猫に使うとき注意したい5つの暖房!
寒い季節になれば、暖房器具は必須ですよね。猫の先祖は北アフリカのリビア砂漠出身ですから、寒さには弱いと言われています。
猫も震えたり、体を丸めて眠っていたりすると「寒いというサイン」ですので、部屋を暖かくするなどの対策をしてあげましょう。
しかし、暖房器具を使うときに気をつけなくてはいけないのが、猫のヤケドや焦げです。ここでは、お部屋で暖房を使うときの注意点についてご紹介させていただきます。
1.エアコン
エアコンは寒い季節になると、部屋の温度を上昇させてあげるために必須とも言えるアイテムです。猫は年齢や環境にもよりますが、26℃前後、湿度が40〜70%くらいが最も過ごしやすいと言われています。
しかし、夏場はもちろん環境によっては冬場でも気をつけなくてはいけないのが熱中症!です。焦げまではしませんが、猫は部屋ごとに寒暖差が激しいと、体調を崩してしまったり、熱すぎるとぐったりとしたりして「脱水や熱中症」になってしまうこともあります。適温を守り、猫の快適に過ごせる温度を維持してあげましょう。
またエアコンをつける季節には、飼い主さんが外出するときにも、室温が下がってしまわないようにつけっぱなしにしてあげるようにしてくださいね。
2.こたつ
「猫はこたつで丸くなる〜♪」という歌もありますが、猫は本当に暖かい所が大好きです。
近年では、ペットこたつと呼ばれるペット専用サイズのこたつも販売されていますが、こちらも「熱中症」や「焦げ」に注意しなくてはいけません。
猫は空気がこもりがちな高温のこたつで何時間も過ごしていると、体の一部をヤケドしてしまうこともあります。長時間の使用をしているときや、猫が寝ているときには換気してあげるなど、工夫をしてくださいね。
3.足元ヒーター
猫の焦げの中でも、特に気をつけなくてはいけないのが「足元ヒーター」です。足元ヒーターは自分の足元を暖めるためのヒーターですが、椅子の前、そして机の下に設置することが多いので死角になりやすいですよね。
そして知らない間に猫が足元で暖を取っていると、いつの間にか「尻尾が焦げてジリジリになってしまった」なんてことも起こってしまいます。ヤケドはもちろん、火災などの事故の原因にもなってしまいますので、十分気をつけて使用するようにしてください。
4.ガスストーブ
ガスストーブは風を嫌がる猫にとって、近づかないイメージがありますが、気が付かずに間近に座ってしまっていると焦げてヤケドをしてしまうこともあります。
また、ストーブはこの時期毎日使うものですが、ロックをかけておかなくては猫が飛び乗ったときに誤操作で電源が入ってしまうこともあります。
火災の原因にもなってしまいますので、ロックをかけるなど十分配慮するようにしてくださいね。
5.湯たんぽ
湯たんぽは保温性もあって、お布団に置いておけば猫もくっついて眠ってくれますよね。しかし、猫に使う場合は湯たんぽをきちんと毛布やタオルなどにくるんで使ってあげましょう。
猫に直接当たる状態で使用してしまうと、焦げまではしませんが、部分ヤケドをしてしまいます。使うときには温度をぬるくしたり、くるんだりするなど、工夫をするようにしてください。
まとめ
寒い季節には、エアコンやストーブなどの「暖房器具」を使いますよね。しかし、そんなときには猫のヤケドなどの焦げや熱中症、そして火災などの事故には十分注意をしなくてはいけません。暖房器具を使うときには、飼い主さんが安全かどうかを確かめつつ、使用するようにしてくださいね。