猫にとって飼い主とは?
飼い主さんにとって猫は大切な家族。では、猫にとって飼い主さんはどのように思われているのでしょうか?そんな飼い主さんの存在意義について、ご紹介させていただきます。
餌を入れてくれる人
猫にとっての飼い主さんと言えば一番に「お世話をしてくれる人」という感覚が強いでしょう。「ニャーン」と鳴けば「どうしたの?」と声をかけてくれて、猫にとっては何と言っているか理解はできませんがその表情や声色から、飼い主さんの優しい気持ちを理解することはできます。そしていつも自分のお世話をしてくれることを、理解してくれているでしょう。
遊んでくれる人
猫はストレス発散をするためにも、体を動かして遊ぶのが大好きな好奇心旺盛な生き物です。いつも猫じゃらしやネズミなどで「遊び相手をしてくれる人」という感覚があるでしょう。どちらかと言えば兄弟や友達、仲間の感覚に近いのかもしれませんね。
甘やかしてくれる人
猫は飼い主さんに熱い視線を送り、ジッと見つめてくることもありますよね。これは言葉を話すことができない猫なりに「目で訴えかければ気がついてもらえる」と理解しているのかもしれません。
実際私たち人間は猫が甘い声で鳴き、そして見つめられてしまえば撫でてあげたり、甘やかしておやつをあげてしまったりするでしょう。猫もこのことを学習し「甘やかしてくれる人」という認識があるかもしれません。
構ってくれる人
猫は単独行動を好み、気まぐれな性格だと言いますよね。しかし、そんな性格も十人十色で実際に飼ってみると「甘えん坊」「寂しがり屋さん」などいつも飼い主さんと一緒に過ごしたいタイプの子もいるでしょう。
そんな猫にとって、飼い主さんは大好きな相手で「いつも構ってくれる優しい人」という認識がありそうです。
良きパートナー
猫にとって飼い主さんは、飼い主さんの気持ちと同じく、一番のパートナーだと思っているかもしれません。猫は「一番一緒に長い時間をともに過ごす人」に懐く傾向にありますので、飼い主さんの存在はとても大きなもの。
本当のところは猫に聞いてみないとわかりませんが、きっと一緒に過ごせる飼い主さんのことが大好きでなくてはならない存在でしょう。
飼い主を大きな猫だと思っている?
実はある研究によると猫は人間のことを、人間だという動物に捉えておらず「大きな猫」だと思っているという見解があるようです。
もちろん、目で見ることで「自分よりは大きい」とは理解をしているようですが、確かに猫が「他の猫にする行動」を私たち人間にもしてきますよね。例えば毛づくろいやスリスリとまとわりつくなど、これは猫同士にも見られる行動です。
そう考えれば猫にとっては私たち人間の存在は、飼い主の持っている愛情ほど深いものではなく「大きな猫の仲間」と思っている可能性もありそうです。
まとめ
今日のねこちゃんより:オスカー様 / ♂ / 5歳 / メインクーン / 4.3kg
飼い主さんにとっては猫は大切な存在。猫にとっても同じだと嬉しいですが、もしかするとただ「大きな猫の仲間」だと思われてしまっているかもしれないと思うと、なんだかちょっぴり寂しいですね。