獲物と勘違い
飼い主の体を、獲物だと勘違いしてしまって引っ掻くことがあります。例えば、布団に隠れている手や足がモゾモゾ動き、それを獲物だと思った、ということはあります。
猫が勘違いして引っ掻いてきた場合、「痛い!」など短めの大きな声を上げて、猫に引っ掻いてはいけないことを、教えて上げましょう。子猫のうちから教えていけば、分かってくれるはずです。根気良く教えて行きましょう。
おねだり
おねだりしようとして、引っ掻いてしまうことも。飼い主さんが美味しそうなおやつを持っていて、欲しい気持ちが抑えられずについつい、爪が出てしまったのでしょう。
こんな時は「痛い!」と教えると共に、おやつを隠してしまうと良いでしょう。引っ掻くとおやつは貰えない、と覚えて貰うのです。逆に、引っ掻かない時におやつを与えるようにすると、「引っ掻かない=おやつ貰える」という図式が猫の頭の中でできるので、良い結果となります。
遊びの一環で
遊んでいる時、興奮しすぎて引っ掻いてしまう場合もあります。この場合も、「痛い!」と声をあげると猫は理解して、次から気をつけてくれるようになします。
あまりに興奮しすぎている時は、さっと遊びをやめることも重要ですし、遊びの途中で興奮させすぎないようにするのも大切です。
嫌がっている
猫が嫌がっている時、後ろ足でガリっと飼い主を引っ掻くことが。猫が嫌がることはなるべくしないのが、鉄則です。
引っ掻くまでになる前に、猫は何らかの「嫌だ」サインを出しているはずです。それに気づかずに続けていると、堪えきれなくなった猫が飼い主を引っ掻いてしまうのです。ケガをする恐れがありますので、十分気をつけましょう。
怖がっている
猫は恐怖を感じた時、後ろ足を強く蹴って、ダッシュします。パニックになった猫は、何を蹴ったまで気にしていられません。たまたまそこにあった飼い主の体を台にして、思い切り蹴って逃げることも普通にあります。こんな時、蹴られた方の飼い主は、大ケガを負うこともあるのです。
まとめ
いくら慣れている猫でも、引っ掻く可能性はゼロではありません。万が一の時、ケガをしないように、猫の爪はいつも、カットしておくと良いでしょう。