『初めて見る』とどんな反応をする?
猫は初めて見る物や見慣れないものがあると警戒心丸出しな行動をしたり、飼い主さんの予想を超えたつい笑ってしまうような「不思議な動き」をすることもあります。
そんな猫の初めてみるときの反応について具体的にご紹介させていただきます。
ドキッドキッとなる
今日のねこちゃんより:ポンちゃん / ♀ / 3歳 / サビ猫 / 4kg
こ!は飼い主さんもつい笑ってしまいそうになるのですが、猫が見たこともないようなものを初めてみると「気になる〜!」と近づきたい気持ちがある反面、それ以上に怖くて警戒心からかビクビクとして頻繁に「ドキッ!」としながら動きを止めることがあります。
非常にスローモーションで、いつまでもビクビクとして近づけないものなので飼い主さんも「早く行きなよ」とツッコミを入れたくなってしまいますよ。
クンクンとにおぐ
今日のねこちゃんより:マロン / ♀ / 1歳 / マンチカン / 2kg
初めて見る物があると猫はその対象物をにおぐこともありますが、初めてだと怖くて警戒心から近づくことができません。それによって、まずは「対象物の周辺」をにおぎまくって匂いから情報を探ろうとすることがあります。
しかし、「どこからきたの?」「これはなに?」とフガフガ言いながら必死に辺りをにおっているうちに初めて見る対象物までたどり着いてしまい、ドキ!とビックリすることもあるでしょう。
どんくさいのか天然なのかわかりませんがクスッとなってしまいますね。
大きくピョーン!と跳ねる
猫は自分がいままであると思っていなかったものを見つけて突然ビックリするようなことがあると「ワッ!」とビックリして唐突に真上に「ジャーンプ!」と飛び跳ねることがあります。
その高さも30〜40cm以上飛ぶこともあり、大変驚いたときに見せる行動でもあります。
ここまでのジャンプ力があると飼い主さんもビックリしてしまいますよ。
じっと睨みつける
今日のねこちゃんより:きなこ / ♀ / 4歳 / スコティッシュフォールド / 3.5kg
猫が初めて見るものがあると「これはなんだ」とにらめっこがしばらく続くこともあるでしょう。「いつまで眺めているつもりなの?」と飼い主さんが言いたくなってしまうほど、立ったままフリーズをして眺めることもありますよ。
これはじっと見て対象物の情報を収集するために集中をしているのです。
後ずさりをする
猫は初めて見るものが自分にとって危険なものだと認識したり「怖い」と感じると背中を見せずに後ずさりをすることがあります。
これは背中を向けて逃げると「襲われてしまうかもしれない」という本能からこのように面白い動きで後ずさりをするのです。
特に猫は昔、野生として山で暮らしていたときの「ヘビ」が天敵であったことから緑色で細長いものを見るとこのようにビックリして退くような仕草をすることがあるようです。
猫の恐怖心を煽ってストレスになってしまいますから、飼い主さんがわざとはしないようにしてくださいね。
腰を低くして近づく
猫は怯えていたり、警戒心があると腰を低くしておそるおそる近づくことがあります。
ドキドキはするけど近付いて見てみたいという好奇心からこのような行動をするようです。
猫は好奇心旺盛な生き物なので、近付いて「安全なものだ」と認識をすることができるとそのまま見慣れてくれますよ。
まとめ
猫は『初めて見る』物があるとビクビクとして恐怖心を抱いたり、「これはなんだ!?」と警戒をすることがあるようです。
最初は近づくことができず、しばらく眺めてフリーズをしたり辺りを必死に嗅ぐような行動をすることもありますが次第に慣れれば普通に過ごすことができるようになりますよ。
新しい家具などであればなかなか動かすこともできないので仕方ないかもしれませんが、あまりにも怯えてしまうとストレスにもなりますので気をつけてくださいね。