飼い主を操る猫の心理テクニックとは
猫との出会いは運命?それとも必然的?そう思わせるてしまう心理テクニックがあるのをご存知でしょうか?猫があなたの心の中に入り込んでしまうのは、実は猫に操られてるからなのかも知れません。猫があなたを虜にするテクニックをご紹介してみましょう!
1.飼い主を惹き付ける『ツァイガルニク効果』
これは、物事を中途半端にさせたままにして記憶を脳に残す現象です。猫が飼い主さんを惹き付けていたのは、この心理テクニックを用いているようです。
例えば、猫の好きなご飯やおもちゃを与えたとします。猫の反応はさほど悪くないけれど、ご飯を残したり遊ぶのを辞めたりされると気になってしまいますね。
これが未完全のまま記憶に残す作戦なのでしょう。「どうして?」「何で?」と飼い主さんは、惹き付けられてしまっているのです。猫は、飼い主さんが心配してくれるかどうかの愛情を確かめているのかも知れません。
2.飼い主の心を掴む『ダブルバインド効果』
これは、二つの矛盾が生み出す二重拘束なのです。言葉と態度があっていないので相手を混乱させてしまうのです。相手に2択の選択肢のどちらかを意図的に選ばせると言った方法です。
例えば猫が飼い主さんに甘えて来ましたが、触るとぷいっとされてしまう矛盾などもそうでしょう。甘えてきたけどそっぽを向くと言う行動は、精神を拘束させて洗脳してしまうようです。飼い主さんは猫の理解できない行動に、はまってしまうのでしょう。
3.放っておけなくさせる『アンダードッグ効果』
これは、相手に弱味を見せられて起こる現象です。
例えば、強がってる人の弱い部分を見ると「守ってあげたい」と思ってしまいませんか?このように、普段見せない弱い一面を見せられると自然にはまってしまう心理テクニックなのです。
これを猫バージョンにすると、知らない人の前では大人しくしていても、飼い主さんの前では態度がでかくなると言った感じでしょう。飼い主の前でしか、心を開いていない猫を見ると放っておけないと思ってしまいます。
4.ツンデレにはまるのは『ゲインロス効果』
これは、恋愛において必要と言われるテクニックで、プラスとマイナスの差の大きさが印象を与える効果です。つまり、ギャップがあるところに惹かれてしまうのでしょう。
仕事とプライベートに差があると、ギャップを感じてしまうと言う感じです。飼い主さんが操られてしまうのは、猫のツンデレな部分なのでしょう。クールに澄ましている時と、無邪気に遊んでいる時のギャップに「可愛すぎる」と思ってしまうのです。
5.あなただけよと『タッチング効果』
これは、相手に触れる事で距離感を縮めてしまう現象です。初対面の時に握手をする、好きな人の腕に手をかけたりなどの行為をすると、相手の気が緩んでしまうと言うテクニックなのです。
きっと猫は、この心理テクニックを使用しているのでしょう。人間は、ふかふかの柔らかいものが好きと言う心理をわかっているのです。飼い主さんに擦り寄ってきたり、膝の上に乗ってきて「大好きなのはあなたよ」と愛情を伝えて、飼い主さんのハートを掴んでしまうのでしょう。
まとめ
猫から学べる心理テクニックを紹介してみました。心理の世界は奥が深いですよね。人の気持ちを、上手くコントロールする心理テクニックが猫にもあるとすれば、進化しすぎているとしか言いようがありません。
猫が頭脳派と言われても仕方ないのかも知れません。実際のところは、猫に聞いて見ないとわかりませんが、猫に洗脳されてしまうのはそれだけの魅力があるからでしょうね。
もしもあなたが、猫にどっぷりはまっているようなら、操られた心理作戦なのかも知れませんね。