猫はずっと部屋のなかでいいの？
猫は自由に生きたいはずなのに、家という檻の中で過ごしているんじゃないかと、不安になってしまうことありますよね。
「窮屈じゃないだろうか」「ストレスではないだろうか」と悩んでしまうのは、猫を飼う上でよくあることです。
人間は外でウロウロした方が気分転換にもなるものですが、実際猫にはどちらの選択肢をすれば良いのでしょうか。
外の世界は危険がたくさん
結論からすると愛猫の幸せを思うのであれば 「部屋の中で生活させる」ことが一番です。その理由として猫にとって外の世界は危険がたくさんあるからです。
事故
猫にとって一番危険なのが「事故」です。外の世界には自転車や車など道路で多くのものが行き交っています。野良猫の死亡原因の多くが事故であり、骨折などのけがの原因にもなってしまいます。
「愛猫が帰ってこない」というトラブルを思えば外の世界は本当に危険ですから、やめた方が良いでしょう。
怪我
車などとの接触事故によって怪我や死亡をしてしまうこともありますが、外の世界では猫との喧嘩によって怪我をしてしまうことも。野良猫たちはメスを取り合ったり、縄張り争いをするなど喧嘩が日常茶飯事です。
感染症などの病気
愛猫にきちんとワクチン接種をしたり、去勢をしていたとしても、野良猫と接触をすることで感染症などの病気になってしまうリスクが高まります。感染症は結果的に寿命を短くしてしまうので、なるべく接触は避けるのが愛猫の幸せのためでしょう。
室内飼いで工夫しよう
部屋が狭いと「ストレスになっていないかな？」と、悩んでしまうものですが、室内飼いでも工夫をすれば猫は快適に過ごすことができます。
日光浴ができるようにしよう
猫は日向ぼっこをするのが大好きです。窓辺がない場合でも、日の差し込む場所に家具を置くなどして、猫が快適にくつろげる空間を作ってあげましょう。またこのときに、窓から転落や脱走しないように気をつけてくださいね。
網戸にするのもOK
飼い主さんが必ず様子を見ながらにはなりますが、網戸にしてあげて外の雨ニオイや、外の音を聞かせてあげるのもおすすめです。窓であれば、スズメなどの生き物も見えるので興味津々に楽しんでくれますよ。
キャットウォークを作る
部屋が狭くてどうしてもストレスになってしまっていそうな場合には、高さを利用するのもおすすめです。例えば壁に猫が歩けるように板を取り付けてキャットウォークを作れば、あちこち喜んで遊んでくれますよ。
住宅事情でキャットウォークが取り付けられない場合には、キャットタワーを置いてあげると良いでしょう。おもちゃやおやつを上手に使って体を動かさせたり、狩りの真似のような遊びをさせることも、猫の体と心のリフレッシュにつながります。
住宅事情でキャットウォークが取り付けられない場合には、キャットタワーを置いてあげると良いでしょう。おもちゃやおやつを上手に使って体を動かさせたり、狩りの真似のような遊びをさせることも、猫の体と心のリフレッシュにつながります。
まとめ
今日のねこちゃんより：はなちゃん / ♀ / 4歳 / 三毛猫 / 3.5kg
猫と一緒に暮らしていると「家ばかりだと窮屈じゃないかな？」と悩んでしまうこともありますよね。
しかし、結論としては外の世界には危険が多いですから室内飼いがおすすめです。
室内飼いであっても、工夫をすれば猫も快適に暮らしてくれますよ。