迷い猫の探し方
猫が迷子になったら探す方法が何通りかあります。
①保健所に問い合わせる
身寄りが不明な猫は一時的に保健所に預けられます。なので、猫が見つからなかったらまずは保健所に問い合わせてみると良いでしょう。
また、仮に問い合わせた時に保健所に該当する猫がいなくても後に特徴などが一致している猫が保護されたら保健所から連絡が来ます。したがって、猫が行方不明になったら真っ先に保健所の力を借りると見つかりやすいです。
②家の近所を探す
猫が迷子になってしまったら自分の縄張り、つまり家に帰ろうとします。しかし、外の世界に慣れていないと中々自分の家に辿り着けない事も多いです。
このような場合が想定される場合、飼い主が家の近所を探しましょう。愛猫の匂いのついた猫砂を撒きながら探すと、猫の方から姿を現してくれる可能性が高いです。
③チラシを作り、配布する
迷い猫のチラシを作り、配布する事も捜索には効果的です。特にSNSに慣れていないお年寄りや子供からの情報を得やすくなるメリットがあります。
また、迷い猫のチラシはペットショップや動物病院に掲示してくれる場合もあるため、積極的に作って情報を集めていきましょう。
迷子猫を探す時の注意
迷子猫を探す時に注意して欲しい事があります。それは、早めに動かなければいけないという事です。
例えば、保健所に猫が一時的に保護されても飼い主が見つかるまで半永久的に保護してくれる訳ではありません。一定期間を過ぎると、飼い主が見つからなかった猫は殺処分されてしまいます。なので、猫を探す時は保健所に真っ先に連絡する必要があります。
また、外に出て猫を探す際も早めの方が良いです。時間が経ってから探しても、見つからない可能性の方が高いからです。時間が経てば経つほど猫は他の人に連れ去られるリスクが高くなりますし、交通事故に遭う可能性も上がってしまうからです。
したがって、猫が迷子になってしまったら慌てずに早めに近所を探索しましょう。チラシを作るのは保健所への連絡と、近所の探索を終えてからでも遅くはありません。
猫がどうしても見つからない時は
最悪の事態を想定して「清掃局」に連絡
どんな手を尽くしても猫が見つからないケースもあります。その場合は、清掃局に連絡してみましょう。
清掃局は事故に遭った動物を引き取っている場所です。そのため、万が一猫が交通事故に遭っていたら遺体を引き取っている可能性が最も高い施設です。どうしても見つからない場合は最悪の事態を想定して、一先ず清掃局に連絡してみましょう。
SNSを活用してみよう
また、清掃局でも該当する猫が見つからなかった場合は猫が遠くに行ってしまったと考えられます。そうなった場合はインターネットを駆使しましょう。
SNSやホームページなどで全国の人に呼び掛けると意外な場所で見つかる場合があります。
迷い猫はどこで見つかるか分かりません。最後まで諦めずに、使える手段は全て利用しましょう。
まとめ
猫は外に出る事が好きな動物です。そのため、他の動物よりも迷子になりやすいです。なので、愛猫が迷子になってしまったらすぐに保健所に連絡しましょう。
一般的に迷い猫が保護される施設は保健所になります。しかし、保健所には迷い猫の保護期間が決まっています。期間を過ぎてしまうと殺処分されてしまうため早めの連絡が必要です。
保健所の他にも、飼い主の出来る事は沢山あります。しかし、どうしても見つからない場合には猫が他の地域に行ってしまった事を想定してインターネットを利用して情報を求めると良いでしょう。また、同時に最悪の事態を考えて清掃局にも連絡を入れる必要があります。
迷い猫探しは根気が要りますが、あらゆる手段を駆使して愛猫を取り戻しましょう。