猫が窓の外を眺めている時の心理4つ

猫が窓の外を眺めている時の心理4つ

窓から外を眺める猫、絵になりますよね?前を通る人の、アイドルにもなりえます。でもどうして、猫は外を、眺めるのでしょう?どんな理由があって、見ているのでしょうか?その心理、探ってみました。

1. ナワバリを守る!

窓の外を見る三匹の子猫

猫にとって、いつも過している部屋の中は、ナワバリです。そのナワバリを守る為、外を眺めているのです。侵入者はいないか、何か異常はないかを、窓からチェックしています。面白いのが、直接猫が侵入者を退けた訳ではないのに、家の中に入ってこないと分かるだけで、「ナワバリを守ったにゃ!」と満足感を得るというところ。

つまり、見知らぬ人や猫が家に近づいてきても、窓やドアなどが開いていなければ、当然中には入ってきません。「侵入者っぽいのが来たけど、家の中には来ないにゃ」と分かると、それだけでナワバリを守ったという達成感を得て、それがストレス解消に繋がっている、ということです。なんだか可愛いですね!

2. リラックスタイムだにゃ

窓の外を見る猫

猫にとって、窓から外を眺める時間は、リラックスタイムでもあります。ちょうど、人がソファに座って、テレビを眺めているような感覚。一種の娯楽として、外の景色を眺めているのです。

大空に羽ばたく鳥や歩く人、走る車などの景色を眺めて、楽しんでいると考えられます。猫がボ〜ッと外を見ていると「そんなに外に出たいのか?」と思ってしまいますが、実際はそうではないのです。

3. ぽかぽかして気持ち良いにゃ

手をグルーミングする猫

窓の近くは、猫にとって格好の日向ぼっこスペース。晴れの日は太陽の光が降り注ぎ、ぽかぽかしてお昼寝には最適です。

日向ぼっこはただ猫の趣味という訳ではなく、体を温めたり寄生虫などを退治したりするのに必要なことなのです。日向ぼっこした後の猫は、まるで天日に干した布団のように太陽の匂いがします。ぜひ、許してもらえるなら日向ぼっこ後の猫の匂いを嗅いでみてください。

4. 外の空気を満喫している

窓の外を眺める猫

窓が開いている場合、外の空気の匂いを吸って満喫しているのでしょう。外の匂いは、猫にとって新鮮な刺激を与えてくれます。もちろん家の中の安全な空間も大事ですが、たまに外の空気に触れることで、退屈が紛れます。猫が脱走しないよう対策を施した上で、適度に窓を開けてあげるのもオススメです。

まとめ

もも

猫が窓の外を眺めるのは、多くの場合外に出たいからではありません。勘違いして安易に猫を出さないようにしましょう。1度外の楽しさの味を占めると、猫も飼い主さんも後が大変です。

もし心配なら家の中の環境を、充実してあげるようにしてください。外に出さないのは、猫の安全を保つ為に必要です。

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