猫ちゃんを褒める事の大切さ
猫ちゃんの習性上、飼い主さんのことは日頃の生活からしっかりと観察しています。大好きな飼い主さんであればこそ、猫ちゃんは飼い主さんの感情にも反応します。
「どうせ猫には言葉なんて分かるわけない」と思わずにぜひ「褒める」を使いこなしてみて下さい。言葉に出してきちんろ愛猫を褒めることは猫ちゃんの存在をしっかりと認めることを意味し、猫ちゃん自身も喜んだり自信をつけたりしてくれます。
それは愛猫とのコミュニケーションの中でとても大切です。
猫を褒めるタイミング
飼い主さんにとってやってくれて嬉しいと思うことにはどんどん褒めてあげて下さい。猫ちゃんも褒められると「これはいいことなんだな」と理解し、もっと繰り返して同じ行動をとろうとしてくれます。
呼びかけに応えた
飼い主さんからの呼びかけに応えくれたときは、飼い主さんも喜んでしまいたくなります。特にいつも静かで鳴かない子ならなおさらです。そのような場面では「応えてくれてありがとうね」と声かけて下さい。
飼い主さんを起こした
朝、飼い主さんのことをポンポンと起こしてくれる猫ちゃんもいます。しない子もいますがもしする子であれば最高の朝の目覚めですね。そんな時はありがとうと声をかけて褒めてあげるといいかもしれません。猫が起こしてくる時は飼い主に起きて欲しいというメッセージでもありますが、他にも「お腹すいた」「遊んで欲しい」などのメッセージかもしれません。
ご飯をもりもり食べ完食した
猫ちゃんがもりもりとご飯を食べている風景は飼い主さんにとっても癒され、思わず見入ってしまう魅力があります。ご飯を食べるということは食欲があり、元気いっぱいの証拠でもあります。グルメな猫ちゃんが、ぺろりと食べ終わった時には「お粗末様でした」と褒めてあげて下さい。
膝の上に乗ってきた
とことこ歩いてきて飼い主さんの膝の上に乗ってきた猫ちゃんは優しく褒めてあげてください。じーんと温かい感じが膝から伝わり、飼い主さんにとっても幸せな気分かと思います。可愛く甘えてきたのですから、その行動は評価してあげてください。
正しい場所で爪研ぎをしてくれた
猫ちゃんを飼うとよく、家具に爪研ぎをされてしまい泣きたくなる飼い主さんの経験談を聞くことがあります。困った出来事ですが爪研ぎは猫ちゃんにとって必要不可欠な習性でもあります。
叱る前に飼い主としてどうすれば良いか見定めすぐに行動して下さい。正しい場所にきらさないように爪研ぎを用意してあげることがとても大切です。正しい場所で爪研ぎできた愛猫にはたっぷりと褒めてあげて下さい。
猫ちゃんの褒め方
猫ちゃんにとって分かりやすい褒め方をしてあげることが何よりも大切です。優しい笑顔で微笑みかけながら声かけして下さい。その際なるべく少ない単語で褒めるようにすると猫ちゃんにも伝わりやすくなります。
猫ちゃんはとても賢いので飼い主さんが繰り返し使う言葉を覚えたり理解したりすることができます。しかし多くの言葉を使ってしまうと容量をオーバーしてしまい、猫ちゃんには伝わらなくなります。
①してほしいことをしたら「すぐほめる」
猫ちゃんにしてほしいことをしてくれたらすぐに褒めることは重要です。時間がたってからでは猫ちゃんには残念ながら理解できません。何の事で褒められているのか分からなくなるのです。
②それぞれの好みで褒める
スキンシップが好きな猫ちゃんなら「なでなで」食いしん坊な子なら「おやつを与える」などそれぞれの性格に合わせて褒めてあげてください。褒める効果が倍増しますので、より気持ちが伝わりやすくなります。おやつを与える時は与えすぎないように量に注意しましょうね。
③おもちゃで一緒に遊ぶ
普段なかなか一緒になって遊べなくても、いいことをしてくれたときは褒めてください。猫ちゃんにとってはやはり「遊び」は大切で大好きなものです。積極的に誘ってあげてください。
まとめ
猫ちゃんを「褒める」ことによってしつけにもつながり飼い主さんとの生活が円滑になります。
上手く褒めると叱るを使いこなし、猫ちゃんにゆっくりとやっていいこととだめなことを理解させてあげて下さい。猫ちゃんは基本的に賢い生き物なので根気強く続ければ理解してくれます。