猫の10ヶ条
猫が飼い主にしてほしいと思っていることはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは10の猫の気持ちをご紹介させていただきます。
1.扉はあけておいてほしい
猫は一日のほとんどを寝て過ごしていますが「眠る場所」を選んでいます。あちこち好きな場所で寝たりするときに、気温によって部屋を選んでいることもあるのです。ですので、部屋は閉めきらずに扉はあけといておいてあげましょう。猫は扉があいていることで暑いときは涼しい場所、寒ければ暖かい場所を探して自分で寝てくれます。
2.餌はいろいろなものを入れてほしい
猫は偏った同じものばかりでなく違う餌も入れてほしいと思っています。同じものをいつも食べていると飽きてしまったりすることもあります。猫が餌を食べずにいたり、餌の周りで砂をかくように埋める仕草をした場合には「飽きている証拠」です。なるべく違う種類の餌も入れてあげるようにしましょう。また、夏場には食べるだけでも水分補給のできるウェットフードがおすすめですよ。
3.飲み水はいつも衛生的にしてほしい
飲み水は入れたらそのままにするのではなく、頻繁に変えて新鮮なものを飲ませてあげるようにしましょう。そして、水分補給がしやすいように各部屋に水飲み場を作ってあげると良いでしょう。また、猫の飲み水は「水道水」などの硬度が低いものにしなくてはいけません。硬水であると尿結石などにもなってしまうので必ず軟水のものを使ってあげるようにしましょう。
4.トイレはいつも掃除してほしい
猫のトイレはいつもきれいに保ってあげましょう。トイレが汚れたままになってしまうと猫は神経質なのでおしっこを我慢してしまうようになり、膀胱炎などの病気にもなってしまいます。砂を変えてあげたり、トイレ本体もお手入れを忘れないようにしてあげてください。
5.パーソナルスペースがほしい
猫はストレスを抱えやすい動物なのでパーソナルスペースを作ってあげる必要があります。具体的には、キャットハウスなどの一匹でいれる場所がおすすめです。隠れたり一匹で落ち着いて過ごせるような場所を作ってあげてください。
6.遊んでほしい
猫はおもちゃを使って飼い主にたくさん遊んでほしいと思っています。ねずみのおもちゃやねこじゃらしなど猫が喜ぶアイテムでたくさん遊んであげましょう。また、猫は体を動かしてストレスを発散します。日常的に猫の遊び相手をしてあげてくださいね。
7.甘えているときには撫でてほしい
猫は気まぐれな性格ですが、自分から尻尾をたてて飼い主に近寄ってくるときには「甘えているサイン」です。そんなときに、相手をしてあげないと拗ねてしまったりなついてくれなくなってしまうこともあります。ですので、猫が近寄ってきて甘えているときには撫でたりして構ってあげるようにしましょう。
8.窓際には荷物をおかないでほしい
猫は暖かい場所が大好きです。それにより、窓際で外を眺めたり日なたぼっこをよくしていますよね。しかし、窓際に荷物があったり置物がたくさんあるとスペースがなくてストレスになってしまうことがあります。ですので、窓際は猫が寝ることができるくらいのスペースは確保してあげるようにしましょう。
9.高い場所に登れるところを作ってほしい
猫は高い場所が好きです。天敵がいないか見渡すことができるので安心して過ごすことができるからです。ですので、背の高い棚を階段のように並べたりキャットタワーを置いあげるようにしましょう。
10.爪がきれいに研げる爪研ぎがほしい
猫が過ごしている空間に爪研ぎはおいていますか?猫は古くなって使えない爪研ぎがあってもストレスになってしまうのであちこちの家具で爪研ぎをしてしまうこともあります。猫はいつ獲物が来ても良いように鋭い爪にしておきたい心理があります。ですので、いつでも爪がきれいに研げる爪研ぎを置いてあげるようにしましょう。
まとめ
猫は言葉がしゃべれないので「どんなふうにすれば猫が喜ぶだろうか」などと考えることがありますよね。そのようなときにできる身近なことを10ご紹介させていただきましたので是非参考にしてみてくださいね。