猫と人が理解を深めるには
1.食べ物に好き嫌いがある
人も猫も食べ物に好き嫌いがあるのです。食べ物は、猫用の物を中心に与えてあげましょう。
人間が食べる物を欲しがる場合でも、猫の体のことを考えて与えない方が良いでしょう。
猫用の食事にも、人が見るとどれも同じと思いがちですが、好みの味や食感があるのです。猫の気持ちを考えてあげるのが大切です。
2.猫は濡れるのが嫌い
猫は水に濡れるのが嫌いです。
人と同じようにお風呂に入らなくても、自分で舐めて綺麗にできると思ってあげましょう。
猫と人の身だしなみや、お手入れの方法は違うことを理解しておきましょう。
猫が自分では届かない部分もあるので、ふいてあげるなどすると感謝されると思います。
3.粗相しても怒らない
猫がトレイ以外での粗相をしたときに、イライラしてしまうかも知れませんが、怒らないであげましょう。猫が粗相をする原因は、必ずあります。
猫を叱る前に、トイレの配置や掃除やストレスなど感じていることがないかを確認してみましょう。
また、トイレの後始末に舐める仕草にも、「猫は綺麗好きな動物」という気持ちで接してあげましょう。
4.猫のテリトリーは家の中だけ
猫が落ち着ける場所は、家の中になるのです。猫のテリトリーは家の中だけで十分なのです。
猫は、異性を求めて外に出る、食べ物に困って歩き回る、敵に襲われるなど、よっぽどの事態にならないと外に出たがりません。
猫は、住み慣れた家の中が何よりも安心できる幸せな場所なのです。
猫と人の価値観の違い
猫と人の価値観
最初に、猫と人の価値観は違うということを理解しましょう。人間同士でも、価値観が違うと思うことがありますよね。
猫と人だと、価値観の違いの多さが目立つために、一緒に生活するとイライラしたり、怒ってしまったりすることになるのです。
猫と人の価値観の違いを、理解していくことが大切になるのです。
猫と人の価値観の違い
·食生活
·身だしなみ
·トイレ
·遊び方
わけてみるとこんな感じでしょう。猫と人が求める生活習慣の違いや、こうでなければ嫌だ!と思うことがあるのです。
食生活の価値観
人が食べてる物に猫は興味を持ちますが、必ずしも人間の食べ物を好むという訳ではありません。
人が食べて美味しいと思う食べ物と、猫が食べて美味しいと思う食べ物は違うと言うことです。
身だしなみの価値観
人は綺麗に見られたい、かっこよく見られたいと思いますが、猫にとって容姿は気になりません。人は美容院で髪の毛を整えたり、お風呂に入って体を清潔にしたりします。
猫は、自分で体を舐めて綺麗に整えます。猫の体を清潔にしようとお風呂に入れたりシャンプーをしたりするのは、猫には意味がわかりません。
猫は人間がお風呂に入ると、匂いが変わることが理解できないのです。
トイレの価値観
人と猫のトイレの仕方は違います。
猫はトイレの後に、後始末にお尻を舐めて綺麗にします。当たり前ですが、人はトイレの後に自分で舐めることはしません。
また、猫が粗相をすることがありますが、人はトイレ以外での排泄はしませんよね。人は猫の舐める仕草を嫌がり、粗相する猫を叱ってしまうのです。
遊び方の価値観
人は休日に友達と会ったり、景色の良いところなどに出かけたりして気分転換をします。
反対に猫は、外に出るのは滅多なときだけにしてほしいのです。
家の中にいるのが好きな猫と、買物やランチなどを楽しみたいと思う、人との価値観の違いなのです。
猫が喜ぶだろうと、外出させるのはいい迷惑になるようです。
まとめ
猫と人の価値観の違いについて、理解できない部分も理解し、尊重し合えると上手くいくと思います。
お互いに、感情も豊かな生き物なので、飼い主さんの感情が猫にもわかってしまいます。
イライラしたりすると猫にも伝わります。価値観が違うもの同士が上手くいくには、「理由があってやっていることだ」と寛大な気持ちになることかも知れませんね。