猫がトイレに頻繁に行く４つの原因
猫がトイレに頻繁に行く原因はどのようなことが考えられるのでしょうか。
- 猫がトイレに頻繁に行く
- トイレに入るのにおしっこをしていない
- トイレに頻繁に行き、鳴き声をあげる
などという通常とは異なる行動があれば、「病気ではないだろうか」と心配になってしまいますよね。そこでここでは、猫がトイレに頻繁に行く原因についてご紹介させていただきます。
猫がトイレに頻繁に行く原因は膀胱炎だから
猫がトイレに頻繁に行く原因として「膀胱炎」ということが考えられます。
猫も人間と同様に膀胱炎になってしまいます。冬の寒い時期にトイレのある部屋が冷えているとトイレを我慢してしまい膀胱炎になってしまうというケースもあります。猫が、
- トイレに入るけどしない
- 2～3回の平均的なトイレの回数よりも多い
ということがあれば膀胱炎である可能性が高いです。
猫がトイレに頻繁に行く原因として便秘だから
猫がトイレに頻繁に行く原因として「便秘」ということが考えられます。猫は体質的に便秘になりやすい動物もいます。また猫は獲物を横取りされないために、本能的に餌を丸飲みする癖があるので便秘を起こしやすいです。
猫が便秘になると
- おしっこやうんちが出ない
- 血尿がでる
- 痛そうにして鳴く
などという症状があります。
猫の、
- うんちやおしっこの回数
- トイレの滞在時間
をよく見るようにしてください。
猫がトイレに頻繁に行く原因として腎臓病
猫をトイレに頻繁に行く原因として「腎臓病」の可能性もあります。
猫の死因第一位が腎不全なのですが、猫は犬に比べても腎臓病になりやすいです。
腎臓病になってしまうと
- トイレに出たり入ったり何度もする
- トイレに全く行かない
- 水を飲む回数か異常に多い、少ない
- 元気がない
- 毛づやが悪い
などという症状がでます。
猫の腎臓病は進行してから気づくと「末期腎不全」になってしまっていることもあります。
腎臓病は早期発見が治療の鍵になりますので、猫がトイレに頻繁に行くときには、他の症状もないかチェックしてみてください。
猫がトイレに頻繁に行く原因は糖尿病だから
猫がトイレに頻繁に行く原因として「糖尿病」である可能性もあります。猫も人間と同様に糖尿病になることがあります。
猫が糖尿病になると
- 肥満になる
- トイレに頻繁に行くようになる
- おしっこの量が増える
といった症状があります。日頃から猫が食べ過ぎていないか、おしっこの量はどれくらいかなどをチェックしてみてください。
猫が頻繁にトイレに行く時の３つの対処法
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法とはどのようにすれば良いのでしょうか。
猫が頻繁にトイレに行く時には「病気かな」「どうしてあげればいいんだろう」と対処法に悩んでしまいますよね。
そこでここでは、猫が頻繁にトイレに行く時の対処法についてご紹介させていただきます。
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法は動物病院へ行くこと
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法としては「動物病院へ行くこと」です。
猫のトイレの回数が頻繁になるとき、
- おしっこが出ているか
- 痛そうにしていないか
- その他の症状がないか
などの健康状態をチェックしてから動物病院へ連れて行くようにしましょう。動物病院で検査をしてもらえば、病名や具体的な解決策を見つけることができます。
まずは早めに受診するようにしてください。
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法としてキャットフードを変える
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法として「キャットフードを変える」ということをしてみてください。猫は体質的にキャットフードが合わないと、便秘などになってしまっていることもあります。
キャットフードは必ず
- 添加物の少ないもの
- 主原料が具体的に明記されているもの
- 飼っている猫の年齢に合ったもの
を選ぶようにしてください。
また、猫が体を動かさず、運動不足でも便秘がちになってしまうので、適度に運動をさせるようにしてみてくださいね。
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法は水を複数箇所に設置する
猫が頻繁にトイレに行く時の対処法として「水を複数箇所に設置する」ようにしてみてください。猫は水分不足によって便秘気味になってしまっていることもあります。
水分が不足すると尿石ができやすくなる場合もあります。
- 水が飲みやすい環境を作る
- 水は新鮮なものにする
- 水は複数箇所に設置する
など工夫をしてみてください。また、ウェットフードを与えれば水分補給もできますので、おすすめです。
まとめ
猫がトイレに頻繁に行くような場合には
- 膀胱炎
- 便秘
- 腎臓病
- 糖尿病
などという可能性が高いです。
まずは、動物病院に相談し原因を見つけましょう。原因によって治療方法が変わります。早期発見、早期治療が大切です。