猫におへそってあるの?
猫ってふわふわとした毛に覆われた動物なので人間のようにおへそがあるのがどうか、もしあるならばどこにあるかなんて分かりませんよね。猫の寝相に「へそ天(へそを天井にして眠る)」というものがあり、簡単に言えばゴロにゃんこをしているということなのですがこのような名称があるということはおへそはありそうな気もします。
猫にへそはある!
結論としては猫におへそは「あります」。とは言っても人間のように分かりにくいのでなかなか見つけることはできません。猫は「哺乳類」ですから、人間とおなじようにへその緒を通してお母さんから栄養をもらっていたのです。
もちろん、おへそがなければお腹で猫は生きることができませんよね。哺乳類の動物はおへそがあるのですから、必ず見にくくても人間とおなじようにどこかしらにおへそがあるのですね。
猫のおへその場所ってどこなの?
ではつづいて気になるのが「猫のおへその場所」ですよね。自宅の猫がゴロにゃんこをしていても、なかなか人間のようなおへそは発見できないと思いますが猫のおへそはおおよその位置的には「人と同じお腹の真ん中あたり」にあります。
猫のお腹をまじまじと見ると、真ん中あたりに「毛が1箇所ない場所」がありませんか?毛がふわふわとしているのに1箇所だけがない場所があればその部分が「おへそ」ということになります。
おへその見分け方は?
人間のおへそはボコボコとしていて、見るだけで簡単に分かりますよね。しかし猫の場合、1箇所だけ毛がないお腹の真ん中あたりがあっても「果たしてそれがおへそかのかどうか」ということは簡単には判断がつかないと思います。
短毛種であれば別なのですが長毛種はおへそに毛がなくてもうもれてしまっていたり、もちろん人間のように凹凸がないので見つからないこともあるかもしれません。おへその存在を知れば、実際に愛猫をリラックスさせてゴロンとひっくり返して探してみたいものですが「見つかりにくい」のが正常のおへそなのです。
でべそな猫っているの?
見つかりにくい、またはあったけど正しいか分からないのが大抵正常なおへそです。猫が明らかにおへその位置がわかるような状態であったり「でべそ」なのであればそれは「病気」である可能性もあります。
でべそであっても100%がそうとは限りませんが「臍(さい)ヘルニア」「腫瘍ガン」「脂肪腫」などの病気である可能性が高いです。「臍(さい)ヘルニア」とは塞がっているはずのへその穴から脂肪や油が飛び出てしこりなどになっている病気です。
もしおへそに凹凸やしこりを見つけて異常があるようでしたら猫の健康のためにも、早急に動物病院に相談に連れて行くようにしてくださいね。
まとめ
今日のねこちゃんより:まめ / ♂ / 1歳 / ハチワレ / 3kg
猫には「おへそ」があります。猫は人間と同じ哺乳類ですから、おへそを通して母猫から栄養をもらっているのです。おへその場所人間と同じお腹の「真ん中あたり」なのですが長毛種の場合には毛に覆われていてなかなか見つけることはできないです。
しかし何らかのトラブルがあると猫のおへそが分かりやすく凹凸になっていることもありますので、そのようなときには病院を受診しましょう。猫のおへそはその1箇所だけに毛が生えていないのが特徴ですから、是非ゴロにゃんこをしているときに愛猫のおへその位置をチェックしてみてくださいね。