「猫は飼うのが楽」これって本当?

「猫は飼うのが楽」これって本当?

犬などの動物と比べると「猫を飼うのは楽」だと言われることもあるようですが、実際のところはどうなのでしょうか?楽な点、そして猫を飼うにあたってはきちんと考えておかなくてはいけない点などについてご紹介させていただきます。

猫を飼うのって本当に楽なの?

にこやかな猫

「猫は犬などの動物よりもお世話が楽」と言われるようですが、実際のところ本当なのでしょうか?確かに、犬と比べると「楽だと思う面」もいくつかはあるようです。

散歩の必要がない

歩く猫

犬はほとんど毎日お散歩に連れて行くのが日課ですよね。雨の日などでどうしても連れていけないことがあると「行きたい」と吠えてしまい、苦労をすることもあるかもしれません。一方で猫はほとんどの場合が室内飼いで、散歩をする必要はありません。

単独行動を好み気まぐれ

遠くの猫を見る猫

猫はときには愛情が必要ですが、犬は人につき猫は家に住むとも言いますよね。猫は確かにもともと単独行動を好み気分屋な生き物ですから、飼い主さんといつもベッタリというわけではありません。その点を思えば、コミュニケーションを取るのは猫の方が楽なのかもしれませんね。

猫を飼う上で伴う責任もある

人に抱かれる猫

しかし「猫を飼うのは楽か?」と問われれば、実際のところはそうでない場合の方が多いでしょう。猫は猫なりに大変なお世話が多いですし、猫を飼うからこその「苦労」も多いです。

何を考えているかわからない

猫にお手上げの少年

犬は飼い主さんに従順でコミュニケーションを取りやすい動物ですが、猫は本当に気まぐれで「何を考えているのかわらない」ところがあります。それにより、お世話をしていても「うまくコミュニケーションがとれない」「なつかない」という苦労をすることもあるでしょう。

引越しができない

引っ越しの荷物と猫

生活をする上で転勤や家族の都合によって、引越しをすることもあるかもしれませんが、基本的に猫を飼っていると引越しをすることはできません。猫にとって引越しは作業の騒音や移動だけでなく、新しい環境での匂いなど何もかもが変わってしまい、大きなストレスから体調を崩してしまうこともあります。これらを踏まえれば、猫を飼う上で引越しをすることは基本的にはできません。

費用がかかる

お金をかかげる猫

猫を飼うとなれば、生涯人間のように食費などのお金がかかることを想定しておかなくてはいけません。また餌代だけでなくワクチン接種費用、もし大きな病気になれば、手術や通院が必要になってくることもあります。そのようなことがあっても、きちんと最後まで飼い続ける責任が伴うことを思えば「飼うことが楽」ではないでしょう。

猫ファーストをしなくてはいけない

猫をなでる人

猫は室内飼いが基本となる動物です。犬のように一緒にお出かけをすることはできず、もちろん留守番も長期間することはできません。そのようなことを踏まえれば、長期間の旅行や外出は猫を飼っている限りできませんので、犬とはまた違った「苦労」があるでしょう。

まとめ

キラ

猫を飼うと犬より楽だと言われることもあるようですが、実際はそうとは限りません。

猫は猫なりのお世話が大変で責任も伴いますので、きちんとその自覚を持って育てなくてはいけないでしょう。

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