冬は猫のおしっこに要注意!危険な尿の4つの特徴

【獣医師監修】冬は猫のおしっこに要注意!危険な尿の4つの特徴

猫のおしっこは、どんな色や量が正常かご存知ですか?おしっこで猫の健康状態がわかります。毎日のおしっこを観察して危険がないかよく観察していきましょう。それでは、猫の尿の特徴を紹介してみましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1 猫のおしっこの色が濃い

おもらしした猫

猫のおしっこが、いつもより濃い色をしていると危険信号がでています。正常な猫のおしっこの色は透き通った薄い黄色です。それよりも濃い茶色や、緑色や赤色のおしっこをしていないか確認してみて下さい。

おしっこの色は、朝一番で出した時に多少濃くなる事もありますが、その時はおしっこの色に注意しながら様子を見てください。また、おしっこの色は薄くても、濁っていても危険信号になります。

2 猫のおしっこの匂いがきつい

猫のトイレの匂いが気になる女性

猫のおしっこの匂いもいつもより、アンモニア臭や生臭さを感じたら危険信号です。ただ、一概に病気が原因と言うわけでもありません。

去勢手術をしていないオス猫は、マーキングの為にするおしっこの匂いが強烈にきつくなります。また、ご飯を変えたりトイレについた匂いが原因になる事もあります。

冬場は、猫の水分摂取量も減る事でおしっこの匂いや色がきつくなる事もあるようです。

3 猫のおしっこの量が多い

トイレでうつむく猫

猫の1日のおしっこの量は、体重1kgあたり40mlが平均で50mlを超えると多尿と言われます。

猫の個体差にもよるので一般的な猫の場合で説明しています。トイレの回数が増えた、多飲多尿、1回のおしっこの量が多いと病気の可能性が考えられます。1回のおしっこ量が多い場合は、おしっこが無色で匂いもないのが特徴です。

4 血尿っぽい

トイレで座る猫

猫のおしっこの色が、赤っぽい色や血尿のような色をしているとかなりの危険信号になります。

先程お伝えした通り、猫のおしっこは黄色が正常なので赤っぽいと言うのは緊急に対応しないといけません。その時の猫に発熱、嘔吐、食欲不振など症状が出ていないか確認して下さい。

猫のおしっこの色が濃くなるのはどうして?

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猫の健康状態でおしっこの色も変化するそうです。冬でも猫の脱水症状は起こります。脱水状態や激しい運動の後は、色が濃かったり茶色のおしっこをする事があるそうです。

持続して濃い色のおしっこをする場合は、尿石症、膀胱炎、肝疾患などの疑いがあります。無色のおしっこは、腎臓の衰えや不調の疑いがあるそうです。

猫のおしっこの匂いがきついのはどうして?

水を飲む猫

猫のおしっこの匂いから、病気を発見する事があります。猫のおしっこが臭い原因で考えられる病気は、膀胱炎、腎不全、腎炎、下部尿路疾患などです。細菌が原因で炎症を起こして匂いが臭くなる事もあるそうです。

猫のおしっこの量が増える原因

トイレで座る猫

おしっこの量が多い時に考えられる原因は、腎機能の低下です。猫の病気で多い慢性腎臓病は、悪化すると腎臓が機能しなくなります。たくさんのお水を飲むようになると量も増えるようになります。

糖尿病も多尿の原因です。大量の糖分を排出する為に、おしっこの量が増え水分量も増えるのです。寒いと猫は、トイレを我慢するので膀胱炎なども注意しないといけません。

猫が血尿になる原因

トイレに居る子猫

血尿や赤色のおしっこになる原因は、膀胱炎、尿路感染症、中毒、ケガが考えられます。

膀胱炎になると、膀胱内に細菌が感染し膀胱内で炎症が起こるため、残尿感がひどくなったり血尿が出たりします。何度もトイレに行く割には排尿量が非常に少ないのも膀胱炎の特徴です。炎症がひどくなると排泄のたびに痛みが出るので早めの治療が必要です。

猫が食べると危険な物を誤飲すると赤色のおしっこがでることがあります。ネギ類は中毒症状を引き起こし最悪の場合、命にも関わってきます。

また、落下や交通事故のケガが原因で、腎臓や尿路が損傷して血尿がでる事もあります。

まとめ

トイレから見上げる子猫

猫の危険なおしっこの特徴を紹介しました。おしっこは健康のバロメーターです。おしっこの量、色、匂いの様子に異変を感じたら、早急に対処するようにしましょう。早期発見が大事です。猫のおしっこの異常を早く見つけるために、猫砂にも注意するようにしましょう。