猫を室内飼いするメリットと住み心地のいいお部屋の作り方

猫を室内飼いするメリットと住み心地のいいお部屋の作り方

猫ちゃんを飼われるときに室内飼いと室外飼いのどちらにされるか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者は室内飼いを断然おすすめします。その理由のご紹介となりますので悩まれている方は一読してみて下さい。

猫は外に出たいと思ってる?

窓辺に座って外を眺める猫

猫ちゃんを室内飼いと室外飼いのどちらにしようか、初めて飼われる方は皆さん一度は悩まれると思います。元々猫という動物は自由に家と外を行き来して過ごすのが普通でした。

それを家に閉じ込めていたら「もしかして外に出たいのかな?」と不安に思ったりすることは当たり前の感情だと思います。特に猫ちゃんが窓から外をじっと見ていたりすると、「あれ?やっぱり外が恋しいのかな?」と思ってしまいます。

猫ちゃんの中には外に出たいと思っているのかもしれません。しかし、それ以上に室内飼いをすることによるメリットは大きいのです。

猫の室内飼いの一番のメリットは「長生き」

布団の上で眠る老猫

現在の猫ちゃんの寿命は種類にもよりますが平均値が15.4年といわれています。昔は10年生きれば長い方といわれていましたが、その時代とはずいぶん変わっています。

理由としてはキャットフードの品質向上や医療分野の進歩などがあげられますが、加えて飼い主さん側にも猫ちゃんについての知識が増え、飼育環境が整われているのも要因かと思います。

室内飼いされている猫ちゃんの寿命が15.8年に比べて基本は室内飼いだけども外に出かける事もある猫ちゃんの寿命は13.2年といわれています。約2年の差は大きいです。

完全室内飼いでは外にある危険(交通事故、猫ちゃん同士の喧嘩、病気)などから守ることができ、飼い主さん側が愛猫の健康管理に気を配りやすいというメリットがあります。ちなみに野良猫の平均寿命は3〜5年とかなり短い年数にあります。

猫ちゃんにとっての住みやすい室内

リビングのクッションの上でくつろぐ猫

完全に室内飼いをすると決めたなら猫ちゃんにとって住みやすい環境を整えていきましょう。

特に大切なのが上下運動できる環境と猫ちゃんが落ち着けるお気に入りスポットがある点です。簡単なのがキャットタワーを設置してあげると猫ちゃんは喜んで勝手に上下運動をしてくれます。ついでに爪研ぎ付きタイプのものだと一緒に研いでくれます。

猫ちゃんには暗くて狭い場所に入る習性がありますので、とりあえず段ボールなどを置いて様子を見て下さい。猫ちゃんにも好みがあり、カゴが良い子や猫ベッドにタオルやフカフカの布を置いた場所をお気に入りにする子もいます。

いくつか置いて愛猫の好みを探るのも手です。猫ちゃん自身が勝手にお気に入りスポットを探し出しますので、基本は放っておいて下さい。

トイレの場所はなるべく落ち着けて人通りの少ない場所に設置してあげてください。その方がトイレをしっかりしてくれますが、落ち着けない場所だとトイレを我慢してしまう子がいます。ご飯の場所には決まりはありませんが、トイレの近くは避けてあげましょう。

まとめ

飼い主の膝の上でくつろぐ二匹の猫

猫ちゃんの寿命からみても室内飼いする大切さは実感できると思います。大切な愛猫と長く一緒に暮らすためにも。完全室内飼いか外にも出かけるライフスタイルのするかは慎重に決めましょう。

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