猫の高めのゴロゴロ音の意味とは?
猫の高いゴロゴロ音。何を意味しているの?
1.ご飯ください!
「お腹が空いたので、ご飯を頂けますか?」そんな時、高めのゴロゴロが出てしまいます。高いゴロゴロの周波数は200ヘルツ代〜500ヘルツ代と言われており、通常のゴロゴロが25ヘルツ程度ですから、比べるとかなり高いことが分かります。
高めのゴロゴロ音は、人に緊急性を感じさせるのだとか。ある実験では、猫を飼った事がない人でも。高いゴロゴロは緊急性がある、と答えたそうです。お腹が空くのは確かに命に関わることなので、緊急性があっても、おかしくないですね!
2.構って欲しい…
「撫でて〜!」「遊んで〜!」など、飼い主さんに構って欲しい時、高いゴロゴロ音を出す場合も。飼い主さんの側に来て、かわいい顔で、見上げてくるかもしれません。まぁるい目で上目遣いされたら、思わずナデナデしてしまいますね。
それこそが、猫の思うツボです!そうして猫はゴロゴロ音とかわゆい顔を駆使して、飼い主さんを忠実なしもべへと、躾けてゆくのです。「そう言えば猫に操られている気が…」そう思ったあなた!それは気のせいではなく、猫に躾けられているに、違いありません。
3.トイレ掃除して
トイレ掃除して欲しい事を、高いゴロゴロと共に伝えてくる場合もあります。高いゴロゴロ音は総じて、猫が何かの要求がある時に、出す音なのです。とは言え、何を要求しているのかは、飼い主さんが判断するしかありません。
猫によってはトイレにとても強いこだわりがあり、掃除してないと用を足さない事もあるようですので、気をつけてあげてください。掃除して要求が満たされないと、我慢したり粗相したりして、色々と大変な事になります。
逆に低い猫のゴロゴロ音は?
高いゴロゴロ音は要求がある時に発することが分かりましたが、低いゴロゴロ音の場合、どんな意味があるのでしょう?
助けて…
体調が悪い時、強い緊張を感じている時、死期が近い時など、低いゴロゴロ音を、発します。猫のゴロゴロと言えば、気分が良い時なのかと思いきや、実はそれだけではないのです。
猫がグッタリしながら低くゴロゴロ言っていたら、気分が悪いのかもしれません。猫の様子を見て、判断してあげてください。
幸せ!
飼い主さんに撫でられて幸せ、美味しいご飯が食べられて幸せ!そんな時も、低くゴロゴロ言います。これは1番メジャーなゴロゴロ音かもしれません。
猫を撫でた時、特別なご馳走や猫の好物を与えた時など、ゴロゴロ聞こえて来ませんか?猫が幸せそうな表情をしていたらゴロゴロ音を発する事で、「にゃ〜!幸せにゃ〜!!」と表現しているのでしょう。たくさんゴロゴロ、言わせたくなってしまいますね!
ママ〜
子猫は、母猫とコミュニケーションを取る時、ゴロゴロ音を使います。生後2日〜1週間程度でゴロゴロ言えるように。授乳の時など、母猫に「元気だよ」と伝える役割があると言われています。
母猫もゴロゴロ言って、子猫に自分の存在を、伝えます。生まれたばかりの子猫はまだ目が開いていないので、ゴロゴロ音の振動で、コミュニケーションを取っているのです。うまく出来ていますね!
まとめ
今日のねこちゃんより:ぽんず / ♂ / 黒ブチ / 0kg
要求する時は、ゴロゴロ音に高い音が混じり、それが聞く人や動物に、緊急性を感じさせるようです。高いゴロゴロ音なのかは分からなくても、緊急性を感じるかどうかで、高い方のゴロゴロ音だと判断できます。猫の要求、なるべく早く、叶えてあげてくださいね!!