せっかく買い置きしたのに……
猫の餌をある程度ストックしておくご家庭は多いと思います。でも時々、その餌が不要になってしまうことはありませんか。愛猫のためを思い買い置きした餌が不要になってしまうケースは、次のようなことが考えられます。
- 味に飽きて食べなくなった
- 療法食に切り替えることになった
- 体質に合わずフードに切り替えた
- 亡くなってしまったなど
猫はグルメな動物です。気に入って食べていた餌を食べなくなってしまうことは珍しくありません。急遽、療法食に切り替えることなることもあります。また、餌自体には問題がなくても体質に合わなくなることがあります。そして、残念ながら愛猫が急に亡くなることもあります。事情は様々ですが、ストックした餌がいらなくなってしまうことは意外とあるようです。
猫の餌にも、もったいない精神を!!
残量が僅かの場合はそのまま処分することが多いと思います。ですが、未開封のまま残ってしまった餌を廃棄してしまうのはもったいないですよね。そこで、これらの活用方法をいくつかご紹介いたします。
友人・知人などに譲る
身近に餌を必要としている方がいらっしゃる場合は、その方に譲ると良いでしょう。その場合、餌の種類や味などが相手の愛猫に合うかどうか、よく確認することを忘れないでください。
寄付をする
身近に餌を必要としている方がいない場合は、寄付を募っている保護猫団体や、猫カフェなどに寄付することもできます。寄付したいと考えている方は以下のような方法をとるとスムーズです。
- 募集している団体を検索する
- 「ジモティー」を活用する
まずはインターネットで募集している団体を探してみましょう。その際「キャットフード 寄付」、「キャットフード 寄付 (都道府県、市区町村名)」と検索すると見つけやすいのでおすすめです。また、「ジモティー」でも保護猫のために寄付を募っています。詳細は以下のURLをご覧下さい。
譲る際の注意点
身近な方に譲る場合も、寄付する場合も次のようなことに注意しましょう。
賞味期限の確認
賞味期限が切れてしまったものは、寄付することができません。自宅に残っている餌がこれに該当する場合は廃棄しましょう。期限が迫っているものに関しては、寄付を検討している先に確認してみましょう。
寄付できるのは未開封のもの
既に封を切ってしまっている餌は劣化します。風味や栄養価が下がると同時に、酸化した餌は体調不良の原因になる可能性があります。一度開封してしまったものは寄付することができません。
募集項目を確認する
保護猫団体や里親募集団体などに寄付する際は、必ず募集項目を確認しましょう。場所によっては募集している餌のメーカーや種類などに指定がある場合もあります。またほとんどの場合、餌以外にも猫用品の寄付を募っています。主に募集されている猫用品の例をいくつか紹介します。
- 猫砂
- 子猫用ミルク
- 猫用オムツ
- ペットシーツ
- ケージ
- おもちゃなど
以上のような項目で、自宅に餌以外にも該当するものがある場合は寄付を検討してみましょう。子猫用の食品に関しても、条件は同じです。期限や開封の有無を確認しましょう。
寄付する方法を確認する
寄付する方法を確認することも忘れないでください。場所により郵送か、直接持ち込みなのかなど方法が異なります。寄付しやすい手段が可能な場所を選択しましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:じる・うに / ♂ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 2.5kg
今回は、ご家庭で必要なくなってしまった猫の餌の活用方法について紹介させていただきました。寄付を募る団体や助けを求める猫の多さに驚かれると思います。
不要になった餌をきっかけに、保護猫たちの現状を知ることも良い機会になるかもしれません。また、亡くなった愛猫の遺品整理にも寄付が役立つことがあります。悲しいことではありますが、心の整理をつけたいと考えている方も検討してみてください。その場合、猫用品であれば一度綺麗にしてから寄付すると良いでしょう。助け合い、もったいない精神が今後、ますます浸透することを願います。