿者

30代 女性 匿名

安易にちゅーるに頼らない方がいいよね。
「エサくれる人」にしか思ってないんじゃないかな。
投稿者

40代 女性 しまこ

猫ちゃんと、信頼関係を深めるためには色んな努力が必要ですね!
うちの猫ちゃんも、新聞を読んでいたら上に乗ってきたりして構ってと、アピールしてきます。そんなときには、遊んであげるようにしています。紐を使ったりボールで遊んだりしてコミュニケーションをとります。猫ちゃんは、寝ていることが多いのですが、遊んでアピールは束の間なので、大切にしないといけませんね。
子猫の頃は、家になれるまで段ボールの中に毛布をいれていましたが、逆にそれが安心するみたいでした。高齢になったいまは、キャットタワーに登ったり私たちと遊んだりして過ごすのが幸せなようです。
投稿者

50代以上 女性 匿名

保護猫、一歳になる子を譲っていただきました。今日、家に着いて、先にトイレを教えたら、いきなり走り出し、家の中で行方不明に譲渡ででみた行動から狭い場所中心で探したら炊飯器置き場の後ろにいました。
まさかそんな場所にいるとは思わず、先にその場所を掃除後、またその場所に連れて行きました。「怒ってないよ」という気持ちが伝わればいいけど。気長に信頼関係作りをしようと思いました。

スポンサーリンク