猫が落下した後に注意すべき症状5つ

猫が落下した後に注意すべき症状5つ

いくら運動神経抜群な猫でも、落下すると危険です。意外と家庭内でも事故が多いのです。落下した後、これからご紹介するような症状が出ていたら気をつけましょう。すぐには出なくてもしばらくしてから出ることもあります。良く猫の様子を観察しておくと良いでしょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1. 触ろうとすると怒る

怒ったような表情で見つめる茶トラ猫

痛みがあるときは飼い主さんが触ろうとすると怒り、触らせてくれないでしょう。こんな場合は注意が必要です。どこかケガをしているのかもしれませんし、骨折なども考えられます。内臓が傷ついている可能性もゼロではありません。

痛みのある猫をキャリーに入れるのは大変かもしれませんが、おやつなどでうまく誘導してみましょう。動物病院へ連れていって異常がないかを確認してもらう必要があります。

2. 出血が見られる

窓辺で自分の身体を舐めている猫

万が一、出血していたらやはり注意が必要です。まずは出血ポイントを見つけましょう。毛をカットする必要があるかもしれません。軽度ならガーゼを当てて止血を行います。出血が止まったら、包帯をきつめに巻いておきましょう。

もし明るい色の出血が酷かったら、動脈が傷ついている可能性があります。その場合は心臓に近い部分に包帯をきつめに巻いて止血を。暗い色の出血が多い場合は静脈に傷がある可能性が高いです。傷を包帯で強めに巻き、止血しましょう。

長時間締め付けたままでいると、巻いた部分から先が血行不良から壊死する恐れがあります。5分ほど圧迫したら少し緩めて出血の程度を確認しましょう。止血できたとしても、必ず動物病院に連れて行きましょう。止血を試みても止まらない場合は、至急、動物病院に連れていきましょう。

3. ぐったりしている

ぐったりとして元気がなさそうな猫

ぐったりしていたら動物病院へ直行です。落下後すぐは元気でも、2日後くらいに元気がなくなることもあります。注意して見ておきましょう。内臓出血や骨折などが考えられます。なるべく猫の体を動かさないようにして動物病院へ連れて行きましょう。

4. 歩けない

カーペットの上で横になっている猫

落下後、歩けない場合は明らかに異常があります。早急に受診した方が良いでしょう。歩けても足を引きずっていたりおかしな歩き方をしていたりすることがあるかもしれません。そんなときも早めに動物病院へ連れて行ってください。

5. 茫然としている

ボーッとした様子の猫の顔アップ

落下により大ケガを負った時点で緊急事態ですが、命に関わるようなケガではなくても「外傷性ショック」により危険な状態に陥ることがあります。重症の場合は血圧の低下が起こり意識を失ってしまったり、大量に出血することで貧血になってしまったりします。

猫がボ〜ッとした状態になっていたら、すぐに動物病院へ連れていってください。放置すると大変危険な状態です。病院へ行く前に一報を入れておくと処置の準備をしておいてもらえるでしょう。するとスムーズに受診できますので、冷静に対処することが大切です。

まとめ

部屋の扉の上に乗って落ちそうな猫

猫の落下事故は意外と多いです。ベランダなどに出さないようにするか落下防止策を施しておきましょう。ただ室内でも落下事故は起こります。

何か重みのあるもので遊んでいて一緒に落下してしまった場合、ケガをする可能性が高くなります。特に子猫には注意が必要です。遊び盛りの時期は重さがあるものは猫の遊び場には置いておかないようにしましょう。

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