愛猫の皮膚炎、なぜ?
うちには7歳になる上海に住んでいた時に拾ってきたPennyと一年くらい前にやってきたJasperの2匹の猫がいます。
路上生活をしていたPennyは数年前からお腹の周りがひどい皮膚炎で、その頃はアレルギーだと知らず、ストレスからくる過剰グルーミングだと思ってエリザベスカラーをつけたり、お保護服を着せたりしていました。それがまたストレスで酷くなるばかり。
愛猫の皮膚炎は食べ物アレルギーだった!
その後転勤でスペインへ移動。そこで出会った獣医さんが一目で「食べ物アレルギーですね」ということで、その時からドライフードもウエットフードもアレルギー用に変えました。
アレルギー用のフードに変えてから皮膚炎は改善していったのですが、実はそれまでいつも「ちょっと太り気味ですね」とお医者さんに言われていたのと、スペインに移動することはわかっていたので重量制限(機内持ち込みだとバッグを含めて飛行機会社によっては7キロ以下)もあり、ダイエットフードにしていたのです。
でもそのダイエットフードは穀物を多く含んでおり、穀物にアレルギーのあるPennyにとってはアレルゲンをわざわざ多く摂食していることとなり、悪化して当たり前だったのです。
今から思うと2年ほど気づかず可愛いそうなことをしてしまいました。つくづくフードの選択は自己判断ではなくお医者さんと相談することの大切さを思い知らされました。
猫の複数飼いの悩み
その当時うちにはもう1匹上海から連れてきた先住猫のPokeyがまだいました。この子はもうこの時点でそろそろシニアだったのでシニア用のフード、Pennyはアレルギー用のフード。
でも猫にこっちを食べなさいと言ってそっちを食べてくれるわけではありません。気をつけてないと入れ替わって違うフードをそれぞれ食べたりしました。
Pennyは穀物の入っているフードを食べるとすぐに皮膚炎が出るのでバレるのです。結局、お医者さんと相談して、シニアのPokeyにもアレルギーフードにすることにしました。
ただPokeyは食にうるさく、2匹とも食べてくれるフードを見つけるのに苦労しました。
その後、Pokeyが亡くなって、新しく子猫を迎えたのですが今度は子猫用のフードとアレルギ用フード…お医者さんにも相談したのですがやはり子猫には子猫用のフードを食べさせないといけないということで、最初の一年はそれぞれ別の部屋で食べてもらうことにしました。
猫が複数いるとフードの食べ分けにも苦労します。
猫のメタボ対策で使っているフードはピュリナ
Pennyのようにアレルギーにもダイエットにも配慮したいなど、複数の目的をかなえたい場合のフード選びは難しいことも多いと思います。
ちょっとぽっちゃり系のPennyは健康診断でいつも「もうちょっと痩せましょうね」と言われているのですが、穀物が入っているダイエットフードはN G。
なのでいろんなメーカーを比較してうちはピュリナの食物アレルギー用のドライフードで落ち着きました。今のところ喜んで食べてくれていますし、お皿も脂肪分が少ないのか食べた後もさらっとしています。
猫達のおやつは「にゃろみ」
やっぱりあげたいおやつ。これもアレルギーがあるので成分には気を使います。そこで見つけたのが「にゃろみ」。合成保存料や人口香料などを含まず、乳酸菌が入っていてお腹にも優しいというので1年くらい前からあげてます。
原料にお米も使われていますが、Pennyはお米は大丈夫なようで、これだと皮膚炎も出ないし、新しくやってきたJasperもちょっと便秘気味だったのですが、これをあげるようになってから調子が良いようです。
まとめ
フードはそれぞれ猫ちゃんによって合う合わない、また好みもあります。
うちも2年ほど色々試してやっと落ち着きました。でも猫だって同じものばかり食べていたら飽きてくるし、年齢とともに好みや体調なども変わってきます。いくつか合うフードを見つけてあげてローテーションできると良いですね。