猫のダッシュスイッチがオンになる場面
1 時計が午前に変わる時間
これは猫を飼っていれば必ずある、深夜の大運動会と言われるものです。お昼の間はあれだけ大人しくしている猫も、時計が午後から午前になる頃から騒がしくなってしまうのです。部屋の中を勢いよく走ったり、高い所に飛び乗ったりとドタバタと駆け回ります。猫の大運動会は、毎日行われるかと言うと、環境によってもまた違いはあるようです。
2 トイレ後にハイになる
猫はトイレでウンチをすると、急にテンションが上がってしまうのです。これは、トイレ後ハイと言われています。トイレ後にダッシュしてしまう猫の気持ちは「よし、上手くできた!」「くさ!早く逃げたい」と言う気持ちがあるようです。我が家では、トイレ前ハイもよく見られます。ダッシュして、ウンチを出やすくしているのでしょうか?
3 ご飯の前
私の家の猫は、ご飯の時間が近づくとみんな元気になります。まるで、夜ご飯を楽しみに待つ子供のような光景です。部屋の中をダッシュして、猫達が嬉しそうにしています。お腹を空かせて「よっしゃー食べるにゃ〜!」と準備万端にしているかのようにも思えます。
4 危険を察知したら
猫は危険を感じたり、察知するとダッシュし避難しようとします。大きな音がしたり、知らないものに対して「逃げなきゃ」と体が条件反射を起こしてしまうでしょう。素早くダッシュして、部屋の隅や、高い所、シーツに潜るなどして安全を確保しようとします。
余談ですが、危険を察知した時は、猫の性格がでやすいです。臆病な子はとにかく逃げ足が早いように思います。飼い主のそばに来る子や、身動きが取れずにかたまってしまう子など、性格が出やすいのかも知れません。
5 ふと記憶が蘇ると
猫は、嫌な記憶は永遠に残ってしまうでしょう。よく似た場面に遭遇すると、昔の記憶や嫌な記憶が蘇ってしまいダッシュして逃げてしまいます。例えば、お風呂場に近づいた猫が「ここに落ちたの思い出した!」となると急いでダッシュしてしまいます。また、飼い主さんがキャリーケースを持つと「嫌な場所に連れて行かれる!」とダッシュで隠れてしまうのです。猫の逃げ足の早さは、人間もついていけない早さでしょう。
6 遊び足りないにゃ!
猫が運動不足や、遊び足りない時は、ストレス発散したくなるようです。「もっと走りたい」「まだエネルギーが残っている」と部屋の中を駆け回りダッシュするのです。我が家でも、遊びが終わっても猫同士が走り回っていたり、寝る時間になっても「まだ遊び足りない!」と疲れるまで体を動かそうとします。
7 連られて興奮した
猫は他の猫や人間に連られてしまうことがあります。ダッシュしている猫を見ていて、連られて参加する場面や、飼い主さんがあちこちに動くのに連られて、落ち着かなくなり走り回ってしまったりします。猫が突然ダッシュするのは「なんか楽しそうだにゃ」「なんか興奮してきたにゃ」などからスイッチが入ってしまうでしょう。
8 怒られるかもにゃ!
飼い主さんと目が合うと、猫がダッシュしてしまうのは、怒られると予想したからなのでしょう。猫は、いけない事をしていると自覚している場合もあるようです。なので、飼い主さんの様子を見て「ヤバ!」と思ったのでしょう。飼い主さんがこっちに向かってきたと同時にダッシュして逃げさります。
まとめ
今回、猫がダッシュするシチュエーションを紹介しました。猫がダッシュする時の、駆け足はほんとに早いですよね。猫の反射神経や運動神経が、優れているのがよくわかる一面でしょう。私自信猫が賢いと思うのは、猫と対面して猫が逃げ道を予測しているのに驚かされます。こっちから攻めてくると予測して反対側に逃げたり、行くと見せかけ騙して反対側に逃げたりをされるとお手上げです。猫の足の早さにも追いつけず、賢いとなると、それ以上に予測して行動をとらないと、間に合わないのかも知れませんね。