猫が水周りを好む心理
猫は水に濡れるのが嫌いなはずですが、何故か水周りに集まって来ますよね。水が苦手な猫が水周りを好むのはどんな心理があるのか紹介していきましょう。
1 流れる水に興味がある
水道から水がでてくると、不思議そうな顔をして見つめていませんか?「どうして水が出てくるのだろう」「水がキラキラしている」などと、興味が湧くようですね。
猫は好奇心が旺盛で動くものが好きな動物です。
なので興味本意から、キッチンの蛇口から水がでると手で触ってみたり、トイレのを流したら蛇口から流れる水に触ってみたりするのでしょう。
2 新鮮な水が飲みたい
いつでも新鮮な水を飲みたがる猫もいます。水を用意していても、一度口をつけると飲まない、においを感じる、他の猫と器が同じを嫌がる、などから飲まなくなります。
一度、新鮮な水の味を知ってしまうと、水道から流れる水を好むのでしょう。
猫は蛇口から水を飲む習性はありませんが、独自で覚えていくようです。
3 暑い時は体を冷やしたい
猫が、お風呂場や洗面台の中で休んでいることがあります。水に濡れるのは嫌いなのに、水が出るそばで落ち着いてしまうのはどうしてでしょう。
暑いと感じたら、冷たい場所に行きたくなるのは猫も同じなようですね。猫は水周りが涼しい場所と言うのを知っているからでしょう。
4 寒いから風呂場に行こう
飼い主がお風呂から上がると、順番待ちしてたようにお風呂に入っていきます。
冬場は、猫もお風呂場が暖かくてぬくもれるようです。流石に猫は、お風呂に入っている時は怖くて近寄りませんが、水が止まると喜んで入ってきます。
5 水がある所は貴重
猫にとって水は、濡れたくないものでもあり、貴重なものになるようです。猫が砂漠で暮らしてた頃は、水分補給をしたくてもできない環境でした。
水分を摂取できなくてもよい体へと進化したそうです。
また、昼と夜の気温差の激しい中で耐えてきました。体が濡れると夜を越せない、しかし日中は暑くてきつい環境から、水への執着心が強いのでしょう。
6 水で遊ぶのが好き
全ての猫が水が嫌いではありません。水が好きと言われる猫がいます。ターキッシュバン、ベンガル、メイクーン、アビシニアンなどの猫種は、水が好きな猫だそうです。
自分から水に顔をつけたり、シャワーに濡れても平気な猫もいるそうです。
水を見ると手を出して遊びたくなるのでしょう。濡れても平気な猫は、お風呂にいれても嫌がらないのかも知れませんね。
7 怖い経験をしていない
猫が水周りに集まるのは、水が怖いと思っていないようです。
猫が、水に嫌な思い出がないからなのでしょう。お風呂場や洗濯機に、滑って落ちて怖い経験をしていたら、近寄ろうとしないこともあります。
猫の中で深く心に残る記憶がないからかも知れません。
8 水の温度にこだわりがある
猫にも好きな温度があるのでしょう。きんきんに冷えた水やぬるま湯や水道水と好みの温度や味があるようです。
喉が渇いた時に、ぽたぽた落ちる水を舐めたがる猫もいれば、お風呂場のぬるま湯を飲みたがる猫がいるということでしょう。
まとめ
濡れるのが嫌いな猫が、水周りに集まる心理をあげてみました。
猫は水に濡れるのは嫌いだけど、美味しい水を飲みたい、冷たい場所で涼みたいなどの理由から水周りに集まるようです。
私が飼っている猫も、蛇口から水が出ると嬉しそうに寄ってきて水を飲みたがります。
遊びたくなるのは、流れる水に狩猟本能が出てしまうのでしょうか?お風呂の経験がない猫は、濡れる事に嫌な思い出がなく、平気な態度で温もっています。
猫が水周りに集まるのは、猫それぞれ水に対する気持ちが違うようですね。