猫に「おもちゃだ!」と思われてしまう工具はたくさんある

DIYや雑貨づくりが好きで、自宅にさまざまな工具を揃えている人はたくさんいます。中には「愛猫のためにDIYでおもちゃや猫用ハウスを作ったことがある」という人もいるのではないでしょうか。
工具を揃えていたり、DIYをすること自体は全く問題ありませんが、工具の中には「猫が興味を示してしまうもの」もたくさんあります。
そこで今回は猫が好きな工具について、いくつか紹介していきます。「うっかり工具を放置していたら、猫が触っていた…!」なんてことにならないよう、ぜひ以下の項目を参考にしながら注意してみてください。
1. エンドミル

エンドミルは、ガラスの切削加工などに用いる工具の「ドリル部分」を指します。銀色でキラキラと光っている上に、エンドミルだけの状態だとコロコロと転がり落ちることもあるので、猫におもちゃだと勘違いされる危険性があります。
エンドミル自体は鋭利な刃物や鋭い芯があるというわけではないので、触ったらすぐに怪我をするということは基本的にありません。しかし、なかには尖った状態のエンドミルもあります。エンドミルについた細かいガラスの粒が猫の体に付着してしまうと、怪我の原因にも繋がるので注意が必要です。
2. チェーンレンチ

チェーンレンチとは、太いパイプや鉄などを締め付ける際に使う工具です。先端にゆらゆらと揺れるチェーンがついているので、細いチェーンレンチだと猫じゃらしのように見えて、猫が遊んでしまう可能性もあります。
3. メジャー

揺れるものといえば、メジャーも猫に狙われやすいです。特に、紐のようにペラペラなメジャーは猫じゃらしの紐にそっくりなので、猫にとっては「面白いおもちゃ」に見えてしまうかも!?
猫じゃらしの紐は短いですが、メジャーの紐部分は猫の体に巻きついてしまうほどの長さがあります。そのため、目を離した隙に「メジャーが猫に絡まっていた」なんてトラブルも起こりかねません。
4. 紙やすり

紙やすりは、猫の爪とぎに似た材質をしているので、気がついたら猫が爪を研いでいたなんてことも起こってしまうかもしれません。紙やすり自体はそれほど危険ではありませんが、紙やすりについた鋭利な木くずなどが猫の体に付着すると危ないので、あまり猫に触らせないほうが良いでしょう。
まとめ

今日のねこちゃんより:なつ / ♀ / サビ猫 / 0.5kg
好奇心旺盛な猫の場合、見慣れない工具に興味を持って近づいてくる可能性は大いにあります。安全だろうと思って工具を触らせていたら、思わぬ付着物の木くずや鋭利なゴミなどで、怪我をしてしまったなんてケースも起こりうるので「どの工具も猫には触らせない」と決めて、管理をして行うことをおすすめします。