猫の性格に合わせて付き合おう!
猫と上手に付き合うため、性格に合わせた接し方をしましょう。
1.たくさん遊ぶ
猫のタイプ→やんちゃ猫、子猫
やんちゃな猫や子猫はとにかく一緒に遊んであげましょう。遊ぶことで体力の発散が必要ですし、飼い主さんとの絆作りにも一役買ってくれます。キャットタワーは必須アイテムと言えるでしょう。
猫は上下運動を好む傾向があるからです。やんちゃな成猫には、2メートル程度の高さがあるものでもOKでしょう。
子猫にはあまり高さのあるキャットタワーは避け、ケガしない程度の高さの物にしてあげてください。
2.強い刺激を与えない
猫のタイプ→臆病、警戒心が強い
臆病な猫や警戒心が強い猫の場合、大きな音や来客などがストレスになります。生活音がしてしまうのは仕方のないことですが、なるべく大きな音を立てないように、注意してあげましょう。
来客も、頻繁だとストレスになってしまうので、なるべく控えた方が良いでしょう。
また、来客が来たときに会わせようと隠れている猫を引っ張りだしたり、追いかけ回したりするのは絶対に止めてください。飼い主さんに不信感を持ってしまう可能性があります。
隠れていたら猫が自ら出てくるまで、そっとしておいてあげましょう。
3.猫から寄ってきたら可愛がる
猫のタイプ→自立している、ツンデレ
自立している猫やツンデレタイプの場合、こちらから構うと逃げてしまうことがあります。そこが魅力でもあるのですが、その分猫から近寄ってきたときは思う存分可愛がりましょう。
猫と急接近できる貴重なチャンスを逃さないようご注意ください。ただ調子に乗っていると、構われることに満足した猫が突如として豹変し、攻撃を仕掛けてくることがあります。
猫の毒牙にかからないよう猫の様子を良く観察して、イライラしている様子が見えたら即座に構うのを止めましょう。
猫のイライラサインは、しっぽをバタバタと振ったり耳を伏せたり、甘噛みしたりなどです。飼い主さんの身の安全を守るためにも、見逃さないようにしてくださいね。
4.ベタベタしすぎない
猫のタイプ→甘えん坊、自立タイプ
甘えん坊と自立タイプの猫は正反対の性格ですが、どちらもベタベタしすぎないように接しましょう。
甘えん坊の猫はベタベタしすぎると飼い主さんへの依存が増し、「分離不安症」(飼い主さんがいないと不安を感じて問題行動を起こしてしまう症状)になる可能性があります。
自立している猫は、ベタベタされるのを好まない場合が多いので、しつこく絡んでいくと嫌われてしまうかもしれません。
全タイプの猫に言えることですが、猫と仲が良いのは良いものの、あまりに距離が近すぎるといろいろと問題が出てくる場合もあります。節度を持って接するように注意してください。
5.嫌がることをしない
猫のタイプ→全タイプ
猫と付き合う場合の基本です。猫が嫌がるようなことはしないように、注意しましょう。これは対人間でも同じですね。
猫が嫌がることとは、触ってほしくない場所(お腹やしっぽなど)を触る、しつこく構う、無理強いするなどです。その猫によっても嫌がることが違いますので見極めてあげてください。
6.窓から外が見えるようにする
猫のタイプ→気ままタイプ
気ままなタイプの猫(全部の猫がそうじゃないか、という話もありますが)の場合、窓から外を眺められるようにしてあげると良いでしょう。
好きなときに外の景色を眺めて昼寝をして、快適に過ごせる場所を、用意してあげましょう。寝心地の良いベッドを窓際に置いてあげても良いですね。ご近所の人気猫になりそうです!
7.スキンシップ
猫のタイプ→基本的には全性格
適度なスキンシップは、どの性格の猫にも大切です。過去のトラウマがあって、人に対して恐怖心がある猫の場合はこの通りではありませんが、どんな猫でも基本的には、ある程度飼い主さんとのスキンシップが必要不可欠です。
単独行動を好むと思われていますが、時には飼い主さんとの触れ合いを求めます。その猫に合わせて適度にスキンシップしてあげてください。
ブラッシングもスキンシップに入ります。抜け毛を取り除きつつ、猫の体に触れて絆を深めましょう。スキンシップする際は、一緒に声かけをするとより良いです。また、体に異常がないかも同時に確かめましょう。
まとめ
猫の性格別接し方、全部はご紹介できませんが、ご参考になれば嬉しいです!猫とどう接すれば良いか、いろいろ試してみると段々と分かってくるでしょう。
猫の性格を知るのも楽しいです。ぜひお宅の猫を観察して、いろいろな面を見つけてあげてくださいね!