猫が真剣な表情になる瞬間とは
猫の表情は、筋肉が少ない分区別がつきにくいのです。しかし猫も、真顔の表情をするときがあります。猫が真剣になる瞬間とシチュエーションをいくつか紹介していきましょう。
1. ご飯を食べるとき
猫がご飯を食べている顔は真剣です。待ちにまったご飯の時間になると、勢いよくご飯に飛びついてしまいます。
2. 遊んでいるとき
猫は遊んでいるときも真剣な表情です。楽しそうに夢中に遊んでいるのですが、顔は真顔です。遊んでいると思っているのは人間だけなのでしょう。猫は遊びにもまじめに取り組みます。
3. トイレ中
トイレをする猫の表情は真顔です。笑っていても怖いですが、邪魔できないほど真剣な顔つきになります。猫にとってトイレでの排泄は、時間との勝負と言う部分があるのでしょう。
4. 寝ているとき
猫の寝ているときの表情にも差があります。リラックスしているときは表情も穏やかなのですが、真顔で気を引き締めて寝ているときもあります。何か寝苦しいようにも見えてしまいます。
5. テリトリーに入られたとき
知らない人や知らないものが、自分のテリトリーに侵入すると真顔に変わります。それまでは猫も気が緩んでいたのですが、一気に表情が深刻になってしまうようです。
6. 出掛けるとき
飼い主さんが出掛けるとき、猫が出掛けるときに表情が変わります。「まさか!?」と猫もリラックスモードからピリピリモードになってしまいます。猫が出掛けるときは、病院ですね。猫の苦手な場所に連れて行かれる空気になると、真顔になってしまいます。
7. 飼い主の顔につられた
猫の顔つきが変わるのは、飼い主さんの顔つきからです。例えば、飼い主さんが怒った表情やきつい顔つきで猫をじっと見ると、猫も真顔になります。猫は、飼い主さんの感情にも敏感に反応してしまうようです。
猫が真顔になるのはどんな気持ち?
集中している
猫も集中すると真顔になります。ご飯、遊び、トイレ、睡眠などのシチュエーションは、集中しているから表情も真顔になってしまうのでしょう。睡眠に関しては、遊び疲れ、ゆっくり休みたいと思っているのでしょう。トイレでは、無事に用を足したい気持ちから、集中して眉間にシワが出てしまうのです。猫が集中しているときは邪魔してはいけませんね。
警戒気味
真剣な表情で警戒している様子は、凛々しい顔つきです。猫にとっては真剣なのですが、飼い主から見る真顔は、男前に見えてしまいます。安全な環境と思っていても、いつ恐怖に襲われるかわからないと言う気持ちなのでしょう。飼い主さんの知り合いが遊びにくる、大きな物音、忍び寄る物音など、警戒心がでてしまいます。
危険!
猫が真顔になるのは危険を察知したからでしょう。自分のテリトリーを荒らされるのではないか!飼い主さんを守らなければ!逃げないと捕まる!などから危険を感じてしまったのでしょう。
緊張している
猫が真顔になる瞬間に緊張をしています。リラックスモードから空気が一変して、緊張感に変わります。飼い主さんがどこかに行ってしまう、飼い主さんに叱られるかもしれない、と言う気持ちから真顔になってしまうのでしょう。
考えている
猫は考え事をしているときも真剣な表情です。猫は常に何かを考えて先読みして行動をします。成功するための近道と、無駄のない動きを心がけています。飼い主さんの表情がいつもと違う気がすると思った猫は、記憶のコンピューターを作動させます。怒っている表情は、嫌なことがあるときと記憶していれば、猫も真顔になってしまうようです。
まとめ
今日のねこちゃんより:さくらちゃん / ♀ / 20歳 / キジトラ / 5.6kg
猫が真顔になるシチュエーションを紹介しました。猫が真顔になる瞬間って、気付きにくいようですがあるようです。顔つきが変わるのは、顔が強ばるように見えるので、一度確認してみてください。甘えん坊の猫が真顔になる瞬間は、子供から大人な感じに思える瞬間です。