子猫用ドライフードを与える時期やメリット
子猫用ドライフードを与える時期
子猫の餌としてドライフードを始めるおすすめの時期は、生後1.5~2ヵ月頃です。子猫はこの時期に歯が生えそろうため、ドライフードを与えながらご飯を噛んで食べるということに少しずつ慣らしていきましょう。
ミルクから移行したばかりの時期は、まだ顎の力が弱く消化不良を起こしやすいので、ドライフードを硬いまま与えないようにします。水もしくはぬるま湯をドライフードがひたるまで入れて、ふやかしてから与えるようにしましょう。
ふやかしたドライフードを食べることに子猫が慣れてきたら、水かぬるま湯につける量や時間を減らして、少しずつ硬いドライフードに移行していきます。消化不良を起こして下痢になっていないかなど、子猫の様子をよく観察して、問題がなければそのまま続けていきましょう。
子猫用ドライフードを与えるメリット
子猫にドライフードを与えるメリット
- 猫の好みにあわせやすい
- 食べやすい大きさ
- 歯に汚れがつきにくい
- 賞味期限が長い
子猫用ドライフードには、上記の4つのメリットがあります。ドライフードは種類が豊富なので、子猫の好みにあわせて選ぶことができます。また、子猫の食べやすさに配慮して小さめの粒になっているのもおすすめポイントです。ドライフードはウェットタイプに比べて、歯につきにくく歯垢ケアがしやすいことも魅力といえるでしょう。
ドライフードは開封後の劣化が緩やかだという特徴もあり、徳用大容量パックも販売されているのでコストパフォーマンスもよさそうですね。
子猫用ドライフードの選び方
子猫用ドライフードには、子猫が1日に必要な栄養素が全て含まれている、いわゆる「主食」とされる総合栄養食を選ぶようにしましょう。子猫期は成長が著しく、成猫の3倍は栄養が必要だとされています。成長に合わせて「子猫用」や「成長期用」などと表記されたものを選び、バランスのとれた食事をさせたいですね。
原材料に穀物が多く使われているタイプのドライフードは避けましょう。猫はもともと穀物を食べない動物で、穀物のたんぱく質を上手く消化できません。穀物をまったく使っていないグレインフリーのドライフードも販売されていますので、原材料表示をよく確認して選んでください。
ドライフードの質にこだわっても、子猫が食べてくれなければ意味がありません。子猫の好みに合わせて、さまざまなタイプを試しながら選ぶのもおすすめです。
子猫用ドライフードのおすすめランキング 第10位まで!
【おすすめ第1位】ニュートロ ナチュラルチョイス キャット 室内猫用 キトン チキン
子猫には安全な材料が使われているドライフードを与えたいけれど、プレミアムキャットフードはお値段が高めだと感じている方におすすめなのが、ニュートロのナチュラルチョイスです。プレミアムフードと分類されている商品の中ではややお手頃な価格設定です。
チキンが主原料に使われており、美味しさにもこだわりが見られます。芯までふやけやすい粒設計で、子猫が初めて食べるのに適したドライフードです。製品はすべて自社工場で生産され、厳しい検査基準の中で原料の品質や安全性、均一性の確保がされています。
【おすすめ第2位】ロイヤルカナン 生後1~4ヵ月齢までの子猫用
おすすめ第2位は生後1~4ヵ月までの子猫に向けて作られた、ロイヤルカナンのドライフードです。ロイヤルカナンは南フランスの獣医師によって創立され、世界90カ国以上で展開する人気のグローバルメーカーで、市販されている商品の中では比較的安い価格で購入することができます。
子猫は生後4ヶ月までの間に急激に成長を遂げるため、多くのエネルギーを必要とします。ロイヤルカナンでは子猫の成長に合わせ、高エネルギーかつ消化の良いフードになるように作られています。
ドライフードの粒は超小粒で、子猫の歯と顎にあわせて大きさが設計されています。また、水分にふやけやすいという特徴もあり、ミルクから移行する離乳の時期に適したフードだといえます。
【おすすめ第3位】ヴィジョンズ イー・フィッシュ 子猫~成猫用
良質なたんぱく質が豊富に含まれているヴィジョンズのドライフードは、子猫から成猫まで幅広く与えることができます。血液の循環をスムーズにするDHA、EPAが豊富に含まれたアジを主原料にして作られています。
いつも新鮮なフードを届けられるよう、つくり置きをしないで生産しているのがヴィジョンズの特徴です。また、人口添加物である着色料や防腐剤、調味料などを一切使用していないことからも、安全へのこだわりが感じられます。子猫と成猫、どちらも飼われている方にもおすすめです。
【おすすめ第4位】ジウィピーク エアドライ
成長期の子猫には安全安心なドライフードを与えたい、という方におすすめなのが「ジウィのエアドライフード」です。主原料にはラム肉が使用され、塩や砂糖、穀物に豆類、芋類、増量剤が使用されていないこだわりのプレミアムキャットフードです。
エアドライフードというのは、生肉を加熱せずじっくりと低温で乾燥させ、生肉が持つ栄養と酵素をできる限り保たれるよう工夫されたフードをいいます。一般的な硬いドライフードとは違って、ジャーキーに近い見た目と食感です。フードの消化率は95%以上で、消化器官が未発達な子猫にぴったりの設計になっています。
【おすすめ第5位】オリジン キャット&キトゥン
オリジンの子猫用ドライフードには鶏や七面鳥、天然の魚、卵などの新鮮な食材が使われています。原材料は上記の動物性のものが90%、野菜と植物成分が10%で構成されており、様々な食材の組み合わせで、栄養が豊富に備わっています。
穀物不使用のグレインフリーで、安心して与えられるおすすめのプレミアムキャットフードです。
【おすすめ第6位】ロイヤルカナン 成長後期の子猫用
生後12ヵ月までの成長後期の子猫に適したドライフードです。急激な成長をする生後4ヵ月までの成長前期に比べて、生後4~12ヶ月の後期は成長がゆるやかになります。この時期は過剰なエネルギーを摂取してしまうと、脂肪細胞が増え成猫になったときに肥満になるリスクが高まります。
それらの子猫の成長の特徴やリスクに備えて設計されたロイヤルカナンの成長後期の子猫用は、子猫にとっておすすめのドライフードだといえるでしょう。
【おすすめ第7位】ピュリナ ワン 1歳までの子ねこ用
子猫用ドライフードのおすすめ、「ピュリナワンの1歳までの子ねこ用」は、主原料がチキンなので、穀物の使用を減らしたい飼い主に嬉しいフードです。栄養素には母乳にも含まれるDHAが配合されているので、子猫の健康維持と脳の発達をサポートしてくれます。
猫に好んで食べてもらえる工夫として、厳選された新鮮な肉を使用しているのが特徴です。薬局やホームセンターなどでも扱っているので、手軽に購入することができます。
【おすすめ第8位】ヒルズ サイエンス・ダイエット キトン 子猫用 チキン
有名なメーカーのひとつである、ヒルズのサイエンスダイエットシリーズの子猫用の商品です。ヒルズは世界初のペットフード療法食を作り、動物の健康や病気のことを考えたフードを展開しています。
おすすめのドライフード「子猫用 チキン」は、鶏と七面鳥が主原料となっており、DHAが豊富な魚油も配合することで、子猫の健康的な脳の発達をサポートします。うま味成分が配合されていて、嗜好性にもこだわって作られています。
【おすすめ第9位】シーバ デュオ 子ねこ用 香りのまぐろ味セレクション
子猫にも色々な味のドライフードを食べさせてあげたい、という方におすすめなのが「シーバのデュオ子ねこ用」です。こちらは4つの味がセットで販売されているので、子猫が食べ飽きてしまうことも少ないでしょう。
こちらのドライフードの最大の特徴は、粒の外側はカリカリと硬めで、内側がクリーム状に作られていることです。総合栄養食ですが、嗜好性も高く、おやつとしても人気があるようです。20gずつ個包装されているので、いつでも開けたての新鮮なフードを与えることができます。
【おすすめ第10位】コンボ キャット 子ねこ用 ミルクチップ添え
おすすめ第10位は、日本ペットフードの「コンボ子猫用総合栄養食のドライフード」です。薄型の小粒で、子猫が小さな顎と歯でも食べやすいように作られています。味はかつお味とマグロ味の2種類で、魚のすり身とミルクで作られたやわらかなミルクチップが入っているのが特徴です。
120gずつ袋に個装されているので、いつでも開けたてのドライフードを与えることができます。また、35gの食べきりサイズで個装され4連になったタイプもあり、持ち運びやすいのでお出かけにもおすすめです。
まとめ
子猫のドライフードにはたくさんの種類があり、特徴もさまざまです。子猫のドライフードおすすめランキングでは、材料のこだわりと価格のバランスの取れた商品をご紹介しました。
餌の選び方のポイントは、飼っている子猫にどのようなドライフードが適しているかを見極めることです。子猫が好んで食べてくれることはもちろん、成長を支えるために必要な栄養素が入っていることが大切だといえます。子猫のために、飼い主が納得したドライフードを選んであげるようにしましょう。