猫が揺れる病気のサイン
1 肉球が痛い
猫の肉球は皮膚の一部です。毛で覆われていないので、ケガしやすい部位でもあります。
肉球が痛ければ、歩くのや座る事も苦痛になります。
肉球にやけどがある、切り傷、ひび割れ、爪が肉球にくい込むなどが痛みを感じる原因になります。
また、肉球の病気には「形質細胞性足皮膚炎」があります。肉球に炎症が起こり腫れてしまうようです。
猫白血病ウイルス、猫免疫不全ウイルスの感染、季節が関係しているのが原因とも言われていますが、はっきりとした原因はわかりません。
2 脳障害
猫が揺れているのは、脳に異常がある場合が考えられます。
脳障害で考えられるのは、脳腫瘍、脳炎、先天性脳疾患です。
脳腫瘍は、中年齢から発症する可能性がある病気です。そして動物の脳腫瘍は、悪性腫瘍が多く言われています。猫の年齢が若い場合は、てんかんや脳炎の可能性が高いそうです。脳炎は脳が炎症を起こす病気で、猫の場合は猫伝染性腹膜炎ウイルスが原因になることがあるそうです。
また、先天性脳疾患は、生まれつき脳に問題がある疾患です。脳障害が原因になれば、前庭神経炎、痙攣、視力障害、歩行障害、意識障害などのあらゆる症状がでてしまうそうです。
3 尿毒症
腎臓の働きが低下して起こる、尿毒症と言われる病気があります。簡単に言えば、身体の中の老廃物が十分に排泄できなくなり体内に排泄しなければならない毒素が溜まってしまい嘔吐が激しくなったり、痙攣が起こる病気です。
猫に多い病気には腎不全があります。腎臓が悪くなると、体内の老廃物が排泄できなくなり、その結果尿毒症という状態になります。一度悪くなった腎臓はもとの健康な状態には戻ることが困難で、治療しなければ命にも関わる病気です。腎機能の進行も、急性と慢性に分かれていて極端に低下すれば、末期腎不全から尿毒症になってしまう原因になります。
猫のおしっこの量が少ない、水をたくさん飲みすぎる、食欲不振、痩せる、嘔吐が見られると、慢性腎不全の症状の可能性があるそうです。
4 耳の病気
猫が頭を揺らしたり、振るうような仕草をするのは耳に異常がある場合が考えられます。
細菌感染やマラセチア感染が原因になる外耳炎が最も多く、そのほかの原因としては猫の耳に異物の混入、ミミダニ寄生などが原因となることもあります。
耳ダニと言われる寄生虫は、耳の中に寄生し炎症などを起こします。
耳に違和感があることで、猫が気になり頭を振ったり、傾けてしまうのでしょう。
5 突発性障害
猫は年齢に関係なく突発的に起こる病気があります。突発性前庭症候群と言う病気が多く言われていますが、原因がはっきりしないと言われています。おそらく、感覚神経障害、小脳の障害、耳の障害が原因から引き起こしてしまうと考えられます。
前庭には、頭や目や体幹を重力に正しく保つバランス機能があるそうです。前庭に障害があると、頭が傾いたり、ぐるぐる回ったり、眼球が揺れるなどの症状があるそうです。
まとめ
猫の身体がゆらゆら揺れてるのは、恐らく何らかの異常がある可能性があるでしょう。今回は、身体を揺らしてしまう原因を5つあげました。
脳、耳、皮膚、臓器などに異常があり、身体が揺れてしまったりふらついてしまうようです。揺れが頻繁になったりするようであれば、病気も悪化している可能性もあるでしょう。
猫がそのような仕草を見せたら、早期発見して原因を突き止めていかないと、手遅れになってしまうかも知れません。猫の身体に、異常がないかを詳しく検査してもらい、治療を出来るだけ早く始めれば、病気を食い止められるかも知れません。
中には症状がなかなか現れずに、急に起こってしまう場合もあります。感染症などは、ワクチン接種をしておくのが予防になります。
猫が中高齢になってきたら、年に一度は病院で健康診断を受けておくのも大切です。