猫を取り巻くロンドンの環境
猫を取り巻くロンドンの環境、こんな感じみたいです。
猫OKな賃貸物件は?
まずは気になる猫と住める場所から。ペットが飼える物件はありますが、ダメなところもあります。
物件情報にペット可か不可か載っていないことも多いので、気になる物件があったら、問い合わせてみると良いでしょう。地道な作業ですが、意外と良い物件が見つかることもあるようです。
新築物件は、残念ながらペット可のところはないかもしれません。ロンドンの物件は、空きが出るとすぐに決まってしまう傾向があるので、気になるところを見つけたら、即連絡して内見の予約を取ると良いでしょう。
また、ペット可の場合は家賃が上乗せされているので、値引き交渉をしてみるのもオススメです。結構引いてもらえることもあるようですよ。ペットの履歴書や推薦状などを用意しておくと、いろいろと交渉しやすいことがあるので、事前に準備しておくと良いでしょう。
猫への寄付活動が活発
ロンドンのあるイギリスは、寄付活動が活発な国です。そのため、歴史ある動物保護団体の一つである、キャッツプロテクションへの2015年の寄付金は、80億円近いということです。すごいですね。
ロンドンにはあまり野良猫がいません。でも、全くいない訳でもありません。保護の体制が整っているので、もし野良猫がいたり飼えなくなったりした場合は、保護してもらえる可能性が高いです。
動物に関する法律が多い
日本には動物に関する法律は2つですが、ロンドン(イギリス)は基本的なもの、ペットショップ、ペットホテルなどに関連するものがあります。数が多いので良いという訳ではありませんが、何となく良い印象を受けます。でも、必ずしも日本の法律が不十分だという訳でもありません。
法律で定められていてもその抜け穴をかいくぐり、猫に無理な繁殖をさせる悪徳業者もいますので、法律が多いからと言って猫が確実に守られているとも言えないのが現状です。
猫カフェ、あり!
ロンドンにはまだまだ少ないものの、猫カフェが存在します。猫の癒しを求めるのは、世界共通のよう。ロンドン発の猫カフェは、2014年にオープンしたLady Dinah’s Cat Emporiumです。オープン当初はなかなか予約が取れず、入店が難しかったようですが、近頃は落ち着いて当初よりは入りやすくなっているよう。
他にも何件かあるようなので、コンプリートするのも良いですね。それぞれのお店で雰囲気や価格が異なりますので、お好みに合った猫カフェを訪れても。
またロンドンと言えば「パブ」のイメージが強いですが、猫がいるパブ、「猫パブ」も人気です。猫パブと言っても猫カフェのように、猫がたくさんいるパブではありませんが、お酒を飲みながらそこにいる看板猫と触れ合える、素敵な場所です。猫好きには、たまらない空間ですね。
ペットショップに猫はほぼいない
ロンドン(イギリス)で猫を店頭販売するのは、許可を得れば可能です。ペットショップで猫を販売することは禁止されてはいないものの、店側が自ら自粛することが多く、ほぼ見られません。イギリス人は猫や犬が販売されていると、不快に思う人が多いためです。
もし店頭で販売する場合でも、日本のように不特定多数の目に止まるようにはしません。家族として迎える意思のある人だけ、猫に会えるようになっています。でも、猫がペットショップで販売されているのは本当に稀なので、猫を飼いたかったら保護団体から迎えるか、ブリーダーから直接購入するのが普通です。
有名猫多し!
ロンドンは、有名猫率が高いです。まず、首相官邸ネズミ捕獲長として正式に雇用されている猫がいます。捕獲長のラリー、ハンフリーなどがいます。映画になったボブもいますし、伝説のバンドクイーンの楽曲になったデライラも。なぜか有名猫を数多く排出している、ロンドンなのでした。
ペットの主流は犬
ロンドン(イギリス)では、ペットと言えば「犬」というケースが多いよう。もちろん猫用のフードやグッズなども販売されていますが、犬用のものの方がお店には多く置いてあるようです。ですが、猫カフェが人気なこともあり、徐々に猫も犬のような地位に上り詰めていくかもしれません。
まとめ
環境が整っているので、ロンドンで猫を飼うのは、そこまで大変ではなさそうです。物件探しには少々、手間がかかるかもしれませんが。
猫を保護する意識が高いので、猫にとっては住みやすい環境と言えるのではないでしょうか?
可愛い愛猫と一緒にロンドンに住めたら、どんなに良いでしょうか。夢のような楽しい暮らしが、送れるかもしれません。