猫がダラーンとなる場面はどんなとき?
猫って本来であれば警戒心が強く、神経質な生き物なのですが、自宅で飼い続けていると心を開いて懐いてくれることもありますよね。
あるときには飼い主さんが「大丈夫か?」と言いたくなってしまうほどリラックスをして、ダラーンと脱力することもあるようです。ではそんな猫がダラーンとなってしまう場面について、ご紹介させていただきます。
1. 飼い主さんにマッサージをされているとき
猫はいつも一緒に過ごして、お世話をしてくれる飼い主さんのことが大好きです。そんな飼い主さんが猫とコミュニケーションをとるために、優しく触ってくれると猫は大変リラックスをして、時には眠たくなってしまうこともあるでしょう。
猫の大好きな顔周りなどを優しくマッサージしてくれればもう、気持ちよくてついつい力が抜け、ダラーンと伸びるような姿勢になったり、ゴロにゃんこをして寝てしまったりすることもありますよ。
2. 日向ぼっこをしているとき
猫はもともと寒がりで、暖かい場所が大好きです。冬場であればこたつやストーブなどの周りでダラーンとなることもあるのですが、よく見かけることができるのが窓辺で「日向ぼっこ」をしているときです。
猫は太陽の光に当たってまったりとくつろぎ、お昼寝をしているときは「そこから落ちてしまうのではないだろうか」と心配になってしまうほど、ダラーンと脱力をして爆睡をすることもありますよ。
3. ノンレム睡眠になったとき
猫は一日に12〜16時間も眠って過ごしているのですが、実は本能的にあまり質の良い睡眠をとることができていません。なぜなら大昔は野性として山などに生息していましたから、いつなんどき天敵などに襲われてしまうかわかりません。
それにより、イエネコとなった現在でも本能的に「いつでも起きられるように」と浅い眠りにしかほとんどつくことができないのです。しかし、そのなかでもまれにノンレム睡眠と言い、深い眠りにつくことがあります。その瞬間こそ、爆睡をしているのでダラーンとリラックスをしてくれます。
4. キャットタワーなどの高い場所で安心して寝ているとき
猫はキャットタワーは本棚、衣類棚などの上の「高い場所」が大好きです。なぜ大好きかと言うと、猫は野性として過ごしていると、いつ何どきどのような動物に襲われてしまうか分からないので「敵が見つけやすいように」高い場所を好みます。
ですから、現在でも高い場所にいることで落ち着くことができ、そのような場所で寝ているときには全身の力が抜けたようにダラーンと眠りにつきます。
5. お風呂が暖かくて気持ち良いとき
猫の先祖は大昔、砂漠に生息をしていたので水が元からなかったことや、濡れてしまうと極寒になるので命にも関わることを知っているので、本能的には水嫌いな生き物なのですが、品種によっては泳げたりするなど「お風呂が大好き」な猫ちゃんもいます。
例えばベンガル、メインクーン、アビシニアンなどがあげられるでしょう。そのような猫ちゃんは、お風呂に入れてあげるとリラックスをして、ダラーンと伸びて眠たそうに脱力するようなこともありますよ。
まとめ
今日のねこちゃんより:ベル / ♂ / 3歳 / キジシロ / 5kg
猫は日向ぼっこをして爆睡をしているときや、ノンレム睡眠についているときなど、力が抜けたようにダラーンと伸びて大変リラックスをしてくれることがあります。
猫が1匹でリラックスして寝ているときなどには、ストレスにもなってしまいますから、驚かして起こしてしまうことなどがないようにしてくださいね。