猫が飼い主を睨むときの心理4つ

猫が飼い主を睨むときの心理4つ

いつもは可愛らしい表情をしている愛猫が、ある時には渋い表情で飼い主さんに睨みをきかせていることがあります。実は睨んでいる時の思いは結構深いもの。その裏側にある猫の心理を紐解きます。

愛猫の衝撃の睨み、ショックを受けつつも二度見してしまう

睨む茶トラ

いつもはピュアな瞳で見上げてくる愛猫が冷めた目で睨んできた時の表情、同じ猫とは思えない劇的ビフォーアフターに傷つきますよね。猫は一体どんな心理で睨んでくるのでしょうか。早速ご紹介させて頂きます!

1. プンプンしている

不機嫌そうなアメショ

「怒ってるよね?」「別に!」要因はさまざまですが、明らかにプンプンした態度で睨まれることがあります。猫も人間同様、気に入らないことがあると怒りが顔に出てしまうのでしょうか。筆者も帰宅が遅い日が続くと、このプンプン&睨み攻撃に見舞われています。猫は執念深いと言われていますが、何日も根に持っていることも一度や二度ではありません。

わだかまりは早期に解消しておく必要があります。「ごめんね」「許して」と心からの謝罪をし、たくさん遊んであげたりスペシャルなおやつをあげて誠意を示しましょう。不思議なことに誠意は通じるものです。

2. 騒音の苦情

目を細めて不満顔な猫

卓越した聴覚をもつ猫は大きな音が苦手です。人間がそれほど大きな音を立てているつもりはなくても、猫にとっては騒音レベルということも。そんな時は舌打ちも聞こえてきそうな表情で飼い主を睨んでくることがあります。

筆者宅でも愛猫にとってピアノの音は不快な騒音でショパンもベートーベンも理解されません。また家族が寝静まったリビングで深夜に熱唱していたら「何時だと思っているんニャ」と冷ややかな睨みが。筆者もこれ以上怒られないように、鉛筆削り、ジューサー、スピードカッターは猫がいないタイミングで使用する等配慮しています。

3. 寂しさの裏返し

すねて寝る猫

なんだかお留守番させられそうな雲行きだニャ・・そんな時にもしょぼんとした気持ちとは裏腹に、フン!という顔で睨んでしまう悲しい性(さが)。

筆者宅の1代目の愛猫もスーツケースを開いてパッキング態勢に入ると「さては旅行だな」と察知してスーツケースの片面を占拠しパッキングの邪魔をしながら恨めしそうな睨み顔。「寂しいの」としおらしい態度をとるのはしゃくに触るのでしょうか…。

猫らしいと言えば猫らしいのですがどうも素直になれない所がありますので、そのあたりの揺れる猫心を推し量ってあげてください。

4. 一人になりたい気分なのに構われ過ぎ

電気スタンドと猫

眠っている姿、寛いでいる姿、ちんまりと座っている後ろ姿、どれもこれも可愛らしくて絡まずにはいられない、そんな飼い主さんも多いことだと思います。しかし猫は一人好きな一面も。一人になりたい時に構い過ぎると面倒くさくなるのか睨まれます。空気が読める飼い主さんを目指しましょう。

一人静かに眠っているところに頬ずりしに行く爆発する愛が止められない行為もご注意を!睨んで立ち上がり背を向けられてハート♡が割れた、こんな経験もほとんどの飼い主さんにあることと思います。相手にされないとやさぐれる猫も、構われ過ぎは苦手ですので、気を付けましょう。

まとめ

テディ

猫の気持ちを飼い主さんが理解してくれない等メンタル面の不満やストレスがある時や騒音やトイレ掃除など物質的な不快から、飼い主さんを睨んでしまいます。

そのような猫の心理を受け止め、不満や不快を取り除いてあげること、それが飼い主さんの務めです。猫の知能は2,3歳の幼児くらいだと言われていますが、心の方も人間同様に喜怒哀楽がありますのでしっかりと寄り添ってあげましょう。

猫の睨みは飼い主さんに向けられたメッセージ。その裏にある猫の心理を理解し、より分かり合える関係を目指していきたいものですね。

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