猫はこんなことをやめてほしいと思っている!
飼い主さんに、「こんなことはして欲しくにゃい!」と思っているようです…
1.大きな音を立てる
猫は、大きな音が嫌いです。猫がいるところでは、なるべく大きな音は立てないよう、注意してあげてください。掃除機やドライヤーなど生活に必要なものの音は、聞いているうちに慣れていくことも多いですが、それでも近づけるときっと逃げていくでしょう。
そのような大きな音がする生活用品を使う場合は、猫がいつでも逃げられるように、逃げ道を確保した状態で使うようにしましょう。例えば、お風呂の脱衣所で猫がいるのにドアを閉めた状態でドライヤーを使うと、猫が逃げられずに大きなストレスになってしまう可能性があります。ご注意ください。
2.無理に構う
猫は飼い主さんに構われるのは、決して嫌いではありません。大切なのは、その程度です。猫が撫でて欲しいとアピールして来たときや、猫が構われて嫌がっていない時は、問題ありません。
ただ、猫はある程度構われると満足し、それ以上は止めて欲しいと思うことも多いです。猫が嫌がった時は、すぐに構うのを止めて解放してあげましょう。そうでないと猫が飼い主さんに近づくのを嫌がるようになる可能性もあります。基本、猫のペースに合わせるのが猫とうまくお付き合いしていくポイントです。
3.来客に会わせようとする
可愛い猫を、来客に自慢したくなるのも、無理はありません。人懐こい猫で来客に自ら近づくような子ならば問題はありませんが、来客がくると隠れてしまうような猫の場合、無理やり引っ張りだして会わせるのは、絶対に止めましょう。猫に恐怖感しか与えません。
4.生活リズムがめちゃくちゃ
気ままに過ごしているように見える猫ですが、実は意外と規則正しい生活を送っています。猫は薄暗い時に活動敵になる、薄明薄暮性の生き物なのですが、一緒に暮らしているうちに、飼い主さんの朝型の生活リズムに合ってくることが多いです。
でも、その基準となる飼い主さんの生活リズムがバラバラだと、猫のリズムも狂ってしまいます。なるべく規則正しい生活を送ってもらえるよう、気をつけてあげましょう。猫が寝ている時は静かにする、暗くするなどして、睡眠を妨げないのも大切です。
5.変なニオイをさせる
猫と人のニオイの好みは、大きく異なります。人がクサイと感じる体臭などを猫は好み、人が良いニオイと思う香水などのニオイは、嫌うのです。
とは言え、猫の好みに寄せると人に嫌がられるでしょうし、人の好みに寄せると、今度は猫に嫌がられてしまいます。どちらを選ぶかは飼い主さん次第ですが、猫の前ではあまり強い人工的なニオイは、させない方が良いでしょう。
6.全然構ってくれない
猫は意外にも、飼い主さんとの接触がないとストレスを溜めてしまいます。自立しているから、と思ってほったらかしにすると、ストレスで体調を崩してしまうかもしれません。
かと言って構い過ぎもストレスになってしまうので、ほどほどに構ってあげるようにしてください。猫の性格にもよりますが、あまり人に懐かない性格の猫でも、気にかけてる様子は、見せるようにしてあげましょう。
7.体のお手入れ
歯磨きや爪切り、ブラッシング、お風呂など、大抵の猫が嫌がる、体のお手入れ。でも、必要があれば猫が嫌がっても、やらない訳にはいきません。おやつなどでご機嫌をとりながら、お手入れするようにしましょう。
8.じっと目を合わせてくる
猫にとって、目が合うということは、喧嘩を売られているという意味になります。親しい間柄であれば、多少見つめ合っても問題はないのですが、それでも長時間見つめていると、猫が嫌がる原因となるでしょう。
オススメなのは、猫と目が合った時、ゆっくり瞬きすること。すると、喧嘩を売るどころか、逆に猫への好意を伝えることができます。猫が瞬きし返してくれたら、相思相愛の証拠です。たくさんラブラブしてください!
9.体罰
体罰は、決して猫にはやってはいけません。猫がいたずらをしたからと言って体罰をしても、意味がないどころか猫の恐怖心を煽り、飼い主さんへの不信感へ繋がってしまうかもしれません。
猫を叱るより、やって欲しくない行動を猫ができないようにする方が、近道です。
10.トイレ汚なっ!
トイレが汚いと、猫が困ってしまいます。我慢する、または粗相するなどの行動に出ますので、トイレはキレイに保つようにしてあげましょう。
11.しょっちゅう移動するにゃ
大抵の猫は、移動が苦手です。知らない場所に行くと、ビクビクしてしまいます。動物病院など、必要な場合は仕方ありませんが、移動が苦手な猫を、不必要に連れて歩かないようにしましょう。ただ、子猫の頃から外出に慣れている猫や、外出の訓練を受けているタレント猫などは例外です。
12.居場所ない…
多頭飼いで直面しやすい問題、猫の居場所がない問題です。部屋の広さにもよりますが、部屋数や総面積に比べて猫の数が多いと、居場所がない猫も出てきます。すると、ストレスを溜めてしまうでしょう。
理想的な猫の数は、部屋数マイナス1と言われています。猫を保護されている場合は、そうも言っていられないかもしれませんが、猫がストレスを感じないよう、詰め込むのはなるべく止めてあげましょう。
まとめ
猫が嫌がると、態度で示してくれていると思います。それを見逃さないように、気をつけてあげましょう。ただ、体のお手入れだけは、嫌がるからと言ってやらないと、良くない場合があります。
特に爪切りは猫のケガに繋がりかねませんし、歯磨きもなるべくなら、やった方が猫の健康の為になります。長毛猫の場合は、毎日のブラッシングを怠ると、毛玉ができてかわいそうなことになってしまいます。猫のご機嫌をうまく取りながら、お手入れしてあげましょう。