お行儀良く座る場合
後ろ足をたたんで前足を伸ばして座る、スタンダードな座り方です。やや警戒している時に、この座り方をします。几帳面な猫は、しっぽを体に巻きつけることも。
スラッとした姿は、猫の美しさを感じさせます。野良猫でも、良く見ることができるでしょう。1番絵になる、座り方かもしれませんね。
足を床につけている場合
足を床につけて座る座り方をしている場合は、すぐに立ち上がれるようにしている時なので、多少の警戒心がある時です。
スフィンクス座りがこの座り方に、あげられます。警戒しつつもリラックスしている、そんな気持ちの時に見られる座り方です。
お腹を見せている時
お腹を見せて座る時は、とてもリラックスしている時です。なぜなら、お腹は猫にとって、急所だからです。お腹は骨がない上に、大切な内臓が詰まっています。そんなお腹を晒すのですから、よほどリラックスしていることが伺えます。
猫の性格にもよりますが、比較的警戒心の薄い猫は、お腹を見せて寝ることがあります。お腹を上にするのは警戒心がないこともありますが、暑い時の姿勢でもあります。筆者は、猫がお腹を見せて寝るのは、夏の風物詩だと思っています。
スコ座り
おっさん座り、スコ座りなど、色々な呼び方がありますが、猫がこの座り方をしている場合、「骨軟骨異形成」の可能性があります。骨が変形してしまって痛みがあるので、スコ座りをしている可能性もあります。
特にスコティッシュフォールドがこの病気を発症しやすく、この変わった座り方をするので、通称スコ座りと呼ばれています。スコティッシュフォールドを飼っている場合は、十分に気をつけて挙あげましょう。
しょっちゅう座り方を変える
猫が座る体勢を変えることはありますが、それがあまりに頻繁な場合は、どこかに痛みがあるのかもしれません。気をつけてあげましょう。普通に座っているのが辛いほど、痛みなどを感じている可能性が考えられます。おかしいと思ったらなるべくはやく動物病院を受診して、異常がないか調べてあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ミッチー / ♂ / 3歳 / 茶白トラ / 3.8kg
猫は言葉を話さない分、態度でその気持ちを表しています。猫が今どんな気分でいるのか、座り方から判断してみましょう。猫の気持ちが分かると、コミュニケーションが取りやすくなります。